2016年3月13日日曜日

ICレコーダの歌をFacebookで送る

パソコンに手慣れた人なら何でもない操作に違いない。
しかし、覚えた事は忘却の彼方へ霧散してしまう爺さんには、宇宙でのドッキングに相応しい難行である。
何事も挑戦と始め、妻がSonyのICレコーダに歌を吹き込む。
それを直接パソコンに取り込めれば簡単と思ったが、そうは問屋が卸さない。
ICには、マイクロホンジャックとヘッドホーンジャックしかない。

試みに、IC側のヘッドホーンジャックとパソコン側のマイクロホンジャックを接続し、何年か前の「デジ蔵」ソフトで「外部機器からの録音」で入力を試みる。
何しろ5・6年前にカセット音楽をカセットデッキで再生したものをパソコンに録音編集し、CDに書き込んで楽しむというカリキュラムで使用したソフトである。
あの頃のパソコンはVistaであり、今使っているのはWindows 10であるから期待はしないで録音を取り込んでみる。

一応機能は動くのか、イコライザーグラフは上下に振れて音声が再生している事を示している。
しかし、ICレコーダを停止してもファイルが何処に保存されたか見当がつかず、編集はおろか再生ができない。

そこで考えたのが、OLYMAPUSのラジオレコーダーとICレコーダをケーブルでつなぎ、音声転送してみる。
レジオレコーダにファイルが出来るので、それをパソコンのミュージックホルダーにコピーする。
目出度くファイルが出来たので、名前を付けて保存する事に成功。
拡張子は、最初からmp3となっていたので変換の必要がない。

Facebookを開き、メッセージから相手を探しコメントを付記してファイルの添付をする。
何とか、遠方に住む子供に音声Facebookが送信できた。

此処で終わらないのが蝮のパソ爺と異名をとる吾輩である。
妻と昼食に行く自動車の中でふと思い付いた、というより思い出した事がある。
「デジ蔵」の操作で、「外部機器からの録音」の場合に「開始・停止」ボタンが有って、その操作でファイルが出来たのでは、ということである。
帰ってくるなり、最初の操作をするため「デジ蔵」を起動し