2013年12月26日木曜日

Internet Explorerの自動更新はOffに

最近、インターネットを利用していて気付いたのだが、言語バーの入力モードが半角Aになったまま日本語入力が出来ない状態が頻発していた。
ブログを起動させるとWebエラーメッセージが表示される。
なんて書いて有るか分からないのでその文言を切り取り、ワードパッドに貼り付けて自動翻訳を試みた。
「ERROR:Possible problem with your *.gwt.xml module file.
The compile time user.agent(ie9)does not match the runtime user.agent value(ie10).Expect more errors.」
[エラー:あなたの* gwt.xmlモジュールファイルに問題がある可能性。
コンパイル時のuser.agent(IE9)は(IE10)。より多くのエラーを期待ランタイムuser.agent値と一致しません。]
翻訳はされたが意味不明、理解全く不能。

しかし、江戸時代の人達を考えれば曲がりなりにも英語の勉強は受けた昭和の人間である。まあ能力は江戸時代の人に劣るとも、勝らないレベルだが。
何と無く理解出来たことは、インターネットの現バージョンがブログを作成した当時のものと違いますよ、コンパイル=コンピュータ上の言語変換、agent=仲介。
IEが最新過ぎますよ、とコメントしてくれたと理解しインターネットのヘルプを開いてバージョンを確認。
何と、何時の間にやらIE11となっている。
自動更新にチェックが付いているため、どんどん更新していた様だ。

そこでIE11を元に戻すべく、コントロールパネルから「プログラムと機能」を開き、「インストールされた更新プログラム」で憎きIE11を見付け、アンインストールをし、続いてIE10も削除し、IE9の旧バージョンに戻して見た。
どうやら言語バーも前の状態になり、エラー表示も出なくなった。

何でもかんでも更新プログラムをインストールすれば良い訳では無いらしい。
OSのレベルに合うバージョンで対処しないと結構使いづらい事になってしまう。
時恰も、igoogleのサービス期限が来て他のサイトを探している内にこんな状態になってしまった。


2013年12月13日金曜日

芸人政治家もどきに迷わされる選挙民

都知事がお金の問題で苦境に立たされている。
庶民感覚からすれば、5千万円からの大金を無利息、期限なしで収入印紙も貼られていない紙ぺっら1枚を、借用書と言って振りかざしても誰が信用するだろうか。
政治献金であったことは間違いない。
発覚した時点で事実として認め、記載漏れかなんかにすればこれ程にはならなかったのではと思う。策士策に溺れた感がある。
政治評論家などと称して、政治を斜めに切り込んでは論評する姿勢は仮の姿で、内実は野心の塊で、権力志向の強い人だったのかもしれない。
都民は仮の姿に惑わされて投票してしまったのだ。

M、此れもテレビの中の仮の姿に拍手喝さいをして居たに過ぎない。
不肖の倅が問題ではない。
その対応が余りに身勝手な発言で、視聴者は真の姿に気づかされたのだ。

又ゾロ出て来たのがH議員だ。
維新の会との方向が合わなくなった、長老支配に疑問がある、とか何とか言って辞職願を出した。
都知事が時間の問題と、読んでの行動であることは間違いない。
ハイエナのような男だ。

こうした一連の現象は、テレビに露出するかどうかで起きるような気がする。
タレント知事がテレビで発言し、セールスをすると県が目立ち、知事も何かと話題にされる。
任期途中で鞍替えされる県民こそ馬鹿を見る事になる。

千葉県のM知事なども、TBSラジオに出まくって県のPRと自己PRしている。
此れでは毎週の様にラジオを通して選挙活動をしている、と言わざるを得ない。

最たるものは、大阪である。
大阪都構想を叫んで府知事になると、府内の都市連合を作るとか言って、途中で市長に鞍替えし内部から作り変えさせようと目論んでいる。
これなどもスタートはテレビの出演者として目立ち、その虚像に投票したに過ぎない。
大阪は、昔、ノックなどと言う訳の分らないのを参議員にしたり知事にしたりして、挙句の果てに選挙運動中に宣伝カーの中で女性運動員に猥褻な事をしたとして辞任した。

テレビも、新聞も、週刊誌も人が作るもので、多分に主観が入り込み、人気取り番組になりがちである事は否めない。
人気がある番組だからと言って、そこに出演している人が、役者の真の姿を体現している訳では無く、演じているに過ぎない事に気づくべきであろうし、その様に観て居なければならないのだと思う。
嘘なのだと。

こう見て来ると、日本は洒落で選挙をする民なのか、と疑わざるを得ない。
片や一票の格差を問題にして、選挙を無効と叫んでいる。
愚民選挙に等しい選挙結果に時間と労力と税金を使って裁判に持ち込むより、選挙がどうあるべきなのかを論じたい。
テレビ出演をした人の立候補は、何年間禁止するとか、タレント政治家はテレビのバライテェに出演させない事、などなどを検討すべきと思うが、痴呆爺さんの妄言か。




2013年12月6日金曜日

パソコンは持っていないが講座は受ける

とう言う人が何人かいる。
初心者講座にも、三郷公民館IT講座受講者にもいた。
取り敢えず習ってみて、出来るようなら購入して使うか、との考えなのだろう。
だから、講座で2・3時間習って家に帰り、翌日全く白紙となって出て来る。
家に帰って復習すると言う過程が無いため、何時まで経っても初心の域を出ない。
これはサポートする側も大変であるし、習っている人も内容が進んで行くから追いついて来られない。

パソコン講座の方法として持ち込み講習と言う方法が有り、我々の講座でも取り入れている。
この方法の難点は、パソコンにバラつきが有りバージョンが違うと画面表示が違う。
セキュリティも不完全なものが多い。
また、我々もそれ程のエキスパートでないため、設定を弄り回すのも不慣れである。
しかしそうした講座を始めて4・5年が経過し、フリーソフトをインストールして貰ったり、セキュリティソフトを更新して貰ってどうやら無難に進捗している。

そこで考えたのが、初心者講座なども最初から持参方式にすれば予習復習が出来る人が受講し、上達が早くなると思う。
かなり微に入り細に入り、設定を使いやすい様に出来るのではないかと思う。
公のパソコンではCDデッキが略されていたり、Vista以降2世代も遅れていながら更新出来ず、時代遅れの講座を余儀なくされても使い続けなければならない。
持参パソコンならバージョンアップが自由であり、現世代に有った使い方が出来る。
ただ、Xpパソコンの様にMicrosoftのサポートが打ち切られ、そのパソコンがすんなりWindows7にバージョンアップ出来ない事態は避けられないが。

だからと言って、公のパソコンの様に、硬直した使い方をしなくても済むような気がする。
この辺りがパソコン講座の曲がり角かも知れない。
平成26年度の初心者募集では、真剣に討議して方向を定めたいと思う。
昨年並み、と言う前例踏襲は進化の激しいIT環境にそぐわないものである。
スマートホーンやタブレットが主流となって使われているのに、旧態依然としパソコン講座は考え直す時期に来ている。

2013年12月1日日曜日

安物パソコンは自己責任

これはP21の店主?の言である。
面白い人だ。
比較的近所だが、急ぎの調達以外この店に来たことが無い。
第一、ここの店員は総じてブッキラボーで、印象が良くない事も原因である。
しかし、よくよく話をすると面白い人で、パソコンを語らせるとかなりの薀蓄が有る。
客の言い分を遮り「まあお客さん、私の言う事を聞いてください」と喋らせない。
口調がベランメイ調で話す。
これじゃお客が面食らってしまう。

朝、血圧の測定値を入力して居たら、突然電源が切れ画面が真っ暗になる。
ブレーカーのヒューズでも切れたのかなと、コンセントを差し替えても起動しない。
やれやれお前もかよVistaパソコンめと、恨みがましく呟くが、この時点でデータの復元はほぼ諦めた。
が、長年入力して来た血圧測定値だけは惜しい気がしてならない。
それもここ数日のものが入っているので、なお更のことだ。
他のファイルは、定期的にDVDにバックアップを取って有ったので多少は救える。
またまたk’sに持ち込むか、購入先のコジマにするか決心がつかなまま今日まで来てしまった。

「電源が切れて起動しないのは直りますかね」
「お客さん、電源が切れると言ってもいろいろありますよ。スィッチは点灯するが起動しない、起動するがループして初期画面にならない、全く電源が入力出来ない・・・」
まあ御託を並べる店主?だと呆れたが、言われてみればその通りで、熱が有るから治りますかと、医者に聴きに行くの同じ事だ。
「こうした話は結構持ち込まれるんですよ。中を開けて見なければ何とも言えませんが、見て見ましょうか」
「そうしてくれる」
「ただネ、お客さんによっては、弄り回している内になお酷くなってしまって、怒られる事が有るんですよ」
「大丈夫、もうデータは半ば諦めているから」
「バックアップは取ってありますか」
「それ程のデータは無いから、特に自動バックアップはしていなかった」
「お客さんは少しパソコンを知っているから断って置きますが、この手のパソコンは形に拘って、熱冷却に難が有るのが欠点です」

それから滔々と喋り捲っり、パソコンメーカーは過当競争で品質を落として売っているため、故障が発生すればコスト的に修理に手が回らない現状だとか、コスト競争に明け暮れている経営方針とパソコンメーカーのサポート体制の不備を論って止まない。
話しながら器用に裏蓋のネジを外してゆき、爪を隙間に入れて裏蓋を取り外した。
「この作業で爪を何度剥がしたか、でも直せなければ料金は頂けないですからね」
「いや、診断料は払うよ」
「貰えませんよ、直して何ぼですから。これがハードデスクです。これを外して専用のケースに入れてここのパソコンで見て見ますよ」
「そのケースは幾らします」
「これは800円です」と接続して店のパソコンに接続したら中が見える。
「ハードデスクに問題が無いとすると、電源キットかマザーボードかもしれないね」
「その交換は幾らぐらい掛かる」
「マザーボードで4万円程度かね」

結局、マザーボードにショートしたような変色が有り、そこが原因と突き止めたがそっくり交換しなければならない。
K`sでも同じような事を言われた。
基盤を交換しなければならないので4・5万円位掛かると。
部品の保存期間が後3年で終わるから、それまでの物に過ぎないから勿体ないですよ。と言われ修理を諦めた。
パソコンも同じだ、Vistaの寿命は2017年4月までのサポートであるから後4年である。

ケース代800円と手間賃入れて1,000円払って引き上げ、抜き出したハードデスクをケースに着装してWindows7で覗くことにする。
パーティションが3分割されており、血圧測定値ファイルが何処に保存されてあるか見当がつかない。
片っ端から開いて見る。
見慣れたホルダー「Y-KONDOU」を探し出し、それを順次開いて行くと血圧測定値ファイルが鎮座している。
残っていたが、不思議な事に先月分と此処数日のデータが記録されていない。
確かに保存して置いたのだがと、パソコンの不思議さに首を傾げるのみであるが、取り敢えずファイルを引き出しUSBに移し替える。

そこから元に戻った積りだったが、何処かで手順が抜けてしまっていたのかケースのハードデスクが閉じない。
ランプが点いたままになっており、「安全に外せる」と言うコメントが出ないのだ。
「使用しているプログラムが有る」の一点張りで止める事が出来なくなってしまった。
こうなると素人の悲しさ、対処方法が分からない。
考えられる方法は一つ。
パソコンの電源を落とすこと以外にない、シャットダウンをしてしまった。
やはり影響が出てしまった。
ケースのハードデスクが認知しなくなってしまい、中が見られない。
どうせ一度は諦めたのだからと、今度は初期化をして外付けハードデスクとしてデータのバックアップとして利用する事にした。
ただ、ローカルデスクのままの表記で、USBの様な表記のリムーバブルデスクとはならない。外付け記憶装置に役目が変わったにも拘らず。
名前の変更でもして見ようかと考えたが、またP21へ行って店主?の能書きを聞いてからにする事にして止める。

2013年11月25日月曜日

ショートカットの試行錯誤

使っているパソコンは教材用に文字やアイコンを大きく表示している。
インターネットなども、同じ様に表示させているので見易い。
しかし不都合もある。
アプリケーションのダイアログボックスが大きい場合、一番下に表示される「OK」ボタンなどが隠れて見えない事が有る。
その為にデスクトップ画面のタスクバーを隠すように設定するが、時として隠れずに表示したまま邪魔をする事が有る。
何故なのか分からないが、顔を出したまま肝心の操作をさせない。

例えば、写真の印刷をする時は「ピクチャー」から写真を選び、「メニューバー」の「印刷」をクリックすると、「画像の印刷」ダイアログボックスは表示される。
「画像をどのように印刷しますか」と聞いてくるから「プリンター」の設定、「用紙サイズ」「品質」「用紙の種類」と選択して行くが、肝心の印刷命令が見当たらないので戸惑ってしまう。
よくよく見ると「印刷」ボタンはタスクバーの下に隠れているのだ。
本来タスクバーを隠すように設定してあるのだが、この場合だけは出たままになっている。
「画像の印刷」ダイアログボックスの上部にある「タイトルバー」にポインターを合わせドラッグして上にあげると分かる。
そうしたまま素早く下の「OK」ボタンを押したいが、そうは出来ない。

再度タスクバーを隠す操作をして印刷を試みるが、一度は隠れて「OK」が出来た。
しかし2枚目の印刷をしようとすると、タスクバーは出たままとなる。
そこで思い付いたのがショートカット機能だ。
「印刷(P)」の「P」である。
だが、どの応用キーと組み合わせるか忘れてしまった。
(このショートカット機能の早見表のような物はあったが、直ぐには探せない。
「Shift」キーでは駄目。
「Ctrl」キーでも駄目。ただし、印刷ダイアログボックスの表示は出来る。
「Fn」キーでも駄目。
「Windows」キーでも駄目。これを押すとプロジェクターの投射選択が出来る。
「Alt」キーでようやく印刷指示出来、プリンターが動き出した。

以上のように,便利にすると不都合も出るのが今のパソコンらしい。
だから試行錯誤で操作をするしかない。
時に変な画面が表示され、元に戻らないような事もあるのでお勧め出来ないが、パソコンの使い方に「ショートカット」と言うものが有り、マウスでクリックを使わずにキーボードから指示を出せる方法がある事を知って頂ければと思う。

2013年11月20日水曜日

パソコン講座の限度

パソコン講座を開講して12年目を迎える。
旗揚げ時は意気高揚として始めたが、寄る年波には勝てず気力も低下すると同時に疑問も増幅して来た。
パソコンの使い方、文字入力と簡単な文書の作り方、Excelの初歩、インターネットの使い方とメールの交換、写真編集等々広く浅くをモットーにNHK出版や富士通発行の初歩的なテキストを中心に解説してきた。
1・2年はこれで結構間に合っているのだが、3年以降は更にその上を行くテキストやカリキュラムが組まれるようになる。
機能的に高いものを望むことを否定はしないが、60・70歳の人達にどれほどの効果があるのか、必要としているのか分からなくなってきた、と言うのが偽らざる現心境である。
若い人達が目的を持ってパソコン教室に通うのとは、一寸違うような気がしてならない。

平成25年度の初心者講座を受け持っている。
パソコンの起動、終了、アプリケーションの開き方、閉じ方、初歩的な使い方と順を追って8ヶ月目となる。
今もって起動、終了に手間取る人もいるし、アプリの選択が困難な人もいる。
ましてや、クリック、ドラッグが覚束ない。
そうした人にExcelの初歩を手解きしても「暖簾に腕押し」の感じがするなか、相対参照、絶対参照などと話しても、混乱の極みの状態になってしまう。
表を作り、項目や金額を入力し、縦横の集計を算出する簡単な家計簿作りなら興味が出る。
如何に身近な話題で手解きするか、やってみたいことは何か、ニーズの把握をせずに段階的に進めるのは時間の浪費であり、パソコンへの興味を半減させる何ものでもない気がしてならない。

12月になると毎年委託を受けている三郷公民館IT講座が始まるが、人気は高いと言うことであるが、8日間が終わった後の忸怩たる思いは何なのか、今後の指針となるように分析してみたい。
申し込んで来た人のニーズが何処にあるのか、何を習いたいのか、その辺に時間を掛けて聞いて置きたいと思っている。
そうでないと毎年の繰り返しで、応募して来てくれた人達の思いにどれだけ応えられたか、分からないままの閉講となってしまう。
あの時の講座で、今こういうことをしている、こんなことが出るようになった、こうした声が聞かれる講座にしてゆきたいものと思っている。
残り少ない時間を大事に使ってゆくためにも、何かが残せたと感じられるためにも、マンネリ化にならないためにも必要な自己反省である。

2013年11月15日金曜日

ある日突然テレビが壊れた

たった2時間前まで見ていたテレビだったが、女房が見ようとスイッチを入れたが画像が出ないと言う。
こうなるとすぐ呼び出されるのが常である。
もっとも二人しかいないのだから仕方がないのだが。
「テレビ可笑しいよ」
「おかしいって、どうおかしいの?」
「映らないの」
「さっきまで見ていたんじゃない.電源が入っている?」
「リモコンのボタンを押したけど、画面が真っ暗のまま」
機械音痴気味の女房だから、何処をどう操作したのか分らないが行って見た。
確かに画面は真っ暗で、「しばらくお待ちください」のコメントが出ている。
アンテナの接続を確認。
カードの差し入れを繰り返す。
スイッチを入れ直す。
素人の吾輩としてはこれしか出来ない。

この間も「洗濯機の風呂水給水ポンプ」を駄目にしたばかりである。
ガスコンロの具合が悪くなったと、最初に言い出すのも女房である。
確かに使う頻度が多いのが女房であるから、現象に直面する確率は高い。
その都度、診断をさせられるのが吾輩だが、電気製品の技術者でも無い者に分かる筈もない。
適当にいじってみて最終診断を下す。
「ご臨終です」
しかしこのテレビは、2005年にアナログがデジタル化されると言いうので買い替えたもので、まだ8年しか経っていないから釈然としない。
ましてや天下のSONY製である。

他のテレビアンテナに接続して見たが真っ暗、症状は改善されないばかりか弄り回した結果、雨が降るような画面となり一層酷くなったような気がする。
「修理に出してみる?」
「保証期間は過ぎているからお金が掛かるよ、第一重くて持ち運びが大変だ」
「じゃ1台にする?」
二人だけだから別々に見る事も無いのだが、見る内容が違う。
女房はコマーシャルが無いからとNHK専門で、観る物が無いと3チャンネルで高校講座などを見ている。
吾輩はコマーシャルが有ろうとなかろうと、事件物が好きであるから観る趣味からして合わない。

「電気代が節約になるから1台にしょう。お父さんはタブレットを見ていればいんじゃない?」
確かに2人で別々に見ても無駄なようだが、テレビとタブレットでは比較にならないのを我慢してそうする事にする。
タブレットで映画をダウンロードしてみるが、画面に迫力が無い。
「探偵はバーに居る」、フランスの喜劇俳優が演じる物や西田敏行の「素敵な金縛り」「スペック」などを立て続けにダウンロードした。
料金は3日間のレンタルで1作300円程度。
映画館は高齢者割引で1000円だから、映画料金でレンタルが3作は出来る勘定となる。
安いのか高いのかわからないが、映画館に行く手間が無いだけ楽かもしれない。

こうして我が家のテレビ騒動は終息したが、人間もこの様な終末が良いような気がする。
前の日まで元気に講座のインストラクターを務め、翌朝ご臨終となっている。
苦しんだり、訳が分からなくなって周囲に迷惑を掛けたり、事故でぐちゃぐちゃになったりするのは願い下げであるが、これだけは選べない。
だからせめて意識あるうちは遣れることはして、楽しめる事は楽しんで、はい、おさらばと行きたいものだ。


2013年11月10日日曜日

志ん生と談志、「黄金餅」聴き比べ

タブレットの利用については先に報告したが、例えば談志の「黄金餅」を聴きたいと思った時、検索すると年代順に表示されて来る。
昭和44年、46年と亡くなる3年前のものが出て来る。
これを聴き比べると、微妙に違いが分かるのが面白い。
また他の演者と、代表的なものでは志ん生である。
人物を使い分けるのは志ん生が上手いし、江戸の雰囲気を出している。
談志の場合は、歯切れが良すぎてせせこましい。

この落語の聴き所は、願人坊主の西念が吝嗇の果てに貯め込んだ小金に気が残り、死にきれない場とそれを盗み見する隣家の金山寺味噌を売る金兵衛。
登場人物全てがその日暮らしの貧乏人で成り立っている。
その次は、弔いに行く道順の読み上げである。
これも演者によって表現が異なるが、昭和46年の談志の録音が今時の人に理解できる様な気がする。
江戸の街中を棺桶を担いで行く道順に志ん生と若干違いがあるが、一通り述べた後に現在の地名、場所、店の名前などを紹介するから身近に感じる。

長屋が有る場所は、下谷山崎町となって居るが江戸時代に在った三貧民街の一つとの事、住人も得体のしれない輩が多かったらしい。上野駅の東方に当たる一角。
それが夜中に棺桶担いだ集団が大名の門前や町々の木戸、自身番などを通って行ったとは考えにくいが、そこは落語である。
演者もそこは考えての筋書きで演じている。
弔いする寺は麻布絶口釜無村の木蓮寺と言う、金兵衛の菩提寺に設定してある。
これは架空の寺らしいが、長屋を出て13K以上の行程になるとの事。
絶口と言う地名は現在もあり、麻布プリンスホテル辺りになるらしい。

池波正太郎著の「江戸古地図散歩」などと対比させながら「黄金餅」の口述を読むと同じ地名が出て来る。
しかしかなり入り組んだ町並みで、街灯も無い中を歩くのは到底無理とわかる。
落語はそんな事を度外視して、演者の話芸を楽しむべきものなのかもしれない。
筋立てに矛盾が有ろうと、架空の滑稽物でも楽しければいいのであって、目くじら立てて聴くものではないと、インターネットや何かで調べた結論である。



2013年11月5日火曜日

タブレット端末の評価

この春NEXUS 7を購入して半年も経たないうちに新商品が出た。
損したような気持ちを拭い去り、使い続けている。
この結果というわけでは無いが、パソコンに向かう時間が少なくなったような気がする。
メールなども読めるし、返信もできる。
もっともこのためにケースカバー兼キィボードをAmazonで購入した。
入力が便利になった。
本来は画面に入力画面が表示され、指タッチで入力し語句候補を選択する方法だが
キィボードの方がやりやすい。
ほぼノートパソコンと同じだ。
FaceBookや最新のニュースなども閲覧でき、当然ながらGoogle関係のアップリケーションは使える。
本をダウンロードして読むのもKindolと変わらない。
映画も安く観られるが、若干途切れる事がある。この辺は光でないと無理があるらしい。
とにかくアプリが多いのには驚くと共に、あまり入れ過ぎると容量が足らなくなる心配が出るので程々にしている。
この記事もNEXUSで作成している。
ただ、写真などを投稿する方法が分からないから、パソコンから入れている。
後、音楽のダウンロードが分からないが、Youtubeで落語は聴き放題である。

 良い事尽くめの事を書き連ねてしまったが、電池の消費量は早い事とカーナビゲーションシステムは予め作って置かなければならないし、出先での変更は効かない。
この辺はスマホとの違いである。
当分ハマりそうである。

2013年10月26日土曜日

安心は妻の手作りに限る

おれおれ詐欺事件が登場して10年余が経つ。
年寄りの人情につけ込み、依然として後を絶たない。詐欺、偽装、代用、何でもござれの世の中である。
コメの産地、用途偽装に始まり、ウナギの産地加工偽装と食糧に関する詐欺まがいの商法が多発している。
そこに有名ホテルの食材取り違えメニューが発覚した。
一体どうなっているのか、日本の食を預かる業者のモラルは地に落ちたと言える。

しかし、これは1業者ばかりの問題ではなく、王侯貴族政治の時代から権力者は「民はこれに由らしむべし。これを知らしむべからず」を勝手に「従わせて置けばいいんだ、都合の悪い事は知らせないで置く」と解釈し、国民を従属させてきた事に所以しているのではないか、と想像するがどうであろうか。
日米安保密約問題、薬害問題、原発・放射能問題等々と、表面化したものだけに限らないものが隠されていると、疑いたくなる。
一国の総理大臣が、「福島は完全にコントロールされている」と世界に発信する無知蒙昧さは、大ペテン師と言われても仕方ない。

下世話の話題では、回転すしのあの低価格の秘密なども案外その辺にある様な気がしてならない。
仕入れの現場から見ている訳では無いから、「ヒラメの縁側」を100円で食べられるから「旨い、旨い」と食べていたら、「カラスかれいの縁側」だそうである。
マグロなども、市場に出せない死にマグロだったり、イクラなどもいわくつきの商品を出すらしいのだ。
回転寿司愛好家としては誠に裏切られたような、しかしあの値段ではさもありなんと諦め、2度行くのを1度にするか、行くのをやめるかで解決するが、子供達はそうは行かない。何の疑いも無くパクパク食べてご満悦である。

中國食材=偽装・農薬・非衛生の三拍子である。
その食材を国産として偽り店頭に出す、自己利益さえ出せれば食べる自国民の健康、信頼はどうでもいいのだろうか、情けないものである。
食堂なども考えて見れば調理の手元が分からない。
何処から、どの様な品物を仕入れて来るのか、味付けなども何を使うのか一切ブラックボックスである。

やはりここは妻の作る料理、例え高級食材などなく有り合せのものでも、国産、減塩、油控えめ低カロリー、手作り料理が一番安心と思って食べるしかないのである。


2013年10月20日日曜日

長生きは したくとも人に 定めあり

NHK「ためして、ガッテン」でレビー小体型認知症を紹介していた。
聞き慣れない症例であったが、観ている内に恐ろしい病気もあると思い知らされた。
認知症のひとつであるとの事で、日本ではアルツハイマー型認知症脳血管性認知症と並び三大認知症と呼ばれているらしい。

この病気は、認知障害だけでなく、パーキンソン病のような運動障害(手足の震えなど)も併発するのが特徴であるとの事。
我々の歳になると、道に迷う、置き忘れなどの症状は日常茶飯事の事だが、妄想症状や幻視症状が出るらしい。
こういう症状を訴えると、家族や周囲の人は頭が可笑しくなったのではと、精神病院へ連れて行く。
ここで向精神薬などを処方されると症状が悪化するとの事で、初期の認定が左右する。
これは認知症だけに限らず、病気全般に当てはまる事である。

高齢者だから、十把一絡げに「加齢性〇〇ですね」で済まされかねない年頃だから、医者選びも大事な事である。
開業医から「胃炎ですね」、と言われていたのがある日胃がんの疑いがあるから病院で精密検査を、などと言われかねないご時世である。
医者選びも長生きの条件の一つである。それと食事も大事な条件である。
もっと大事なことは、毎日を楽しく、明日を思い煩わずに多くの人達と交じり合って過ごす事ではないだろうか。

2013年10月13日日曜日

3年ぶりのサイクリング?

頸椎症性脊髄症の手術をして以来サイクリングを中断していた。
それまでは、不自由ながら週に1・2度は乗り出し、東は藪塚付近、南は広瀬川と利根川の合流地点から島村の渡船で本庄側に、西は広瀬桃の木川を遡上して前橋の北部まで、北は大胡付近と青のヘルメットを被った変なおじさんが出没した。
しかし、手術後は首に負担が掛かるとの思いと、口実にして体を甘えさせてしまった。

ここ数日の陽気に誘われて、マイカーを引っ張り出し埃を払い、注油、空気を入れ乗り出して見た。
「わたしの自転車なら3台は買えるものを」と、ノタマワっている人が居るのも刺激となる。
「乗れた?」
「大丈夫」
「無理して転ばないでよ」
あくまで高齢者扱いの口ぶりが気に入らない。

「じゃ、お富士山の方へ足慣らしに行ってくる」と、薄着になって乗り出す。
両毛線に沿って西に行くが向かい風が強い。
しかし軽快。
田圃は黄金色になり、コンバインがあちこちで収穫作業している。
帰りは風に送られ楽々帰宅。
往復で約3キロぐらいか。

まあ初日はこんなものでお茶を濁して置く。
次は身支度を整え、10キロぐらいを踏破したいものと、意気込んだ様子を見せて終了。

2013年10月4日金曜日

秋浅し 1000円床屋 喜寿の日に

77歳となった。
これを喜寿と言い、人生の一区切りとして祝うとの事である。
インターネットで調べて見ると、喜寿は、「喜の字の祝い」「喜の字の齢(よわい)」ともいうらしい。
 「喜」の字を草書体で書くと、「十七」の上に「七」が付いたような文字で「七十七」に見えることから、77歳を「喜寿」と呼ぶようになった、との事である。

江戸時代は平均寿命が36歳前後で、大正の終わりごろで42歳前後、それも男女差が少なく1歳ぐらいだったらしい。
現在はどうであろう。女性86歳、男性79歳と、平均寿命が延びた分女性とに差が開いてしまった。
何故なのだろうと、考えても分らない。

インターネットの請け売りを止め本題に入る。

髪が伸びて、爺臭いですよ、との女房の一言で1000円床屋に行く。
若い女性がバリカンで裾刈りをしてくれる。
気持ちが良いです。
20分ぐらいで終わってしまう。
「これでよろしいでしょうか?」二面境を頭の後に当て、前の鏡に写す。
何と!後頭部の薄毛よ。ほぼ地肌ではないか。
愕然としながら、ああこれでいいですと、そそくさと椅子を下りて帰って来た。

何か忘れているような、そんな気がするが思い出せない。
そのまま家に帰り、あれこれと今日の祝いの準備をする。
祝いと言っても二人だけの酒盛りであるが、女房魚屋で見繕ってくれた物での祝宴であるが、膳について思い出した。
赤ワインを購入し、ママカリをマッセイで買って来る事をすっかり忘却していた。
1000円床屋での後ろ髪の薄さにショックを受け、忘れてしまった。
そんな訳で今夜は酒での祝杯となった。

自分もそうであったように、子供は親が幾つになり、どんな歳になったかは知らない。
しかし、親は子供の歳、誕生日を知っているから幾つになっても祝ってやる。
特に女親は何年の何月何日何時何分まで承知している。
男親は子供の歳さえ覚えていないが、女房に聞かされて思い出す。
そして幼かった頃を思い出すが、子供はその頃の親の姿は知らない。
安月給で家を建て、給料の5分の1を返済しながらも、夏は山に、冬はスキーに連れて行く苦労は感じさせなかった。

そんなことを話しながら夫婦で喜寿の祝いをする。
何の祝い品を送っても貰わないが、最善の祝いは子供達が健康で、恙なく送ってくれている事に勝るものは無い。
親子の関係を掌に例え両手を広げると、親指は小指に向かっているが、小指は外に向かっている、親に関心は向いていない。
正にその通りで、自分もそうであった。
自分中心の生活で、この身、この健康、この現在を親からの贈り物だと気付くのは、60歳の還暦頃を過ぎてからの事であった。

そんな事を思いながら77歳を迎えたパソ爺である。




2013年9月30日月曜日

ゴーヤ棚 秋風たちて 影長し

この夏の猛暑を防いでくれたゴーヤーの棚も、ここ数日の肌寒さにはうっとおしく感じられ、また、毎朝の水遣りも負担になって来た。
昨年は強風と樹の重さに崩落して10月上旬には片づけてしまったが、今年は今もって勢いが衰えず繁茂している。
ゴーヤーも収穫出来、ジュースや佃煮を作っている。

ゴーヤーの苗をイズミから20本購入し、プランターに元肥入り培養土で2本ずつ定植したのは5月初旬だろうか。
それから「伸びよ、葉を出せ、実を付けよ」と、朝の水遣りがパソ爺の日課となり、
1メートルほどになってから軒先の網に絡め、横に広げるため芯摘めをし追肥や除草をして育て上げた。

しかし面白いもので、同じ店で大きさも同じ苗を購入し、定植後の手入れも同じようにしながら大きくなると其々の育ち方が違う。
日当たりが一番良く、風通しの良いと思われた倅達が住む南窓の勢いが悪く、実の付け方も悪い。
例年は収穫が忙しい位に実を付けたのだが、今年は不作である。

次は我が家の西のものが悪い。
此処は柿木が日陰となり、西隣家の影響もあるのか葉の密集度がまばらで、樹勢が悪い。プランターを5ケースも置いたが効果が薄い。
実は付けるが直ぐ黄色くなり、ものにならない。

一番勢いが有るのが居間となっている部屋の南方である。
今もって葉を茂らせ、実を付けている。
写真の様に青空とのコントラストも良い。

毎日老夫婦がバナナと牛乳でジュースを作り飲んでいる。
気のせいか便通が良くなり、胃の調子も快適である。
しかし、この肌寒さで撤収も早まるのではと思うが、最後まで水遣りをしてやるのが熱中症から防いでくれた返礼であろう。
老骨に鞭打って、あと少しの間、バケツでエッチラオッチラ運ばなくては。




2013年9月14日土曜日

画像と図形のグループ化

Windows XpとOffice2003及びInternet Explorer6のサポートが2014年4月9日で終了する事になり、Xpパソコンを使用している既存ユーザに与える影響が心配されている。
それほどまでに普及し使い慣れたパソコンのサポートを、ソフトメーカの都合でサポート終了が宣言され、ある日を境にウィールスの脅威に曝される理不尽さには驚きを超し、怒りさえ覚えて来る。

しかし今回は、それがテーマではなくWord2003と2007と2010で「画像と図形のグループ化及び回転」の操作を述べたい。
あくまでも浅学非才の見解である事をお断りしておきます。

左画像は、この夏、高齢者夫婦を熱中症から防いでくれた苦瓜の棚である。
デジカメ写真に図形で「苦瓜棚」と文字入力したものをグループ化して、回転させたものである。

Word2003とWord2007では大幅に操作方法が異なり、Word2007とWord2010でも微妙に操作が違い、Word2003では未熟さ故かグループ化しか出来なかった。
今更XpとWord2003の手順を復習しても、との感が無いでも無かったが、持ち込みパソコン教室ではXpを持参する人もいるから確認して置かなければならない。

Word2003のツールバーとメニュバーは、Word2007及び2010のタブとリボンで整理されたものと根本的に異なり、思い出すのに手間取った事は「慣れとは怖い」ものと感じた。
その違いが有っても、画像を挿入して図形で文字入力する手順は余り変わらないが、グループ化と回転に違いが出る事に気づかされた。

Word2003では「図形の整理」を表示させ、そのメニューの中にグループ化のツールがある。
しかし、回転は出来ない。
メニューはあるが、有効になっていないため操作が出来ない。

Word2007では、「新しい描画キャンバス」を挿入タブの図形のグループから開き、そのキャンバスの中でグループ化をするが、入力文字も含めた回転をさせるにはもうひと手間がかかる。
グループ化した画像を「切り取り」そのまま「貼り付け→形式を選択→図(メタファイル)」と操作をし無ければならない。

Word2010はWord2007の後継ソフトで有るから、この点は改良されている。
ただ、文字列の折り返しは「行内」を他の設定にする必要があり、それさえして置けば「Shift」キーを押してそれぞれを選択し、タブの「描画ツール(図ツールでも可)アイコン」をクリックし書式にして、「配置」グループの「グループ化アイコン」をクリックすれば一体になる。これは簡単に出来る。
画像と図形内の文字の回転はオブジェクトの選択状態にして、「回転アイコン」で90度・左右・上下回転が簡単に出来、上画像の様な形は画像を選択して緑の回転ハンドルが表示されるので適当な角度に回転させればいいだけである。これも簡単である。

以上、異なるWordのバージョンで操作をして見たが、古いバージョンは忘れるのが早い。
この他に、別な操作方法が有ればご教授いただきたい。










2013年9月8日日曜日

2020年の東京オリンピック開催決定に思う

先ずは関係者のご努力とご労苦に謝意を表したい。
しかし、有るコメンテータが発言していた。
オリンピック招致に反対するものではないが、東北を元気にするとか、被災地に勇気を与えるとかの理由は要らない、と言うものであった。
確かに今の被災地は、同情するなら一日も早く衣食住を保障して呉れ、放射能を除染して故郷を復元して呉れ、が偽らない心情ではなかろうか。

このオリンピック誘致で日本中が湧きかえり、土木、建築、スポーツなどの関連産業が利権に群がりオリンピックバブルを呈するものと思う。
この事は、借金で住宅を新築したサラリーマンが豪勢な新築祝いを開き、宴の後に泡沫の夢と散る様なものに似ている。
国民を元気にする、日本を蘇らせる、としたキャッチフレーズは、自民党の「日本を取り戻す」と共通する響きを感じるのは僻目か。

オリンピックに使える金はあるが、社会福祉、取分け障碍者、高齢者、低所得者の救済に回す金は切り詰め、負担増、消費税8%にしなければ維持出来ないとして値上げのラッシュである。
7年後のオリンピックの後に何が待っているか、財政破綻と超不景気にならなければ良いが。
我々高齢者は時代の証言者として命を長らえなければならない。
ただそれだけでも長生きする目標設定は出来る。
身体を丈夫に、惚けない様に、自分の信念を持っていられる人生を送りたいものである。

2013年8月23日金曜日

歳の差パソコン教室顛末記②

お盆の週は休み、8月21日から第3日目の教室を再開する。担当は、川端、佐々木、福島、横沢、「さわやかPC」の大島さんの5人である。
生徒の方は2人欠席で、学校行事が有るのか、飽きてしまったのか、一寸心配になる。
今日は2日目のアンパンに引き続き、オートシェイプを使ったドラえもんの作成である。
アンパンマンに比較してドラえもんは表情が豊かであり、その分描き方が複雑となる。
特に目や眉毛の円弧の使い方で、怒り顔、悲しい顔、得意顔等、多彩に表現できる。
高学年の子供達はマウスを器用に使いこなせるから順調に進むが、低学年生は悪戦苦闘でサポーターも手を取りしながら、色づけをしたり、オブジェクトの選択からグループ化といろいろな手順を経なければならない。
大方は2日目のアンパンマンで経験済みの訳だが、そこはそこでなかなか覚えられるものではなく、サポータは机を渡り歩くながら教えて行く。
出来ないと飽きて来てくる子供たちは、友達同士の机を歩き回り出すから始末が悪い。
学級崩壊さながらの様子を呈する。

45分して15分の休憩、これを2回繰り返すが、3時限目は緊張感が全く無くなりだらけて来る。
同じ題材を3時限も連続するのだから、「いい加減にしてくれー」と声に出せないから教室を徘徊と言う行動に出てしまうのかもしれない。
サポートする爺婆も疲れて来る。
それでも曲りなりに完成し、保存まで到達できた。

8月22日最終日、此れまでの作品の補修をし、印刷をする日である。担当は、高橋(博)、丹野、西岡、近藤と「さわやかPC」の大島さんである。
今日は全員の出席である。飽きた子はいなかったので安心する。
従って、昨日の欠席者への補講をする傍ら復習をする。
時恰も高校野球決勝戦で、群馬育英高校と宮崎県の延岡学園の対戦である。
どちらも勝てば初優勝であるが、とりわけ前橋育英は初出場での優勝が懸かっており、勝てば桐生第一以来14年ぶりである。

出来上がっている子供たちのアンパンマンとドラえもんの印刷を開始する。
制作した子供の名前も確認しながら、適当にサポーターが補正をして印刷してやる。

【真剣な表情でパソコンと向き合う子供たち】
実際にA4版のスーパーファイン紙に描かれたのを手にすると嬉しいらしい。あの腕白達も鳴りを潜めて見入っている。
全員の印刷が終了する。
このまま終了しないのがMネットのMネット足るところである。
何れこの子供達が直面するであろうインターネットに関わる障害を知って貰うために、「子供インターネット安全教室」を上映する。
NPO日本ネットワークセキュリティ協会から提供されたDVDである。
実際的には小学低学年生には難しいところであるが、高学年生の中にはインターネットに関わる子もおり、必要な知識である。
終わりに今後へに足掛かりとするために子供達へのアンケートを取り、新栄町区長と育成会役員達と話し合いをし、4日間のパイロット講座が無事に終了した。
 

2013年8月21日水曜日

F病院での出来事

平成21年に前橋日赤に置いて「頸椎症性脊髄症」の手術をした。
その後、経過観察を兼ね2か月、半年の間隔で通院していたが、何しろ駐車場が狭く、国道50号まで渋滞列が伸びる事が有る。
西から進入する場合は左車線に寄せるからそれ程でもないが、伊勢崎から右折する場合はセンターラインの右車線に寄るから身の危険を感じる事が有る。
その為、紹介状を書いて貰い、この程新築移転したF病院へ転院する事にした。
整形外科が2科あり、想像していたより混雑しておらず、30分待ちで受診できた。
型通りの問診を受け、頸部と腰部のレントゲンを撮影する事になった。
医者と言うのは前の検査結果の記録を持参しても、自分の所で改めて検査をする。
CTやレントゲンの撮影結果をCDにして持参しているのだから、再現すれば分ると思うのだが。

指示されたレントゲン室に行く。
ほどなく名前が呼ばれたので入室すると、若い男性検査技師が居る。
「恐れ入りますがズボンを下ろしてくださいネ。腰部を撮影しますョ」
言われた通りズボンを下し、横になる。
「ゴメンナサイネ、もっと前に出てくださいネ」
あれ?これまでの何処の病院とは違う対応に気づく。
「ゴメンネ、足を伸ばしてくれます?」
「あ、それでいい、ゴメンネ」
「息を吸って、そのまま止めて動かないでくださいネ」
「は~いゴメンネ、終わったから楽にしてネ」
正面と横を1枚づつ撮影し、立ったままの首の正面と横も1枚づつ撮影するまで全てこの調子である。

所謂、オネエ系なのである。
顔は男らしい髭面なのだが、言葉の端々に「ゴメンネ」の連発だから恐れ入る。
「靴ベラ在ります?」
「ゴメンナサイネ、用意してないの」
「この写真を整形の受付に出してくださいネ。」
柔らかいと言えば柔らかいが、なんか違和感が有る。
検査技師は女性が多いのでこうなってしまったのだろうか。

この日はこれで終了。
湿布薬の処方箋を出して貰い、炎天の中、近場の薬局へ行く。
F病院の周囲には5店ほど薬局が有り、選択に迷うが薬局も競争なのだ。
ジュース、お茶、水の自動給水器が有り、冷たいお絞りまで用意されている。
薬剤師さんも若くてぴちぴちギャルを揃えている。
なんか毎回来るのが楽しくなるようだ。
こんな不心得爺が居るから医療費が枯渇するのかな?
などと思いながら帰途に着く。

2013年8月14日水曜日

歳の差パソコン教室顛末記①


8月7日(水)新機軸「新栄町こどもパソコン教室」の初日である。
担当は、近藤、大村、高橋(敏)、板垣の4人。それに地元から「さわやかパソコン」の大島さん。
参加者の学年構成は、小学1年生1名・小学2年生3名・小学4年生2名・小学5年生3名・小学6年生1名で、適当にバラケているがどのような応募状況で有ったか不明。
机の並びはサポートしやすいように低学年は後ろの一人席と通路側に座らせ、高学年は余りサポートの必要が無いと考え前の方に着席させた。

「こんにちは~」
「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」
ま黒い顔が緊張している。
「あれ?元気がないな〜、もう一度こんにちは〜」
「コンニチハ」
「今日から4日間、皆さんと一緒にパソコンの勉強をする、お爺ちゃんとお婆ちゃんです。
皆はパソコンが好きかい?」
「は~い」
「お家でパソコンを動かしている子はいるかな?」
手を挙げたのは高学年の2人。
「学校では出来れば手を挙げますが、ここでは分からなくなったら手を挙げるんですよ」
子供達は一瞬理解に苦しんでいるようだ。
最後に今回の注意事項、特に水分補給や体調不調を感じたら早めに手を挙げるよう念を押し、更にパソコン周りで遊び回らないよう約束をさせる。

最初はマウスに慣れて貰う為に、「もぐら叩き」ゲームをする。
低学年の慣れない子はマウスの持ち方がぎこちない。
だからなかなかヒットしないが、要領を覚えてしまうと速い。
この辺が中高年者と違うとこで、初級から中級までの出題にパーフェクトを連発しだし、歓声を上げはじめる。ようやく本来の姿が出てきた。
 

45分して休憩。
うるさい、うるさい、注意事項などすっかり忘れ、教室中を走り回っている。
コードに躓き怪我などしないか、机を倒してパソコンを落下させやしないかと、気が休まる暇がない。
「ほらほら、こっちに来てはいけないでしょう。もっと静かにしなさい」そんな声どこ吹く風で会議所の中を走り回る。



学校の先生も大変な労力を必要とするものだと、変な同情をする。

2時限目は、明日のWordの手解きとして図形の紹介と色づけをさせる。
結構興味があるらしく、一人でいろいろな事をしている。
この辺は勝手気ままにさせるのが良いと思い、分からなとこだけ指導するようにする。
結構独創的な図案を作る子もいる。
今日はMネットの懇親会のため2時限で終了。
育成会の皆さんに後片付けを指導し、第1日目を早々に引き上げる。

8月8日(木)、担当は菊池、中島、高橋(百)、星野。
5年生および6年生が臨海学校のため不参加で4年生以下の5人が出席。
学習は予定通りWordでアンパンマンを描き、それぞれUSBに保存するまでを行う。
パソコンのナンバーとUSBのナンバーは一致させ、名前を作品の中に入力させた。
   文字入力は「ジャストスマイル」のかな入力で教わっているから、IMEのローマ字入力に時間が掛かる。
 
子どもたちは黙々と作業してゆくのでメイン講師からは進捗状況が把握しづらいけれど、未だ習っていない文字入力を除けば「理解も早いし、手際も良い」というのが印象。
低学年が中心の参加者であるが、教え甲斐がある一日となった。
休憩時間の騒々しさは、並大抵の煩さではない。
会議所中を校庭のように遊び回る熱気がすごい。

2013年8月13日火曜日

Nexus 7 用カバー兼キーボードの使用感想記

Nexus7はタブレット端末として検索したり、メールの返信をしたりと、パソコンをいちいち開かずに出来るので便利である。
カーナビ代わりに使える操作も、融通は利かないが出来る様になった。
しかし、難点は文字入力で、携帯電話画面の文字入力表から選択するのは苦手である。若者たちが片手で操作し、1分間に何文字も入力出来るらしいが、パソ爺にはあのような芸当は出来ない。
そこで考える。
Amazonを検索する事にし、「Nexus7用アクセサリー」と入力する。
有る、有る。ケースホルダーからキーボードまでピンからキリまである。
高いものは要らない、通信販売は実物を見て購入するのではないから、当たり外れの危険が有る。
2・3000円程度のものなら外れても惜しくは無いと思い、「Bluetooth Keyboard for Nexus 7」を注文する。
これはNexus7のカバーにもなり、持ち運び時の画面保護にもなる。

コンビニで払込みをしてから、1・2日で現物が到着した。
妻にも宅配が来ることを話しておく。何故なら送り付け詐欺が横行しているらしく、我が家にも2.3度電話が有った。
電話を受けた妻が心当たりが無いので拒絶をして事無きを得た。
それ以降、電話は留守電にしてある。

キーボードは実際に使って見ると、良い事ばかりではない。
通常のノートパソコンの4分の1程度の大きさだから、キーがかなり省略されている。
ESCキーを始めDeleteキーまで、同行に並ぶファンクションキーが無い。
その上、全てローマ字入力仕様となっている。
Deleteキーが無いのは不便で、BackSpaceでカーソル位置を後ろに下げて文字削除をしなければならない。
パソコンのローマ字入力の場合は、4字配列の刻印はShiftキーを押して左上を入力したが、このキーボードは全てローマ字入力であり、4文字配列キーの右上も有効で、該当刻印を入力する時はCtrlキーを使う様に設計されている。ここがパソコンと違うから悩ましい点である。

「Bluetooth Keyboard for Nexus 7」と本体はWi-Fiで接続するから本体の機能も使えると言うか、使わないと機能しない。
初期のセットアップも同様で、本体の設定を起動させてキーボードを認識させる。
日本語取説と言ってもA4裏表に簡単に記述されているに過ぎず、なかなか手間が掛かるセットアップであった。
使い方はキーボードの上部に溝が有り、そこに本体を横置きに差し込めば小型パソコンの様な体裁で使えるが、留め金具は無いから不安定である。
机などの平らな場所で操作するようにしないと、膝の上などでは本体が落下する恐れがある。
しかし、メールなどの入力は早く出来る様になった。
Facebookなども閲覧、投稿が出来るから、パソコンを使わなくなった。

最大の難点が有った。
メールで送られて来るOfficeファイルが完全に読み取れない。
ソフトが無いためである。レビュソフトが有り、インストールするが完全とは言えない。
研究の余地が有る。
使い勝手、デザイン等で70点か。



2013年8月8日木曜日

爺婆による孫の為のパソコン教室開講

パソコンボランティア・Mellowネット要綱に「初等教育現場へのサポート」という条項が盛り込まれている。
具体的な考え方が有った訳では無く、幅広い活動を目指す理念として取り入れたものであった。
だから、この十年考えの片隅にはあったものの、何処から手を付けるべきか端緒が見つからず、有名無実な条項であった。
それをこの夏、新栄町の協力を得て実現出来たのである。

前々から新栄町はMネットと因縁浅からぬ間柄で、東日本大震災のため学習する場がひっ迫した折り、会議所を提供してくれたのである。
その時の区長が内山甚平さんで有ったのも幸いした。
Mネット傘下のクラブ代表であるとともに、森田市議選挙で顔見知りでもあった。
虫の良い話で、借りるに当たりインターネット利用が出来る様にお願いしたのである。
回線の引き込み名目として、Mネットが町内の子供達にインターネット利用を啓蒙すると言うものであった。
だから、要綱の活動理念の実現とは別に、内山区長への約束を履行する意味合いが多きい教室の開講である。

町との交渉はMネットの大村さんが中心となって進めてくれた。
広瀬小学校に出掛け、パソコンカリキュラムの詳細も調べ上げてくれた。
群馬県の小学校は、ジャストシステムが編成した「ジャストスマイル」というソフトを使用している事が判明、これはマイクロソフトのWordやペイントなどとはアイコンとか操作方法が異なる。
この辺が難しいところで、学校方針と違える操作を教えて子供達に支障を出してはならないわけで、当たり障りのないものと言えばマウスの使い方に絡めたゲーム、オートシェイブでの図形処理、ペイントの使い方と応用で漫画のキャラクターを描いて見る程度になってしまう。

開講は8月7日、8日、21日、22日の4日間、午後1時から4時まで45分に区切り、15分の休憩と学校並みの時間割りをした。
一応Mネットとしても指導要領を作成し、講師の恣意的な学習にならない様、概略方針に沿った講座を進める事にした。
1講座4人体制で臨み、低学年を重点的にサポートするようにした。
新栄町は子供育成会の父母が支援する事になった。
パソコンは茂呂・殖蓮公民館共同使用するVistaパソコンを町が借用する事にし、搬送も負担する事にしてくれた。
このパソコンのアプリケーションは普段使い慣れているOffice2007が入っているが、子供達には馴染みの薄いものである。
作品を記録する媒体としてUSBを探したが、帯に短し襷に長しで4日の短期間で4Gは大きすぎ、例え町が負担するとはいえ1,000円からのものを呉れてやるのも有効に使われるのなら問題ないが、一過性で終われば無駄になり勿体ない話になる。
そこで、三郷公民館のIT講座で使用するUSBを借りる事にした。

こうして8月7日、伊勢崎市で初めての「爺婆による孫の為の新栄町パソコン教室」が開講する事になった。
ドタバタ顛末は後日報告。


2013年7月31日水曜日

狙われる高齢者~病院の一場面にて~

2か月に一度、M病院に出掛ける。
この2か月間の血圧測定記録を持参して血圧の薬を調剤して貰うためで、待ち2時間「変わりが無いようですね。前と同じ薬を出しておきましょう」の診察2分で終わる。
だから暇潰しは、待合室で待っている人達を観察しながら、周囲の人となりを見て時間を過ごす。
待合室では大方の人が無口である。
夫婦、親子連れでも小声で話している。
どこか体に変調を来たして来院しているのだから、自分の番が来るまで心配しながらを辛抱強く待っているのである。

しかしこの日は、後ろの椅子に座っている2人はそうではない。
話の様子から全くの他人で、たまたま隣に座り合わせたのが縁で会話が始まったらしい。
親子ほどの歳の差の女性である。
渋茶色の顔をした年寄りの方が自慢話をしている。
旅行に行ってきた話とか、息子が金を出してくれたとか、孫が名門高校に通って居るだとか。
幅広の顔にぺちゃ鼻たれ目大口の中年女性が相手になって、実に旨く相槌を打ちながら次から次へと話を引き出す。
だから年寄りの方は誘導されて、何の警戒も無く見ず知らずの女性に家庭の内情までしゃべっている。
その内、遊びに来るよう誘われているから不思議である。
順番が来れば本名で呼ばれるから、名前まで分かってしまう。

こんな情景を前にも見た事が有る。
やはり中年女性と高齢女性であった。
中年女性の話し方が実にソフトで、親切そのものの話し方で「どちらからですか?」年寄りは何の疑いも抱かず住所を教える。
「遠いですね。」
「何処が悪いのですか?」
「まあ大変ですね」
「こちらの病院はいつも来ているの?」
「毎月では大変ですね」
「私も同じだったの」
「ご家族は?」
「お一人ではお寂しいですね」
「お子さんはお幾つになります?」
「結婚されて、遠くにお住まいですね」
「お孫さんは居られるんですか」
「度々遊びに来てくれるんですか?」

こんな話に年寄りは、何の躊躇いもなく答えている。
何の必要があって、たまたま隣り合わせただけの他人に答えているのか。
健康サプリメントの売りつけか、宗教への勧誘か、個人情報の収集か、と疑いたくなる。
電話でのおれおれ詐欺、被害者は高齢者女性が多い。
それも資産家が狙われている。
こうした所での情報を収集して狙いを定め、電話を掛けて来るのではと、疑いたくなる場面である。

パソコンやスマートホーンなどでも個人情報の入力が求められるが、知らず知らずに流出させているのが自分自身である。
昔の諺に「人を見たら泥棒と思え」は、今の社会でも当てはまるのではないか、と感じさせる光景であった。
インターネットの向こうには誰が居るか分らない。
「インターネットの世界は魑魅魍魎の世界と知れ」パソコンをいじる者の戒めである。



2013年7月18日木曜日

回転寿司戦争

くら寿司とスシローが105円競争をしているとの事。
回転すしを利用する事が多く、よく妻に笑われる。
「またくるくるですか?」講座の終わりが12時を過ぎる時など、帰り道などで立ち寄る。
「くら寿司」が多く、「スシロ―」は態々西に折れて回り道をしなければならないから、利用の割合は6対1であろうか。k’sに用事が有るときなどに限られてしまう。
時に「一文寿司」だったり「がってん寿司」とその時の気分でお店は変わるが、店のシステムがそれぞれ違うから慣れる迄が大変で有る。
だから、値段も重要な要素であるが、慣れ親しんだお店になってしまうのも選択する理由になる。

タブレットで投稿欄を見ていたら、「くら寿司」と「スシロウ―」の味比較が取り沙汰されていた。
価格帯は原則105円であるが、毛色の変わったものとしてラーメンとか、うな丼などは「くら寿司。
「スシロー」にもうどん類の丼物が有る。
そんな記事を目にしたので、遠回りであるが「スシロウ―」へ行って見た。
平日の昼時での混み具合は似たようなものである。
カウンター席の奥が調理場に近いので、そこに着席する。
パソ爺の回転利用はワンパターンで、平均5皿、支払いが525円前後で、先ず握りずしの「えんがわ」、「マグロの赤身」、「生だこ」、軍艦「ねぎとろ」、細巻「鉄火巻」か「きゅうり」となっている。

味的には分らないと言うのが正直な感想で、優劣つけがたし、大同小異と、言ったとこである。
店の雰囲気はうるさい。
注文品が到着する直前に、目の前のスピーカーが「注文した品物が到着します」と、知らせる。
それが隣の席でも後ろの方からも聞こえて来るから、余程注意していないと自分の物かどうか判別し難いアナウンサーであるし、品物が通り過ぎて一回転してしまう事さえある。
その点、「くら寿司」は目の前のランプが知らせるから静かであるし、停まって呉れるから間違わない。

彼方此方で咳をする客が居る。
ボックスタイプ席なら構わない事だが、カウンター席は目の前を通り過ぎて行くから衛生的でない。
昔に比べて、すし皿の通り道とカウンター席の間が広くなった様だが、それでも目の前で咳をされ寿司を食べる気がしなくなる。
「くら寿司」の売りがそこである。
全てにカバーが被せてあるからその心配はないが、取ずらいのが難点である。
「くら寿司」には、他店にない無線ランサービスが有り、スマホやタブレットを持ち込んで手塚治の漫画が読み放題である。
この体験談は前に投稿したが、この方法が良いか悪いか議論の分かれる所と思う。

結論的に言えば、味などは分らない。
舞台裏が見えないし、どんな仕入れで105円を維持しているか、知る由もない。
食感も数多く食べ慣れている訳でもなく、時たまの食事であるからしてシャリの歯ごたえ、冷凍具材の解凍時間など、マニュアルが出来ていて茶髪の若い子が機械で作っているのが落ちであろう。
そうすれば金太郎飴と同じで、味比べなどしても意味の無いものと、暑くなった軽自動車で帰途に着いた。
今のパソ爺には、事故など起こさないようにと、心掛ける方が重要である。

2013年7月8日月曜日

パソコンリカバリー:24時

今どんな気持ち?ブルーです。
義兄のパソコンがまた重症です。
前回、プリンターとの不具合で調子が悪いことを紹介しましたが、その時はプリンターを交換したら回復したのです。なぜか分からないが。
しかしまた具合が悪くなり、Cドライブがどんどん減少しデッドラインに到達している。
ソフトのインストールもせず、ピクチャーも保存していないのに、どうした事だ。
不要と思われるソフトをアンインストールしているが、効果が出ない。
八甲田山遭難のセリフが出る心境です。

【この記事は、6月18日のFacebookに投稿したものです。】

それから半月、あれやこれやとインターネットで検索したり、経験者に聞いたりして手を尽くしていたが、とうとう七夕の前日にCドライブの空き容量が0となってしまった。危篤状態である。
起動はするが書き込み等はできず、パソコンの体を成さない状態である。
削除できるアプリは殆ど削除し、最後の削除としてCanonプリンタードライバー約1GBをアンインストールしたが効果なし。

リカバリーを考えバックアップDVD作成を試みるが、アプリケーションDVDを1枚作製し、OSのDVD4枚中1枚のみ作製してソフトが停止。
バックアップDVD作製は失敗する。

Dドライブがガラ空きなのでパーティションの変更を試みるが、肝心のCドライブの拡張が出来ない。
容量を寡占するファイルを探すが特に見当たらない。
ドキュメントホルダー等をDドライブに移動させたが、このホルダー自体に重いファイルは存在しないから効果なし。
ドライブのフォーマットをして、別のOSをインストールしようかと思ったがフォーマットが出来ない。

そこでまた元に戻り、バックアップDVDは作製出来なかったが、万に一つのリカバリーをすることにした。片肺飛行を決行することにする。
もしもの時は謝るしかないと腹を括り、7月7日七夕の夜7時ごろから徹夜覚悟で着手した。
幸いにもMネットのKさんが実体験に基づき作成したテキストが有ったので、慎重に手順を追い操作を開始。
Cドライブを初期化する。
なにしろバックアップがない状態であるからして、再セットアップOSが壊れていないことを祈るだけであったが、幸い壊れてはいなかったが千慮の一失ともいうべき手順を飛ばしてしまった。
それは、再セットアップ時にカスタムを選択してCドライブを広げる事であったが、すでに遅し処理のボタンを押してしまった。
10時近くに風呂に入り出てみると、再セットアップが終了していた。

Cドライブが60GBになっている。仮死病人が息を吹き返した瞬間の医者の気持ちが想像できた。
大袈裟。
アプリケーションリカバリーも順調に進捗。

ここからが大変、まず、マイクロソフト・エッセンシャルズ・セキュリティソフトのインストール、次に、購入時からの何ヶ年分のWindows更新ソフトのダウンロードとインストールが延々と続くのだ。
とうとう明け方になってしまったが、肝心のSP2が入っていない。
これをインターネット上から探し、ダウンロード/インストールをしてようやく形になる。

この時点でCドライブが50GBであるから、如何にマイクロソフトの更新プログラムがパソコンのドライブを圧迫しているかが分かる。
こうして基本的な点が修復したので、持ち主宅に持参してOfficeのインストール、メールの設定、Canonの設定をして全て完了となる訳であるが、世の中そんなに甘くはなかった。
ドキュメントのWordファイルが読み取れない、DVDドライブにバックアップファイルを挿入するが起動しない。デバイスが無いというコメントが出るのだ。
7月8日午後6時、暫定操作にして撤収することにした。

この時点でCドライブが49.9GBである。
もっとも、Canonは印刷ドライバーしかインストールをしないから消費量が少なかったようだ。
こうして長く暑い二日間が終わったが、未解決の事項も残っている。
いい勉強になった気がしないのは、やっている傍から忘れてしまうためである。
酔って、何処をどうやって帰ってきたか、そんな心境である。



2013年6月29日土曜日

絆は身近にあり

バリ!ドカン!大音響と衝撃
6月24日月曜日、午前11時ごろ学習館を出て西に向かい走行、T字路を一時停止して左右確認、右折して間もなくの事であった。
右折した瞬間、ダッシュボード上に置いてあるテッシュが床に落ちてしまった。
対向車が無いのを見定め、拾い上げようと身を傾けた。
シートベルトが体を固定しているので、無理な姿勢となったしまった。
一瞬眼も前方から外れてしまった。
こうした動作がハンドルを右に切ってしまったらしい。
その結果が冒頭の大音響となり、右前輪が対向車線側の縁石に衝突して乗り越え、停車してしまった。

地獄で仏
しまった!との思いが全身を駆け巡ったが、この醜態を一刻も早く復旧させなければと、あれこれ思い巡らせデイラーに助けを求める事にした。
が連絡方法が無い。携帯は4月に解約してしまったので持っていない。
3月まで担当していた「新火曜パソコン」のKさんが近くで花屋さんを営んでいる事に気づき、そこの電話をお借りする事にした。
Kさんも突然の来訪に驚いたが、訳を知ってさらに驚いてしまった。
しかしデイラーは休業で留守電になっていた。
事故現場に戻ってみると、物音を聞きつけた近所の人達が出て縁石から戻すことを話している。
そこで訳を話し、手を借りる事にした。

その中でも、近所で床屋さんをしているTさんと言う方が積極的に陣頭指揮をしてくれて、道具を自宅から運んだり、通りすがりの人に呼び掛けをするなど、あれこれと手筈を整えて貰ったのには大助かりであった。
その結果、ヤマト便の運転手さん、信金の営業マンらしき人など5人ほどの協力者がエンジンルームの周りに取りつき、「一にの三」で持ち上げ縁石から戻す事が出来た。
タイヤはパンクして使い物にはならなかったが、予備タイヤに交換して貰い乗り出す事が出来るようになった。
こうした一連の作業をTさんがどんどん進めてくれて、意気消沈している爺さんはお礼を言うだけである。

餅は餅屋で
こうして乗り出す事が出来たが、パンクタイヤの交換をしなければならない。
デイラーは休業だから、最寄りのガソリンスタンドまで行く事にした。
いつも給油をするスタンドだから、心安い事もある。
訳を話し1本だけ交換する事になったが、暫くして店員が他のタイヤも劣化が進み縦割れの筋が出ている、と言って来た。
サービス期間中で安くなっていると話なので、思い切って4本全部を交換する事にした。
ホイールも前後左右入れ替えをしてくれたので、バランスも良くなったとの事。
これで安心して乗り出す事が出来ると、自己嫌悪になっていた気分が軽くなり家路に就く。

有縁奇縁
26日水曜日雨、生涯学習館に出掛けるため何時もの道順で行く。
若葉町の一方通行から高崎県道に出る交差点で信号待ちをしていると、後ろについてきた車の運転者から後輪のタイヤが蛇行していることを告げられる。
道幅の広いところに車を寄せ、訳を聞いたところ左の後輪だと言う。
そこは右の前輪と交換をした衝突ホイールと分かる。
そんな話をしている内に、お互い顔見りであるのに気づく。
パソ爺の最後の職場で下水道に在籍しており、若い内であったが家業の土建業を継ぐと言うので退職していった人であった。
暫くですね、との話になったが道路脇での立ち話でもあり、月曜日の出来事を話し、教えて頂いたお礼を言って別れるが、さあ怖くて運転がままならなくなってしまった。
そんなこととは知らない時は普通の運転をしていたが、タイヤが蛇行していると知ればスピードが出せない。
2・30Kのノロノロ運転に徹し、後続が渋滞しそうな場合は脇に寄せてやり過ごすことで学習館に辿り着く。
帰りも脇道をゆっくり運転して件のガソリンスタンドへ行き、訳を話す。
「パトカーにつかまって整備不良車と間違われ、呼び出しが来ればタイヤ交換をしたこの店も同罪だよ」と、ただタイヤを交換するだけでなく、慎重に点検をするようにと少し脅かしてやる。
恐縮した店員はタイヤを外し仔細に点検をしていたが、やはりホイールに歪みが有るのが分かり原価でホイールを交換する事になった。

反省なら猿でもできる
そんな大人気の無い事をしてと、後になって我が女房殿に言われてしまった。
元を糾せば爺さんの不注意が招いたことで、多くの人手を煩わせてしまったのである。
しかし、今回の出来事を通していみじくも東日本大震災の「絆」を体験した。
困ったときは相身互い、相互扶助精神失われず。

2013年6月23日日曜日

慌て者、粗忽者、いや注意力散漫人間でしょう

学習館での「初心者講座」が上手く行き、意気揚々とした気持ちがそうさせたのか、何れにしても恥ずかしい出来事を起こしてしまった。

信号で止まっていると、ガソリンスタンドの店員が遠くから何やら叫んでいる。
自動車の上を指さし、「サンダル、サンダル」と言っているようだ。
咄嗟にウインドウを下げ、手を伸ばして気づいた。
学習館で自動車に乗り込む際、上履きサンダルを運転席の上に乗せたままドアーを閉めてしまったのだ。
カーブや段差が数か所有ったのに振り落とされずに、よくぞしがみ付いていたものである。
丁度、赤信号で停った場所の親切な店員が教えてくれたお蔭で事無きを得たが、このまま運転を続けていれば何処かで落ちてしまったに違いない。良くお礼を言って発進したが、面目ない仕儀と相成った日で、それまでの昂揚気分がしぼんでしまった。

こうした事はコインランドリーでもあった。
一度は、二段になっている乾燥ドラムの下のドラムに洗濯物を放り込みドアーを閉め、目の前のコイン投入口に100円玉を5枚を入れた。
が動かない。あれ?どうしたと、ドラムを叩いたりドアーの開け閉めを繰り返すがウンともスンとも動かない。
管理人の電話番号を探すが、何処にも表示されていないので聞く事が出来ない。
こうして彼方此方見回している内に、はたと気付いた。
コインを入れた投入口は上のドラム用で、洗濯物は下のドラムに入れたのだ。
上のドラムのコイン投入口は下で、下のドラムのコイン投入口は上になっている。
近接して有ったのを気づかず、目に入った位置がそうであると早合点して投入してしまったのだ。

それに輪を掛けるチョンボをしてしまった。
人に見られないうちにと、慌てて下用の投入口にコインを再投入して動かした。
しかし、冷静になって考えれば分る事だが、空のドラムはドアーが占めていなかったから、動いていない。
そこに洗濯物を下から入れ替えれば、再びコインを入れる必要はなかったのだ。
何と言う愚かなことか、後悔先に立たずで誤投入してしまったコインは戻らない。
次の人が使うときに表示が入金になっているので、不審に思いながらもタダで使ってしまったであろうと、悔しい限りである。

別なコインランドリでも似たような無駄な使い方をしてしまった。
よくよく見て居れば分る事だが、何処の店の料金も洗濯物の重量でドラム側が分かれていたのだが、注意力散漫爺さんは確認もせずに入れ易いドラムに入れるのが当たり前の行動である。
後ろに座っていた女性が「あ!」と声を上げたので、「なんですか?」と振り向いて尋ねたが、「いいえ」と言ってかぶりを振っている。
そのまま作業続行して回転させてから、再び尋ねて見た。
「お宅さんの入れたドラムは毛布用です」と来たもんだ。
あの時、何故そういわないんだ、と思ったが既に遅し。
言われてドラムの表示を見れば、三種類のドラムが有り25kg用は100円で8分、13kgが10分、9kgは12分とある。
爺さん、姿勢を屈めないでドラムが操作し易い事だけを考え、25kg用のドラムに投入していた。
表示までは見ていなかった。
40分乾燥させてその差?円、こんな算術も出来ない。
主婦は使い分けているのだ。にわか主夫は到底その域には到達できない。

結論、注意力散漫人間のため、こうした失敗をするのであろう。
自動車運転は注意の上に注意するしかない。
いっそ歩きで学習館に行こうか。

2013年6月20日木曜日

くら寿司の「TEZUKA SPOT」体験感想記

くら寿司をご存知だろうか。
無添加を売り物に、全国チエーン展開の回転すしである。
伊勢崎には市役所前バイパス通りを西に行き、両毛丸善の手前にある。
そこで、公衆回線を利用して「手塚治虫漫画全集」を閲覧出来るシステムが導入された。
スマートホンやタブレットでWi-FIを利用して見る事が出来る、との謳い文句に物見高いパソ爺は学習館の帰りに立ち寄ってみた。
ドアーにアトムのステッカーが貼ってある。
カウンターに席を取り、用意していったタブレットを取り出す。
Wi-FIiを「TEZUKA SPOT」に合わせる。
ブラウザーを起動。
此処が良くわからない点であった。普段はパソコンのInternet Explorerを起動させていたので一瞬戸惑った。
NexusはGoogle Chromeがブラウザとなっているのに気付き、それを起動させる。
i googleの画面左サイド広告の掲載されている辺りに、それらしきサイトの入口が有った。
この辺がスム―ズに行かな点である。

店内で忙しく動き回っている店員さんに声を掛け、聞きながらの操作で前に進む。
「ブラックジャック全集」が表示された。
第1巻から見る事にする。
取り敢えず寿司を注文する。
この日食べたのは、えんがわ、鉄火巻、ネギトロの軍艦、マグロの赤身、なま蛸の5皿であった。
しかし、タブレットに気を取られ、食った気がしない。
マンガの表示が上手く出せない事と、周りに気を取られ落ち着かない。
いい年寄りが、タブレット片手に寿司を食べている光景は如何なものだろうか。
などと気にしているから寿司の味わいも、漫画の楽しみもあったものではなかった。
早々に閲覧を切り上げ、最後のなま蛸を味わい勘定にした。

発想は面白いが、果たしてどうであろうか。
無線接続も限界が有るだろうし、店内限りであるから長居する客も出そうである。
せめて一話程度をダウンロードさせ、見終わったらまた来店してダウンロードさせても来店回数は増えると思うがどうであろう。
動画も見られるらしいが、イヤホーン設備が必要となる。
そんなものを耳に付け、画面を見ながら寿司を食べては身にならないのではないか。
第一異様である。
日本の食事風景には有り得ないマナーである。
などと感じながらの体験記であった。

2013年6月14日金曜日

男の料理教室

此れまでは自発的に参加して居たこの教室であったが、今回は誘われての参加である。
今回のメニューは、「豚しゃぶサラダねぎソース」「スペイン風オムレツ」「味噌汁」「キャベツと胡瓜の即席漬け」、デザートとして「フルーツヨーグルト」
余り普段から好みの料理ではなく、特に肉は敬遠気味であるが近所の方のお誘いを断るわけにも行かず参加する事にした。
参加男性は15人ほどであろうか、5班に分かれそれぞれに女性の指導者が2人付いて、あれこれと采配を振って貰う。
食材は予め目分量が揃っており、それを切ったり皮むきをしたりして味付けも決まった量が計量されている。
従って、切り方の大小の違いが有っても、味はほぼどこの班も同じものに仕上がる。

最初に包丁を手にした人が切ったり皮むきの担当になる。
これが一番料理をしたと、実感できる役である。
やや手を出すのを躊躇していたので、補助役に徹する事にした。
「キャベツと胡瓜の即席漬け」では、薄切りの胡瓜と一口大に切ったキャベツをポールに合わせ、塩昆布で味付けをする。

「味噌汁」は、玉ねぎとわかめ、油揚げ、豆腐の賽の目切にしたものに目分量のみそを溶き入れる。
これなども、個性が出ない。
味噌汁の味付けは妻の上を行くパソ爺の腕が発揮できない。
全てが薄味で仕立てられており、減塩料理の見本として作られる。

この日、出しゃばったのがデザートの「フルーツヨーグルト」
キュウイの皮むきをしていた人から包丁を借り、皮むきされたキュウイにもう一度包丁を入れ切り残した皮を削り取り根元をくりぬき、バナナも2口ぐらいに6人分に切り分け、ガラス器に盛り付ける。
此処が普段料理を手がけているパソ爺の腕の見せどころである。
何気なく器に入れるのではなく、切り口が大きい方を器の中心部に向け山の様に盛り上げ、キュウイであれば皮をむいた方を外に向け切り口を内側になるように配置し、ヨーグルトは良くかき混ぜトロリ感を出し、フルーツが見えるようにかける。
料理は見た目を大事に盛り付けるのがコツであるが、デザートなどは特に大事である。

出来上がった料理を配膳するのも大事である。
ご飯と味噌汁を左右手前に配置し、メインの「豚しゃぶサラダねぎソース」の皿を中心にして上に「スペイン風オムレツ」と「キャベツと胡瓜の即席漬け」を配し、デザートを一番上にして五角形になるようにする。
写真は他人に頼んだので、我が班のものではないためその姿を見せられないのが残念である。
見られなくて良かったかな?、違っていればいい恥かきである。

2013年6月7日金曜日

Nexus7,年寄りの遊び相手

NHKの趣味DO楽「なるほど便利!くらしで使える スマホ&タブレット」が3回目の放送に入った。
此れまでの2回は水曜日の午前であったが、今回から火曜日の午前になったので、早速テキストを購入して来た.
しかし、6月4日は忘れてしまいパス。

パソ爺の好奇心は、放送など聴かなくでも結構弄り回す事が出来る。
インターネットブラウザーはGoogle Chromeだから馴染みが無いが、使って見ると音声入力は出来るし、お気に入りページをタブに登録して置けるので結構便利である。
現在、NHKやFacebook、自分のブログ、他の電子書店を一発検索できる様に設定してある。
メールはGmailともう一つあるが、主にGmailを使っている。
ただ、文字入力が「ひらがな」「英字」「数字」と表示を切り替えて入力するのが手間と言えば手間、指がはみ出ると別な文字が入力されることが頻繁で煩わしい。
また、Gmailは、件名や本文を声で入力出来るが、まだ不完全である。訂正するのが面倒。
この機能はパソコンでも取り入れられていて、インターネットブラウザをGoogle Chromeにするとマイクロホンのアイコンが検索欄に入っている。お試しあれ。
試供品でGoogle Chrome25は音声入力した文章をGmailにコピペすればいいところまで来ているが、タブレットの方が進んでいる。
ただ、「、。」等の入力方法が分からないのが難点である。

懸案の外出時で機能するか、カーナビとして使えるかを試して見た。
スマホではないのだから期待はしていなかったが、インターネットからダウンロードするアプリケーションは駄目であった。
既にダウンロードしているマップや書籍などは読めるが、それ以上でも以下でもない。
32GBYTEにダウンロードするには限界が有り、使い方を限定するしかないが、余り外で爺様がタブレットを弄り回している光景はどんなもんだろうか。
スマホでさえ高齢者的人間が弄り回しているのは、いい姿ではない。これはパソ爺の偏見か?

今更購入するには、と考える本などを無料でダウンロードして見るにはいい機会になる。
古事記、源氏物語、夏目漱石や芥川龍之介の本などは読み放題で有るから暇潰しにはもってこいである。
他社の本も検索できるのが良い。
まあ、ゲームなどは御免だが、爺様が使うのはまあこんなところではないかな。

2013年6月4日火曜日

無い袖の振り方

曹洞宗同聚院は、伊勢崎駅南方500メートルに位置する伊勢崎市でも名刹に部類されるお寺さんである。
武家門は、酒井氏の居城から移築したものである。
この寺の門前に掲示板が有り、その折々に名言、箴言が白墨で書かれている。
自転車で行き来する頃は通り道でもあったので、興味深く読ませていただいた。
自動車になってからはコースも外れ、目にする機会も無くなってしまったが、ここ数日再び自転車に目覚め乗り出す事が有り、今日も寺院の前を通ると表題の事が書かれていたので紹介したい。

人に何も施す事が出来なくても、以下の三つは無償で施せる、と書かれてあった。
1、眼施(がんせ)・・・やさしい眼差
2、言辞施(げんじせ)・・・温かい言葉
3、和顔悦色(わがんえつしょく)・・・とげのない顔
この三つは、物質を伴わない無償の施しとして出来る和の秘訣と、教えている。
しかし悲しいかな人間と言うものは、この真逆の付き合い方が多いのではなかろうか。
他人に対する態度にも少なからずあるのだから、夫婦や親子などでの間では往々にしてある、と思うが如何であろう。

外での苛立ちを家に持ち込む、一寸した行き違いで言葉を荒げる、常態化した日常に感謝の気持ちを表さない。
全てが当てはまってしまうのが悲しいし、我が身の愚かさに気づかされる。
食事などは特に言える事である。
「何を食べたい」「何でもいいよ」此れは大事をしなくてもいいよ、貴女の作ってくれるものは美味しく食べるよ、と言ったつもりが、そうは受け取られない場合が有る。
自分の献立に全く興味がない、と理解される危険が有る。
「ご馳走さま、旨かった」この一言で済むのが出来ない。言辞施を肝に銘じたい。

人の何気ない一言で、見る目の判断を誤らせる。
感情の生き物だからその一言が基準になり、会話のやり取りや顔つき態度にまで出てしまう。
同じ方向の議論をしていながら、纏められず結果を取り違えてしまう事さえ有る。
此処は色即是空の心境で偏らない対応が出来ればいいのだが、中々一旦埋め込まれた先入観を拭い去る事は難しい。和顔悦色、否、止水明鏡施とでも言うべきか。

こうして思いつくまま振り返るに、邪念の塊が悟り切れずにもがき、悩み、後悔し、悩む愚かしさを払拭出来るのは、あの世とやらに呼ばれてからであろうか、それでは遅い。今でしょう。
今夜の肉じゃがは美味しかったですよ、ご馳走さま。





2013年5月31日金曜日

欲しい時が買い時か、Nexus7

身近な電気製品や電子機器が発売された時、この買い時は今なのか、はたまたこれから改良され値段も安くなるのではと、考える。
次の新商品が出るまで評価が定着するのを待つのか、百や千で買えるものなら逡巡しないが、万から十万の単位だと考える。
特に、生活必需品なら止むを得ず買わざるを得ないが、パソコンやその周辺機器などは無くても生活にそれほどの影響を与えるものではない。
ましてや我が家の大蔵大臣は査定が厳しく、不要不急物品は殊更追及される。

そんな折、GoogleからNexusタブレットが発売され大した人気との事。
Googleのアプリが無料で利用出来る上に、幅広い利用が出来るらしい。
一時、PHSを利用していたが、電話にはほとんど利用せずパソコンに入るメールの確認程度なので返上してしまった。
そこにNexus7が登場したのである。
何とか安い方法でと研究したが、現状を無線ラン化したうえで購入するのが最良の方法と決め、先般工事をした。
完成度80%だが、主なパソコンは無線接続するのでNexus7を購入する事にした。
大蔵大臣の目を盗み、ksであれこれ勉強して購入に踏み切った。

円安の影響で、iPadが1万円からの値上げをすると言う情報もあり、Nexus7もアメリカ製品だから追従値上げの恐れがあると読み、早速出掛けた。
ところが購入タイミングと言うものが有り、それまでキャンペーンと称してカバーをサービスしていたのが完売してしまい、無し。
仕方なくフイルムを値引きさせ、買って来た。
買って来たのはいいけれど、アチラさんの電子機器には取説と言うものが付属していないのだ。
最低限の英字と日本語の5・6ページの解説書らしきものはある。
付属品、電源の入れ方、充電方法程度のものである。
取り扱い概要や細かな設定はインターネットサイトのデジタル解説書を読むしかない様になっている。
そう言えば、ヒューレットパッカード製のパソコンの取説も薄っぺらなもので、日本メーカーが付属させている分厚いものではなかった。あれはあれで無駄なような気もするが。

電源は入れられた。横のボタンを長押しする。此処にも何の表示も無い。
言語の設定を「日本語」にしないと、何が何やらチンプンカンプンとなって大変。
そこで元に戻り、指でなぞって行くと「日本語」と言う表示が出たので、Okする。
以下、日本語での表示になり、それなりに理解できる。
Wi-Fi設定。先ごろ設定した無線ルータを認識している。この辺は健気なタブレットだ。
しかし、暗号キーの入力で苦戦。3時間以上を掛けてOkとなり、やっとこ接続が出来た。
原因は、英文字の大文字小文字が区別。
「e」は「E」にしなければ認識しないのではと気付いたが、何処でするのかわからない。
同じ入力画面の下に「A⇔a」と言うタッチボタンが有り、そこをタッチして見ると大文字になる。
この説明がどこにもない。キーパネルも携帯電話並みの「ABC」と並んでいるボタンを3回タッチして「e」を表示させ、「A⇔a」と言うタッチボタンで「E」にする。
これに気付くのに3時間掛かってしまったのである。
NHKの「スマホ&タブレット」本にも解説されていない。
初心者には、こういったところが分らないのだ。
その点、Mネットのパソコン講座は市販テキストで書き飛ばしているところを説明をするから好評なのかもしれない。悔し紛れの自画自賛。

ようよう接続出来Gmailアカウントを入力、Googleアプリの一覧が出て来た。
正直ほっとした。2万円からの物をガラクタにしてしまうかと、一時は諦めに似た気分となった。
民主党時代の蓮舫議員の顔を思い浮かべ、我が家の厳しい指弾だけは避けられた。
後はどういう使い方をするかで、取り敢えず週刊誌などを購読したいと思っている。
教育委員会からのメールが入っている。
いちいちパソコンを開かずに身近で見る事が出来る。
便利、便利と、密かにほくそ笑む小心者爺様である。


2013年5月28日火曜日

無線ラン工事終了

久しくインターネットは有線で接続していたが、配線が入り乱れて部屋の美観を損ねていた。
むき出しの線が、借用パソコンを含め3台に繋いでいるから、鴨居に沿って1本・2本と這っている光景は陋屋の上に何ともみすぼらしい。
そこにプリンターの配線も加わり、東京の鉄道路線並みの呈をなしている。
タブレットをタダで手に入れようとWIMAXの導入を考え、あれこれ浅知恵を働かせた積りであったが、相手が一枚上手で宣伝文句に危うくひっかかりそうになった事は前回報告したが、その後、試行錯誤の結論として、取り敢えず無線ラン化工事をすることにした。

So-Netからのルーターは、幸いにもランカードを差し込めば電波が出る代物と判明。
ただし、ルーターのメーカー(NEC Aterm)や規格によってランカードが指定されていることを知り、Amazonで調べて見た。
新品は1万円からで、中古品は2千円弱で出品されていた。
安物に目が無いから当然中古品を注文し、Xpパソコン用に子機カードも購入する事にした。
此れは中古品はなく700円程度の新品だが、メーカー(Buffalo製)が違うので気にはなったが、千円もしないものだから不適合でも諦めがつく。

あれこれと、コンビニ受け取りの手続きをして手に入れる事が出来たが、開けてびっくり玉手箱。
中古品のランカードに取説が無く、現品のみである。
そこはベテラン?のパソ爺、ルータの電源を切り離し(電子機器の接続には必須手順)上部の開くところにランカードを差し込み電源を入れる。カードのランプが点滅し出した。通電成功。
そこからは、インターネットの力を借りることにして接続方法の検索をして見た。
ルータのSSID(無線LANにおけるアクセスポイントの識別子)と暗号キーが必要と分かり、ルーターの側面に記載してあるとなっているのだが、幾ら探してもそれらしき記述が見当たらない。
仕方がない、今度はルータの取説を探すことにした。
この様な事態に備えて電子機器類の書類は、現品がある限り保存して置くべきと、自戒する。
読んでみると、ルータの底辺、つまり底に貼ってあるシールに記載されている。
何と見付け辛い、不親切な場所である。ソコまでは気付かない?・・おやじギャグ。

こうしてWindows7は何とか接続が出来、インターネットの電波を拾っていることを確認する。
難工事だったのがVistaとXpである。
途中まで行くと「IPアドレスが競合しています」と、表示され進まない。
前のNiftye当時のアドレスが邪魔をしているのかと、パソコン内の全てを消去する。
それでも同じである。
他のパソコンとの干渉を受けない様にと3台の接続をすべて切り離し、Xpだけで試みるが同じ。
此れではタブレットを購入しても接続出来なければアプリがダウンロード出来ない、ただの箱になってしまうではないか。
しかし、電波は出ているから試して見るかと、一瞬思い巡るが専門家の意見を聞くことにし、黒インクの点滅サインが出ていたので、購入がてら、Ksに行く。

爺さん、店員を捕まえ必死で聞く。
何故IPアドレスが競合するのか?
タブレットを購入しても接続するのか?
おまけに一言、タブレットは割引出来るのか?とんでもない爺さんが来たと思われたに違いない。
そこで得られた結論は、IPアドレスの競合はルーターに原因が有り、別なルータに買い替えると解消するかもしれない。しかし、これは確証ではない。
そうしないと、タブレットも接続しない恐れがあるのではないかと、これは推測。
価格の値引きは全世界一律で品薄だから出来ない。ケース(2・3千円程度)をサービスで付ける。
と、まあこんな調子で有る。
折角中古品の無線カードを割安で購入したのに、別にルータを購入しなければならないのでは損の上塗りである。

最後の手段、プロバイダーのSo-Netに電話で聞く事にした。
一発解決!。
IPアドレスの設定が固定されていて、此れを自動取得にする。
DNSも同様で、自動取得にチェックを入れる。
こうしてVistaは接続が出来たのであるが、無線モードでないXpパソコンが残っている。
子機を挿入して、取説通り付属のCDでソフトのインストールをしたが、簡単に接続をしたがらない。
Vistaと同じ自動取得にし、ルーターのSSIDは認識しているのだが、接続しないのだ。

この続きは後日、根気が無くなったので終了。



2013年5月21日火曜日

世の中、 うまい話は無い

遅ればせながら、無線ランに挑戦しています。
動機は不純です。タダでデジタル製品を入手しようとしていたのです。
Nexus7に興味が有り、K'sで調べたらアプリケーション(デジタル書籍など)の入手は無線ランで無ければならない事が分かり、その方法をインターネットで探して見た。
そしたら有る、有る。
中には30000円キャシュバックなど、魅力たっぷりな宣伝が載っている。
その中から、WIMAX使い放題3000円弱でセット+でNexus7を頭金0円で提供と有った。
使い放題3000円ならISP料金と同額の上、Nexus7が手に入る事になる。

WIMAXはパソコンも接続出来るから、ISP接続料とも縁が切れるのも魅力で早速問い合わせて見た。
Nexus7の頭金0円はその通りであるが、オプションとして月々900円ほど24ヶ月支払わなければならない事が判明。その他に初期費用として20000円弱の負担が有る。
結果、無料でMexus7が貰える訳ではなかった。
ならば現在のルータに無線ランカードを取り付ければ2000円弱で済み、同期しないパソコンには子機を1000円弱で取り付けられるので安く上がると胸算用する。

いよいよ無線ランの仲間入り、と思ったが待てよ、Nexus7はどうするか。
32Gで24800円。
清水の舞台から飛び降りる決心で購入しても、アプリをダウンロード出来なければただの箱になってしまう。
無線カードと子機の購入を決めてしまったから、Nexus7を買ってきて試すしかない。
いや、K'sで試してくればいいんだ。
此処は意を強く持って、聞くは一刻の恥、聞かざるは末代までの損。違うかな?

何はともあれ、厚顔無恥丸出しでK'sに行って試して来る事にした。
世の中、インターネットや新聞広告を鵜呑みにしてはいけない。
相手だって損を承知の商売をしているわけではない。
だから、念には念を入れて決めるべきである。
この結果は後日報告、乞うご期待。

2013年5月15日水曜日

犬の胃腸障害?

柴もどき「コロ」の具合が悪い。
日曜日の便が真っ黒だったのが気になって居たが、翌日の朝、小屋の周りに嘔吐した痕跡が数か所あるので、異常に気づいた。
こんな事は無かったのにと、気にしながらも連れ出すと嬉しそうに散歩に出掛ける。
しかし、途中でやたらと稲もどきの草葉を食いちぎり、飲み込んでは嘔吐を繰り返すので短時間で切り上げて戻る。
その内、真っ黄色な物から赤いものが混じった吐しゃ物が出る様になってしまった。

「コロ」は、躾が悪いから拾い食いをする。
その素早い事、あっという間に口に入れ飲み込んでしまう。
そんな犬だから悪い物でも食ってしまったのかと、暫く様子を見ていたが落ち着いた様なので一安心していたが、明けて今朝になって見ると、又、小屋の周りに吐しゃ物が数か所ある。

早速インターネットで調べてみると、いろいろな症状が有り、その中で一番適合して居るのが胃腸障害である。
ゆるいが便は出るので、腸捻転では無さそうだ。
胃の病気、それも胃潰瘍らしいと診断する。
暫く絶食にして様子を見る事にした。

しかし、犬の習性とは言え悲しいものだと気付かされた。
具合が悪くて小屋の中でぐったりしているのに、見知らぬ物音に気付くと猛烈に吠えたてるのだ。
人間ならそんな事はしないで、布団にもぐったままである。
常に周囲の物音を警戒している。
それも絶食状態に有るにも拘らず、小屋から飛び出して吠える。
「良いよ、良いよ、安静にして小屋の中に戻れ」と、号令すると不承不承の仕草で小屋に入る。

夕方になって、本来の飼い主である嫁が掛り付けの獣医に電話で相談したところ、犬の胃腸障害が流行っているとの事。さしずめ、人間なら「嘔吐下痢症」か「ノロウイルス」にでもなるのか。
その嫁と、孫が押さえつけ役として2人で獣医に連れて行き、注射を一本打って貰い、飲み薬を3日分調剤して貰って帰って来た。
今夜は卵入りお粥を作り、錠剤を混ぜて食べさせて見た。
明日の朝どういう状態となっているか心配事が絶えないが、口に出さないだけ不憫なもので、やれるだけのことはしてやりたいと思っている。

2013年5月10日金曜日

忘却とホルモン分泌

5月9日、2週間振りの初心者講座である。
第1水曜日を休講にして、5月の1週目を連休にしたためである。
「先々週はモグラ叩きの練習をして、マウスの扱い方に慣れましたか?」
「忘れましたー」、大きい声での合唱となって返ってくる。
「そうですよね、忘れて当然です。教える側もそうした方達と学習するのが目的ですからね」
≪負け惜しみが若干含んでいる≫

何時の頃であったか、市長の車に同乗する事が有った。
本来、随行は運転席の隣に位置する事になっているのだが、その時は後の座席に乗っての道中だから、気詰りも甚だしい。
「歳をとると物忘れがひどくなるのは何故だと思う?」と、唐突に聞かれた。
「・・・脳が老化するためじゃないですか?」
「だから、何で老化するかなんだ」
「栄養不足になるとか、でしょうか?」
「人間はね、歳を取ってくると物事を忘れさせるホルモンが出て、死ぬことを忘れさせるようにするらしいんだ」
「ホルモンですか?」
「歳を取れば段々死期が近づいてくるわけで、それが頭から離れなくなってしまえば生きては行けなくなってしまうと、言われているらしぃ」
「何ホルモンでしょうかね」死など考えてもいない歳だから、頓珍漢な受け答えをしている。
「死刑囚は朝が一番怖いらしい。看守の足音に全神経を尖らせ、遠ざかるとホッとして一日生き延びられたと、安堵の胸を撫で下ろすと言われている」
「・・・」
「此れが、普通の人間で歳を取ってくれば、明日死ぬか、今日無事に過ごせるか、などと怯えていたら気が狂ってしまうと言われている」
「・・・」聴くだけである。
市長も、誰かの請け売りを聴かせているらしい。
「だから、気が狂わない様に自然と歳を取れば物忘れをさせるホルモンが出て、死の恐怖から免れさせるように出来ていると言う事らしい」
何故かこの時の話が、気詰り感と共に思い出される。

そうすると、この初心者講座の受講者は物忘れホルモンの分泌が旺盛で、聴いた事は右から左に頭に残らない様になっていると言う事か?
それとも我々のカリキュラムの組み立てが悪いためか?
などと考えが過る。
「テキストのパソコンを知ろうを開いてください」「パソコンは、・・・・・」
其々の部位の名称と機能の解説をしながら進めて行く。
「〇〇さん、USBメモリの入れ方が逆ですよ~」
先程からUSBのキャップも外さずに、後ろ向きでUSBジャックに必死になって押し込もうとする人が居る。

来週はどうなっている事やら、誰も予想が付かない。明日の事さえ分からないのだから。

2013年5月1日水曜日

犬は健康の神様

関口さんの言です。
犬の散歩は犬任せで、アッチに行ったり、勝手に立ち止まったりと、勝手気ままに歩いて行くのが犬の習性と、義務的な散歩として連れ出すのが此れまでであった。
そんな犬との散歩が、単なるウオーキングの4倍も運動量が有るとTVで放送されていた。
綱を持って犬をコントロールする時に掛かる足や腹筋への負荷が良いとの事。

その昔、犬の散歩は運動にならないと言われていた。
勝手気ままな犬に付き合っているだけでは、駄目との理由で。
しかし、犬は余程訓練されていないと、さっさか歩きはしない。
その犬の道草と勝手な行動が、飼い主の運動に最も適しているとの科学的?論拠が示されて、我が家の駄犬の運動も見直された。

今朝はお天気なので、連れ出して歩く事にした。
先ず道路に出て北に行くか、南に行くか、犬の判断に任せて見た。
顔を北方向に向けたり、南を見たりしていたが、北の公園コースに歩き出した。
しかし、公園の手前十字路まで来ると、尻込みをして行かないとの意思表示をする。
何時もなら強引に引っ張って公園に連れて行くのだが、今日は犬に任せて見た。
すると十字路を左に折れて、佐藤小児科医院を西に向かって歩き出した。
最近、このコースは歩かないのだが、何故かすたすた歩いて行く。

赤坂川に突き当たり、側道に沿って北に折れる。
北部環状線の側道に出て、今度は西に向かい始めた。
手前に「一丁田公園」が有り、その中に入ると用便の仕草を始めるので立ち止まってやる。
用便をするのに此処まで来るのかと半ば呆れたが、犬も用便に適する場所を見分けるのだろう。
余り草丈が茂っている場所は、尻に草の葉先が邪魔して排便し辛いのか、芝や枯葉の上を好む傾向が有る。

「お座り!」、命令するとその場に座って後片付けを待っている。
今日はお利口である。
「行くよ。」と声を掛けると、やおら腰を上げ帰り道コースを歩き始めた。
元来た道ではないが帰り道である。
此処まで来ても自分の住み慣れた場所は分るのか、とっとこ、とっとこ歩き、動物の感で自宅に辿り着いた。

こうして小一時間の散歩兼運動は終了したが、お陰様で「犬は健康の神様」を実感した朝となった。


2013年4月28日日曜日

旬の筍と独活と葱

初物の筍を頂いた。
掘ったものを頂くことはあるが、直ぐ食べられる状態にしてのものだからありがたい。
ただ、申し訳ない気持ちが先に立って、恐縮しながら頂戴した。
掘るだけでも大変な手間なのに、皮むきから灰汁出しをして、保存用に氷まで添えてある。
徒疎かに食べる事が出来ない。

その日はたまたま自転車で来ていたから、氷が解けはしないか気をモミながら帰途のコース上にある「がってん寿司」で昼食を摂り、急いで帰った。
スライスにして一杯と思ったが、炊き込みご飯にすると言うので飲むのは止めた。
その出来たものが下の写真である。
これは撮影用にセットしたもの、こんな上品には食べてはいない。
本来は、もっとごちゃごちゃした食卓となっている。
油揚げの味が滲みて、此れなら一杯やりながら食べられると思ったが、後の祭りで後日にする。
関口さんのお蔭で初物が食べられ、この上ない喜びです。

独活がようやく芽を出したので掘り出して食べようとしたが、今回はずんずん大きくなり本葉になってしまった。
柔らかい芽が地上に出る頃でないと、硬くなってしまい食べられない。今回はフレッセイのもので我慢する。
しかし、独活はこのまま放置しておくと矢鱈大きくなり、アメヒトに食い荒らされてしまう。
葉っぱが食べられないかインターネットで調べて見たが、「胡麻和え」や「天婦羅」にして食べられそうであるが、新芽の状態のものである。
既に本葉がとなっている。
葱も「からか~ぜ」で購入し、2作定植したのでご褒美に一杯飲ませて貰えるかなと、淡い期待を胸に労働?。
パソ爺の労働の対価が酒1杯である。此れでは使用人並みの宛がい扶持だ。
数日前に石灰を入れ、今日、作を切りをし、たい肥を底に敷き、一本一本植え付ける手間のおおごとさよ。
腰の痛さと、屈む辛さに耐えての作業である。
「いつ食べられる?」と、家の中から眺めていたご主人様は簡単にのたまわく。
ここは晩酌の都合が有るから、愛想良くして置かなければならない。
手前が下植木葱、上がニラ。
「定着して新芽が出れば大丈夫。」
この強風のなか砂埃を浴びながら、パソ爺は素直に受け答えする。今夜の楽しみのために。

食卓に着く。
何時もの配膳だ、期待を裏切られた。
「今日は疲れたから、温まるか。」
「お風呂を先にするの?。」
「この間頂いたもの、有るだろう。」
「筍ですか。」
「じゃなくて、噛まないでも温まるもの。」
「ヒーターを点けるの?。」
「省エネルギー時代だから、ヒーターは付けないの。もっと簡単に温まるもの。」
「風が止んだら、気温が下がると言っていたから厚着すれば。」
「お酒でしょ。」
「お酒ならお酒と、最初から言えばいいのに。」
そんな事、言わなくても糟糠の妻なら気付く筈と、言いたいが言ってしまったらお終いだからここはグット我慢。何事も我慢。これが波風を立てない秘訣。
我が家で20年、可憐に咲くボタン
「そうそう、お酒です。」
「自分で燗をしたら。熱いの、冷たいのと難しいんだから。」
「牛乳で、チンでいいんだ。」
「肴は自分で作ってね、これからテレビで良いのが有るんだから。」

漫才である。
こうしてパソ爺は、「ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら♪~。」予定量を消化し、ほろ酔い加減で眠りに就くのであった。
安い人生ですね。

2013年4月25日木曜日

見守りパトロール、子供達との会話

孫が小学生になると同時期に、老人会に入会し「見守りパトロール隊」の一員となった。
月2回、隔週の水曜日午後3時ごろから4時ごろに北部環状と大胡県道の交差点に立ち、下校する子供達を出迎え、不審者から見守るのが主な任務である。
しかし、よくよく考えると誠に心もとない見守り隊員である。
走れない、力が無いの体力ゼロの隊員では、いざと言う場面に役立たない事は自明の理であるが、グリーンのベストを着用して立っているだけでも抑止力として効果が有るらしい。

下校して来る子供達との会話が楽しい。
「今日の給食は何だったい?。」と聞くと、「うん~、あのね人参とね、うん~とね・・・」と考えているが思い出せない。
「パンが出なかったかい?。」「出たよ。」
「シチュ―は?。」「出たよ、オジサン何で知っているの?。」と、怪訝そうに聞いてくる仕草が可愛い。
後から来た子に、「今日の給食にシチューが出たろう?。」と、話し掛けると「あれ?何で知っているんだい?。」と、目をまん丸くしている。

昨日、雨模様だったのだが出動した。
小学低学年の子が、「オジサン、北海道は何処にあるんだい?。」と、藪から棒に質問して来た。
「日本がこうあって、北の方にあるんだよ。」と、路上に細長い日本地図を傘の先で示していたら、「九州が近いの?。」授業で聞いた話が混乱しているのだろうか。
「家のおじいちゃんはね、札幌の小樽なんだって。」
同居しているのだろうか、祖父の出身地の話が出て来る。
「札幌と小樽は別々な街だよ。オジサンも小樽生まれだよ。」
「げー、同じじゃん、」と、たまげた様子が何とも面白い。

最近の子は良く挨拶をする。
「お帰り。」と言うと、「こんにちは。」とか「ただいまー。」と、受け答えが返ってくる。
中には恍けた子もいて「行って来ます。」と、朝用の挨拶をする。
何年か前の話で高学年の女児生徒だったと思うが、態々立ち止まり「何時も何時もパトロールご苦労様です。」と挨拶された時は面食らった。
そう言えば齋藤さんのお孫さんが学校作文で入賞した事が先日紹介されたが、パトロール隊に関する内容であった。

当番で立って観察していると、いろいろなタイプの子がいる。
顔立ちが整ているが、なんとなくひ弱な感じがする女の子に「お帰り。」と声を掛けても、ちらっと見るだけで黙って通り過ぎて行く子もいれば、「ただいま、ただ今。」と、何遍も答えて来る陽気な子もいる。
学期末などは作品を両手にぶら下げ、ようようの態で帰って行く子や、雨が降っているのに傘も差さずに平気で歩いて行く子もいる。
朝方の陽気と違ったのか、ジャンパーをランドセルの下に括り付け引き摺りそうにして帰る子もいる。
真冬でも半ズボンで行き来する子、あっちに止まり、こっちで立ち止まる亀さん帰宅する子もいる。
低学年の子は忠実に横断歩道橋を渡るが、高学年の特に6年生ともなると横断歩道を渡る子が多い。

パトロールは、寒い冬も辛いが夏は日影が無いから辛い。春と秋が遣り易い。
最近は、自分の体調に合わせて我まま出動をさせてもらっている。
3月下旬に慰労会が有ったが、最近はお酒が出るので楽しい。
そんな楽しみを期待して、また一年頑張りたいと、淡い誓いをするパソ爺である。




2013年4月22日月曜日

けち臭い話 2

2011年12月7日、「けち臭い話」を投稿したが、今回も似たような話題である。

今朝、忠犬コロの運動?、いやパソ爺のリハビリーが目的の散歩に出かけた時の事。
何時もの通り杖と犬のトイレ道具一式を持って、今日はF工場の駐車場に行く。
先月頃から駐車場の一角に「FamilyMart」が出店準備していたので、工事の進捗状況も気になっていた。外見は出来上がり、内部もかなり出来上がっている。
貼り紙に「4月26日オープン」と書いて有る。
工事関係者も来ていない時間だから、近くに寄って内部を観察しようと側溝に架かっているグレーチング(雨水を排除する網状の金蓋)を跨いだ時、杖が網目に入り危うく転びそうになった。
咄嗟に足を踏ん張り杖を引き抜き大事に至らず歩き出したところ、杖の先が「コツ、コツ」と言う音になっている。

パソ爺の杖は、ゴムの先が付いているから、そんな音は普段しないのにと見たら滑り止めのゴムが無く、金属がむき出しになっているではないか。
辺りを見回したが無い。
グレーチングの網目に入った時かと、側溝の中を観たら案の定落ちていた。
網目に差し込んだ時に、慌てて引き抜いて金具に引っ掛けてしまい、スポット抜け落ちたものらしい。
深さが1メートルもあり、グレーチングもボルトで固定され、例えされていなくても持ち上げられたものではない。
そこで、網目から杖を差し込み先端に押しこもうと試みたが、ゴム先は右に左にとコロコロ動き、とても捕まえられたものではない。
そうこうする内に人通りも増えて、犬を連れた年寄りが側溝の中を覗き込む姿を奇異に見ている眼が多くなって来た。

高々5・600円程度のゴム先だからと、釈然としないが諦める事にする。
犬も排便がしたいらしく、落ち着かなくなっている。
家に戻って事の顛末を家内に話したら一言、「石井スポーツで付けて貰ってくれば。」で片づけられてしまった。
しかし、どうやって取り出せるものか、こんな考えが小半日頭の片隅に残っていた。
鋏状のものを棒に縛りつけたらとか、トリモチの様に糊状をのもを棒先に塗り付けるなどなど。
そして閃いた。
細い金属状の棒の先に、針を付けて突き刺して引き上げる。
簡単で手っ取り早く出来る。
早速、ピン止めを切断して、針先を金属棒にガムテープで固定して出来上がり。
それを持ってリベンジとばかりに靴を履く。

「何処へ行くの?」
「朝のゴム先を取り出しに。」
流石に呆れた顔で「転んで怪我でもして、高いゴム先にならない様にね。」と、のたまわく妻の言葉を背中で受け、男一匹パソ爺は針先を付けた棒を持ち、勇躍朝の側溝へと出掛ける。
(講談ならここで、パパン、パパンと扇子で見台をたたく場面なのだが。)
そしてつつく事3・4分、針先がゴム先に突き刺さり慎重に引き揚げ作業に入る。
グレーチングに触れてしまえば再び落ちてしまうから、原子炉から燃料棒を引き上げる様にゆっくり、ゆっくり引き上げ、とうとう地上に出す事に成功した。
この達成感は、経験して初めて味わえるものである。
たかがゴム先、されどゴム先に精神を集中させる根性や我ながら見事。
人はこれをケチと呼ぶか、はたまた勿体ない精神の究極と言うか知りたいものであるが、考えて見れば暇人と言う事か?。
粘着質のストーカータイプと、言われるのが落ちかもしれないが、でもこれで一件落着、落着。

2013年4月21日日曜日

人生、糾える縄の如し

この世に生を受け70年80年と過ごす人生を、順風満帆に終わる事が出来る幸せな人はどれくらいいるだろうか。

譬えホームレスの様な、世間に何のしがらみのない人でも、置かれている現状に決して満足して眠る事は無いのではと、想像してしまう。
父母が居てこの世にあり、故郷が有って成長し、長い道程のどこかで段ボールで過ごす事になっただけで、決して孤立無縁であった訳では無い筈である。
兎追ひし彼の山/小鮒釣りし彼の川/夢は今も巡りて/忘れ難き故郷と、望郷の念に駆られる夜は一再や二再ではない思う。

ましてや普通の人生は、父母在り、子在り、孫在り、兄弟、叔父叔母等々の親類縁者、知人、友人などと実に多くのしがらみの中で生きている。
その一つ一つのしがらみの中に、いろいろな出来事が縄の如く織りなして自分達の生き方にも影響を与えている。

元気で居られた方が、病気で長期入院を余儀なくされたり、認知症が進行して物の識別が困難となったりする事が有る。
自分自身も、突然歳を感じさせられる歩行困難となったり、順調に成長していた孫に異変が起きたり、元気印と思っていた嫁の発病と、心配事が枚挙に暇がない晩年となっている。
しかし、此れも人生。
在るがままに受け入れ、ジタバタしても仕方がないと開き直っている。
その場その時に、最善を尽くしてやれることが出来れば、それでいいと思っている。

遠方の/子からの電話/元気なり/話題が弾む/旨し酒なり

恙なき/日々は願えど/常ならず/折りなす山を/旅するに似て

病める子ら/差し出す手には/千手仏/微かな光/見出すまでは

2013年4月16日火曜日

「読取革命」で印刷物のデジタル化

「読取革命(光学式文字読み取り認識ソフト=OCR)」、前から名前は知っていたが、印刷文書のデジタル化がこんなに簡単に出来る物とは知らなかった。
ワードプロセッサーで作成された印刷物や他のパソコンで作成され、手書きが加えられた文書などを自分のパソコンに取り込み、編集などが出来る優れものである。

褒め過ぎです。
100%完璧に読み取る事は出来ません。
一番弱いのは手書き文字、次は紛らわしい漢字、複雑な罫線のある表などは打ち直した方が早い気がします。
しかし、OCR読取の性能を知るため、いろいろな文書をスキャンして見ました。
今回は、三郷文化財研究会の総会資料を作ってみました。
原本はこれまで会の副会長を担当していたHさんが作成していたワープロ文書と、現役員が作成した活動報告や予算決算書を統一するものでした。
ワープロ文字、ある人はパソコンで明朝体で、別な人はパソコンでも罫線が不得意とかで印刷したものに手書き罫線を入れた印刷物等々、総会資料が多種多様のページになってしまう。
それを、OCRで読み取り、文字は全てMSゴジック体に統一し、見出しは16ポイントに、本文は11ポイントに統一、議案番号、ページ番号の位置などを編集するものである。

いやはや読取が不完全で、大変な作業が発生してしまった。
最初から打ち直すより早い事は早いが、画像として読み取るのだから訂正すると、とんでもない結果が出て来る。
文字がどこかに飛んでしまい、印刷して見ると出て来る、編集をするとこんな事が頻繁に起きて来るのである。
まだまだの感があるOCRであったが、なんとかかんとか胡麻化しながら出来上がった。
何事も挑戦してみる性格のパソ爺であるが、今回はいささかて手を焼いた経験であった。
しかし、全ての文書がデジタル化し、USBに納められたから以後はそれを手直して行けば良いと考えるが、早計である。
何故なら、いろいろひねくりまわして体裁を整えてあるので、余程熟練した人でないと引き継がれられない心配をしている。

2013年4月13日土曜日

パソボラMネット総会終了

平成25年度「パソボラ・Mネット」の総会が平成25年4月13日土曜日、伊勢崎市文化会館道西の「プリオパレス」で午前11時から開催された。
全員の出席で議案が了承され、その後懇親会となった。
銀のフォークとスプーンが4列左右に並べられ、上にスプーンが2列、手前にもスプーンがある、只ならぬ配置のテーブルに着席する。
こういう席は苦手である。
しかし、誰も箸の要求をしない。
一人ぐらい「すみませんー、箸お願いします。」と、言うものだがMネット会員は平然と座っている。
パソ爺は、こうした場合直ぐ箸の要求をするが、会の代表として着席しているから声をあげられない。
蛸ではないのだから、こんなに食器を使いこなせない。
その点日本の箸、韓国も中国も箸で食事をするが、汁物でスプーンを使う場合以外は何でも箸で済ませるのは合理的である。

次々と皿に盛りつけられた料理が出て来る。
ビールで乾杯した後は、ワインに切り替える。
ワインの味など鑑別できないが、Tさんの注文だから安物ではないと思うが、Mネットの財政上高価なものを注文するとは思えないが、匂いも味もGOODである。
もっとも、TVの「一流芸能人」と言う番組で、ワインや肉などの鑑別を競うものを観ていると、日頃美食して居ると思われる出演者が、見事に本物を外している。
時たましか味わないパソ爺たちに味の鑑別は出来るはずはない。
旨い、匂いが良いなどと言いながら、がぶ飲みしている。
上品に飲むコツも知らない、田舎者である。

「あれ?食べ掛けの皿を持って行かれた。」隣席のkさんが素っ頓狂な声をあげる。
Oさん、「フォークとスプーンをハの字にして、下向きにして置いていなかったのでは?」
「そう言えば、並べて置いたかも。」
「じれゃーメイドさんは下げてしまうよ。」
こんなやり取りをして時間は、カラオケタイムに入った。

「カラオケお願いします。」と、リクエストをしたらタブレット端末の様なものが来てしまった。
てっきり、曲名と歌手名が記載されている本を期待していたが、最新兵器が来てしまった。
「パソコンを教えているんだから、こんなものが使えないでどうする。」と、あれこれ弄っていると予約が出来た。
パソ爺の唄った歌は、「ああ、上野駅」「無法松の一生」「昴」と、何時もながらのリバイバルソング3曲、変わり映えのしない歌である。
お義理にパラパラの拍手。
そんなものでも、声を限りに歌えることは楽しい。

こうしてMネットの総会、懇親会は無事終了し、帰りはMさんの車でTさんに護送され、我が家に辿り着いた。
彼方此方で皆さんにお世話になり、一日が終了し昼寝をして目覚め、こうしてブログを書いています。
Sさんの写真が出来次第投稿します。

2013年4月5日金曜日

時代はまわる

中島みゆきの歌に【時代】と言うヒット曲がある。
歌詞が良い。
最後の詞に
「まわるまわる時代はまわる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ」
今日、公民館でこの歌に合う情景に出会い、思い出した。

この3月末、公民館主事を長年務められたY女史が定年退職したとの報に接し、気持ち寂しく思っていたら事務引き継ぎで公民館に来て居り、お世話になったお礼を述べる事が出来た。
Y女史が入職したのがパソ爺達が組合活動に熱を上げていた時分だった。
彼女は、秘書課に配属され実に爽やかな印象を与えていた。
気さくで、気配りが上手だから、誰にも好かれていた。
組合活動で勇み足をして、市長室に呼びつけられてお説教をされていた時も、お茶を出してくれたりしてこちらの気持ちを和ませてくれた。
その後、良縁に恵まれ職場結婚をした。
その彼女が4・5年前、公民館に異動されて以来、いろいろお世話になるようになった。
昔ながらの気配りは健在で、来館する人に好印象を与えていた。
その人が60歳で定年と聞き、時代の過ぎゆく速さを痛感し、出会いと別れが織りなす人生を感じざるを得なかった。

そうこうして帰る公民館の廊下で、再び偶然ともいえる出会いと過ぎ去った人生を思い出すことになった。
水道局時代の若手の職員だったK君である。
元気が良く、野球も捕手を受け持っていた。
その彼が、市の文書配達をしているので何故かと尋ねたら、定年退職後の職場だと言う。
今年60歳を迎え、再就職が教育委員会の文書配達との事。
パソ爺の感覚では、若い頃のフットワークの良い、キレのある受け答えをしていた若者の印象が強く、自分の歳の過ぎたことを忘れていた。
記憶では、どこかの課長で事務職になっていた。

この様に、今日は三郷文化財保存会の会議に出席したお蔭で、青春時代の一ページを開く事が出来た。

2013年3月30日土曜日

ボケ防止川柳6訓

テレビ番組に健康に関するテーマが多くなってきた。
民放には、タレントをモルモット代わりに仕立て、バライテー風に検診をさせて面白く分り易く見せて居る。
その点、NHKの「今日の健康」などは、比較的落ち着いた内容で、しかもいろいろな角度から検証して参考になる。

認知症予防も頻繁に取り上げられているが、先日の番組でこんなことが予防になると指針が示された。
これに川柳を織り交ぜてご紹介したい。

1 良く噛む、30回を目安に30分ぐらい時間を掛けた食事を心がけること。
「30回/噛めと言われて/数わすれ」

2 本、新聞を声を出して読むこと。
「読んでいる/お悔やみ欄を/声出して」

3 カラオケで唄うこと。
「懐かしの/選曲だけで/夜が更ける」

4 翌日の予定表を建てること。
「草むしり/明日の天気が/気にかかり」

5 料理すること。
「週一の/献立いつも/酒つまみ」

6 ウオーキングをすること。
「朝夕の/散歩は犬が/道を決め」

貝原益軒の「養生訓」の中に、「接して漏らさず」と言う教えがある。(これしか記憶が無い。)
これなどは、高齢者にとっては大事なことらしい。
あの一滴は、寿命を1年縮めると言われているが、そんなことは心配ない歳となってしまい、むしろ、昔の放出が悔やまれる昨今である。

ボケとは関係は無いか?。

2013年3月23日土曜日

風景今昔

手前が十字路となっていて、左に行けば安堀町、右へ行けば末広町である。
左の写真は、昭和32年に撮影されたものである。
義兄の森村さんが、上毛新聞が募集した「思い出の風景」に応募して伊勢崎市観光協会賞に入選したものである。
場所は伊勢崎市太田町地内を流れる赤坂川の上流部、今は清水ベーカリーが東にでき、西はワタナベ金物店がある。
その間を大胡県道が通っていた。
橋の名前は「新赤坂橋」と言うが、最近の人は知らない。
道はバラス、所謂砂利を敷き詰めたもので、道の両側500メートル間隔ぐらいに砂利置き場が有った。
今は、ごみステーションとなり、其処が県道の保線場所と知っているのは土地の年寄りだけである。
ボンネットバスは前橋発の急行で、国道50号を通り二宮の十字路を右折し、新伊勢崎駅まで直通運転されていた花形である。
遥か彼方に屋敷林が見えるが、波志江町2丁目辺りか、東のこんもりと見えるのは権現山に移転したばかりの三郷中学校の校舎であろうか。
パソ爺たちは、校舎建設のためと称して体操の時間は材木運びをやらされた。
今の三郷小学校校庭で加工した柱やその他の材木を、生徒が2人掛りで担いで行ったものだ。
その校舎での授業は無く、卒業式だけした思い出浅い校舎である。



3月23日土曜日午前6時45分撮影(OLYMPUS SP-620UZ)
右の写真は、55年後のほぼ同位置からの現風景である。
道路は舗装され、両側に金物屋、携帯電話ショップ、マクドナルド、コンビニ、寿司屋、パン屋、食材屋、パーマネント屋、アクセサリー店等が立ち並ぶ一寸した商店街を形成している。
従って赤城山の遠望は望むべきも無く、僅かに稜線が見えるだけである。
この道路は大胡の手前までほぼ直線であったが、西に本庄県道が北進延長された新道が出来、途中で折れ曲がり新道に接続するように直されてしまった。

しかし新赤坂橋は、今もひっそりと道路を支え、東に分かれる道路も現存し、往時の面影を残している。

2013年3月21日木曜日

夜来風雨の声

3月21日、深夜、風の音に目を覚ます。
一昨日の夏日が一転しての激変である。
往々にして此処群馬は、強風が吹き荒れ砂塵が天空に舞い、赤城山のすそ野が黄色く霞むこともしばしばであった。
そうした季節風はこの春先に多い。
 
立て付けの悪い戸障子がガタガタと打ち鳴らされ、家中が息をする様だ。
そんな夜半の物音に耳を澄ませていたら、「夜来風雨の声/花落つること知る多少」の漢詩の一節が思い浮かんだ。
まさにその通りの情景が外では繰り広げられているのだろう。
藪椿の花が吹き飛ばされ、蠟梅が必死に枝にしがみついているか。
 
武士社会での椿は、忌み嫌われていたそうである。
花の落ちる風情が、首が落とされるに通じるとかで。
今の世はそんなことお構いなしであるが、ボッタと落ちる形はあまり宜しくない。
左写真は今朝の様子である。
成る程、首根っこから落ちている。
 
漢詩と言えば思い出す事が有る。
高校の授業に週一回漢文の授業が有った。
勉強も録すっぽしないでテストを受けるから分らない。
廻りも大学受験に関係のない授業には力を入れていない。
だから、カンニングが横行していた。
教師も素知らぬ顔をして見過ごしていた様だ。
それを横目に見ながら吾輩は、「武士はくわねど高楊枝」と書き、後は白紙で提出した事が有った。
答えが分から無くてもカンニングだけはしないよ、との意味を込めたものであった。
そんな洒落は通じる訳が無く、零点の答案用紙が返って来た。
 
止まぬ風音を聞きながら、そんな事まで思い出してしまった一夜であった。
 
 
 

2013年3月19日火曜日

年年歳歳

「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」
今年も玄関の脇に植えてある躑躅が花を咲かせた。
毎年、花後の芽かきをして居るためか、満開の花を咲かせる。
しかし、人間の生き様は自然の様には行かない。

唐突に物事が発生する。
人生何の苦労もなく終えんを迎える事の難しさ。
自らに、家族に、知り合いにと、病気や生活苦、トラブルに事故等々、生きて行くうえで避けられない事である。

歳と共に肉体と精神が衰え、ストレスに弱くなって来ている。
老人性鬱が多くなって来ている、と言われているのもこのためかもしれない。
先日、知り合いの女性がFacebookの投稿で、1週間で北は北海道から南は熊本県にと、講演をして歩かれた様子が事細かに書かれていましたが、行く先々でご当地グルメを味わっておられた。
健康でなければ出来ない行動であり、食べて飲んで、仕事もこなして行くバイタリティは何処から来るのであろうか。
若さだけでなく、人生ボジティブに受け止められ、後顧に憂い無き環境が推進させるのでは、と思わざるを得ない印象を受けた。
この方のお知り合いも、資格取得に挑戦したり、短歌を投稿したりと前向きな方が多い。

先日も来年度の初心者講座受講者選考を行ったが、選考基準を巡り侃々諤々と論議が交わされたが、我々ロートル組は傍観するのみの聞き役に回っている。
煩わしい事に対処する気力が払底しているのか、エンジンが掛からないのである。
日々惰性、マンネリ、ご都合主義、皆様並み、人の言うなり、自主性欠如等々、どれも該当する。
此れじゃ駄目である。
生きている間は人間らしく、自己を確立出来る人生観を持たなければならないと、鞭打つ昨今であるがどうかな。

2013年3月15日金曜日

沖縄の2月 ゴルフ武者修行に行く ②

沖縄ゴルフ初日である。
初めてのゴルフ場はどんなコースか、同伴して呉れることになったご夫婦はいい人達かしらなどと、未知なる出会いに思い巡らした夜は気持ちが高ぶっていたが、長旅の疲れで熟睡した。
しかし、早めに目が覚めてしまった。

朝食は前夜の大広間で、思い思いに席に着き食べ始める。
年寄り夫婦と嫁さんらしい人の3人が給仕してくれる。
そこそこに済ませ、爺さんの軽自動車に送られゴルフ場に向かう。
標高4・500メートル程度の山裾をぐるりと回るようにして、アプローチ道路に入る。
途中、山肌の至る所にコンクリートで作られた構築物が点在して居るので尋ねたところ、お墓との事である。
噂には聞いていたが立派なものである。
しかし、沖縄上陸戦の時は、トーチカと間違われ攻撃の対象となってしまったとの事である。
お墓には入っていなかったが、それを遮蔽物として隠れていた人が犠牲になってしまったらしい。
そうすると、これからプレーするゴルフ場は、こうしたお墓と戦争犠牲者の上に造成されたものかと想像すると、高揚した気持ちが萎える。

しかし、ゴルフ場のクラブハウスが目に入ると、すっかりゴルフモードに切り変わっていた。
受付で申し込みをして、ロビーで同伴者を待つ。
この時間プレーをする人は閑散で、本土だと受付がごった返す程であるが、沖縄は出足が遅いらしい。
タクシーでご夫婦が降り立った。
お二人が受付を済ませたのを見計らって、こちらから挨拶をする。
お二人とも気さくな方で、内心ほっとする。
話の様子から毎年の様の来ているらしく、クラブハウス内の案内をして貰いロッカー室で着替える。
コースは、4人乗りカートに乗って移動する。
内地だとスター時の1番ホールは待ちゴルファが屯するが、沖縄は出足が遅く朝一は少ない。
コースは狭くアップヒルの連続で、左右は少し曲げてしまうと球を拾っては来られないブッシュである。
だから20球ほど持参したゴルフボールは、終了する頃には半分ぐらいしか残っていない始末であった。
頂上付近の景観は素晴らしく、太平洋と東シナ海?が一望できる。(右写真はカントリーのホームページから転載)
風も強く、両方の海風が右から左からと吹きつけるので、ビギナーゴルファにとっては難コースであった。
このゴルフ場のシステムは面白く、昼食休憩は無くカートに乗ったままお握りやバナナを食べながらプレーをするのである。
1ラウンド終了して食堂で休憩し、コヒーなど飲んで帰る事になったが、お互いの自己紹介をしながらよもやま話をしたのだが、春日井市内で税理士事務所を開業しており、今は倅さんが取り仕切って楽隠居の身分とか。
話の中で思い掛けなくも、東京での研修仲間の名前が出て来たのには驚いた。
そんなことで、一層親近感が生まれた初日のスタートであった。

2013年3月1日金曜日

第10回シニアパソコンフォーラム無事終了

今年度のフォーラムは、例年3月開催していたのを2月に繰り上げて開催する事になった。
どうも気分的に3月の意識が残って、取り組み自体が全体的に遅かったような気がする。
アトラクションのテーマ設定がなかなか決まらず、12月に入ってから予算に見合った出演者を探し出し、「介護問題」をテーマにすることになった。
兎に角、企画力が枯渇しており、マンネリ化の傾向があるフォーラムになって来ている。
しかし、パソコンの研修と言う主題だけは外したくないから、基調講演は毎年根岸泰子さまにお世話になって居る。
今回は時あたかも、WindowsのOSが変わり、Officeも13にバージョンアップしたので格好のテーマとなった。
根岸様も、新ソフトを入れたタブレット端末をわざわざ購入して準備して来てくれたが、文化会館のプロジェクターが不鮮明で折角のテーマが暈けてしまった。これは残念なことであった。

アトラクションとして、介護士で漫談家の女性芸人「メイミ」さんが東京から来てくれ、あれこれと笑わせてくれたが、やや生硬いところがあったが無事90分をこなしてくれた。
心配していたより、会場が盛り上がったのが救いである。

入場者数は、野鳥の会よろしく目算で200人前後であったとの報告が有った。
年々来場者が減少するが、呼び掛け方法もなるくなっており、Mネット学習受講者も200人前後であるから、かなり卒業者が見えているものと思われる。

原点回帰と言う表現が当たるどうか確信はないが、第1・2・3回のフォーラムで行った「パソコンをどのように利用しているか」と言う体験談の発表に戻るべきか、芸能中心のお楽しみ会に徹するか、今まさに岐路に立っているような気がする。
アイディアが尽きている時は原点回帰が無難であるが、体験発表者を探すのがまた至難の業となる。
Mネットが開講している講座からの発表でも、他の教室の体験談でも構わないが、人前で話すことに不慣れの人が多いから出来る人が探せない。
また、自前でパソコン境地を開拓している人は少なく、週1回の教室で講師の言うがままの操作をしてまた来週、と言った方が殆んどである。言い過ぎかな。ご勘弁を。陳謝。

2013年2月25日月曜日

沖縄の2月、ゴルフ武者修行に行く

その昔、と言っても12・3年前ぐらいであろうか、ゴルフに狂っていた時期が有った。
栃木の飛駒ゴルフ場で月一度の定例会に飽き足らず、2月の上旬であったろうか沖縄の系列ゴルフ場に電話を掛け、一人でも受け入れてもらえるか打診した。
組み合わせが出来れば構わないと言うので、早速行くことにして準備を始めた。
腕前の方は100を切る事が珍しい程度であるから知れたもので、それが一人でゴルフに出掛けると言うのだから如何に無鉄砲か、今から思えば身の程知らずで呆れるほどである。

ゴルフ場の近くに民宿が有ったので、直接電話をして1週間の予約をしたが、訛りが強く言葉が通じず適当に相槌をして決めてしまった。
飛行機は羽田=沖縄超割を片道予約し、帰りは熊本に居る次男の所に寄る事にして2系統の予約をした。
熊本=羽田は超割が効いたが、沖縄=熊本は全日空のドル箱路線のためか割引が無く、往復超割以上の運賃であった。

2月上旬、凍てつく午前3時ごろ前橋駅南口の羽田行き直行バス乗り場まで妻に送ってもらい、そこで小一時間待ったが、寒いの寒くないの、身の置き場の無いとはあのことを言うのだろう。
道具は宅急便で直接ゴルフ場に送ってあるので、衣類の入ったバッグを一つにしたが、何しろ此方の寒さを考えての備えと1週間分の準備だから馬鹿でかいバッグとなってしまった。

羽田に着いたのが午前5時過ぎ頃であったろうか、夜も明け染め白々して来た。
搭乗手続きをしてから朝食を摂り、搭乗口の近くの席に陣取って時間の来るのをしばし待つ事にする。
廻りを見回す余裕が出来、人物観察も時間つぶしにはもってこいの材料である。
一人旅であろうか憂いのある女性、遠くの式に出席するのか黒ずくめに身を固めた田舎のおじさん達。
グループ旅行に行くのか若者の集団が賑やかだ。子どもを連れた夫婦連れ、行く人帰る人と、様々な人達が空港ターミナルに入り混じっている。
悲喜こもごもの人間模様がそこに隠されているのだろう。
そういう我も誰かに観察され、大きな荷物を持った初老の男が疲れた顔をぼんやりと椅子に座って孤独な空気を漂わせ、借金取りから逃げるのだろうか、女房に逃げられて探しているのだろうかなどと見られていたかもしれない。

午前11時ごろ那覇に着く。第一印象が暑い!。
大きなバッグを提げての移動で、滂沱の汗が噴き出る始末である。
前橋ではあんなに寒く、羽田でさえあの距離を移動しても汗など出てはいなかった。
それが2時間ぐらい南に来ただけで、この気温の差、下着は汗でぐしょぐしょになる。
襟元から湯気が立ち昇るのではないかと、思われる汗のかきかたである。
待合室の衆人監視の中で着替える事も出来ず、セータを脱ぐ程度にしてジャンパーは羽織ったままバスで民宿に向かう。

那覇空港から市内のバスターミナルまで行き、そこで海野方面行バスに乗り換え曲がりくねった道を暫く行くと海岸線通りに出て、1時間余り揺られて午後3時ごろ到着。
「民宿海野」鉄骨2階建の白壁で小綺麗な造りでなぜか安堵する。
玄関で取次ぎを頼むと、応対に出て来た女性が驚いたような顔をして迎えてくれた。
どうも話の様子がおかしい。
1か月前に電話をした時に応対した爺さんが話がよく聞き取れなく、此方も訛りのある言葉を理解もせずに電話を切ってしまったので、来るのか来ないのか半信半疑で居たらしいのだ。
だから1週間通しで部屋が空いていないとの事で、その日の夕食は外食になると言うのだ。
それを承知でチェックインする。

群馬から持参した「赤城せんべい」を土産に出し、旅装を解くとその足でゴルフ場へ挨拶に行く。
ゴルフ場は民宿の裏山に当たるが、山の周辺を回り込んで行くから歩くと4.50分ぐらい掛かる。
本日の所はバスで麓まで行き、そこからアプローチ道路をひたすら上る。
事務所に挨拶をし、此方には「絹衣」を土産に出す。
組み合わせを尋ねたら、春日井市からご夫婦が予約しているので聞いてみたら如何かと、宿泊先ホテルと電話、名前を教えてくれる。
個人情報の守秘などと、うるさい時でなかったのが幸いした。
電話をすると在室しており、無遠慮を詫びて明日からの同伴をお願いしたところ、渡りに船の快諾で夫婦で3日も4日も回っていられないから、他人に入ってもらって良かったとの事である。
こうして明日からのプレイーの準備が出来、意気揚々?と帰途に着いた。
残る問題は朝の事で、バスはあまり早く運行していないからタクシーで行くか、歩くか、迷ったが、民宿の爺さんが朝だけなら送って行くよと言ってくれたので、そのご厚意に甘える事にした。
夕食は1階の大広間に宿泊客が一堂に会しての夕餉である。
同宿泊者は東京から3月一杯避寒に来ている男性と、下水工事に来ている人達4人で、この人達は長いらしい。
泡盛を頼み、キープする。
こうして沖縄の第1夜を無事迎えられたのである。

この続きは、気が向いたら後日投稿したい。

2013年2月15日金曜日

PC2011でWord2010の応用講座

PC2011の講座で使用していたテキストがほぼ終了したので、応用操作を紹介する事にした。
テキストが無いので、手製のプリントを作成しなければならない。
最近はこれが難儀で、作る根気が出ないため気の熟するのを待って作る事にしている。
手製プリントは、作ってはテストをし、手直しをしてまた作る、この繰り返しだから時間が掛かる。
この作業は、Mネットの講師陣それぞれが工夫しているので、横の連携が少なく、講座の進め方の流儀が違うから会としては効率が悪い。
従って市販テキストに頼らざるを得なくなってくるが、詳細に説明しようとすると、どうしても手作りが必要となってしまう。
以下は、PC2011で使用したものである。


長尺用紙に印刷(Word2007&2010の場合
一般的にパソコンで使用できる用紙の最大はA3です。家庭用プリンターもその程度です。
しかし、Wordの用紙サイズには[サイズを指定]という項目があり、これを利用して長尺用紙に印刷が出来ます。
長尺用紙と言っても、A4を縦に貼り合わせて縦590mm、横210mmの用紙を作成して、書き初めや、和歌などを書き連ねるものです。ロール用紙などを使うのはプリンター自体が違いますし、レイアウト設定も異なってきます。
   [ ページレイアウト]⇒[サイズ]▼をクリック、[その他の用紙サイズ(A]をクリック、右図のページ設定のダイアログを表示させ、[用紙]タブをクリック。

   [高さ]に仮数字[900]を半角で入力。

   Wordの高さ上限値が表示されるので、最大値[558.7]と置き換えて、[用紙サイズ(R)]▼で[サイズを指定]を選択します。

   [文字数と行数]に切り替えて[文字方向]⇒[縦]にする。

   [余白]に切り替えて[印刷の向き]⇒[縦]を選択します。

   [表示]タブをクリック、[ズーム]と選び、[ズーム]ダイアログで[ページ全体を表示]を選択して[OK]します。

   縦書きテキストボックスで文字を入力します。

   [挿入]タブから[テキストボックス]⇒[縦書き]を選びます。

   十字ポインターにしたまま、用紙の左上隅から右下隅に長方形を書きます。

   [フォント]⇒[行書体]、[サイズ]⇒[200]と入力して[Enter]キーを押します。

説明を追加
「あけまして/おめでとう」の文字を2行に入力してみましょう。この時、テキストボックスの枠線を消すことを忘れないようにします。大きいサイズの文字を使うと行間が空くので、行間設定で[固定値]を選び、行間を文字サイズより小さく[150]に設定すると行間が狭まります。右図

フォントサイズを最大にした場合、
用紙も最大にしてレイアウトし、

ポスター印刷をする。


    
 



 

印刷は、プロパティの「用紙サイズ」及び[出力用紙サイズ]を[ユーザー定義]に設定し、最大値に指定して印刷します。プリンターの用紙入れの長さが足りないので押さえながら印刷をしないとジャムる事が有るので注意しましょう。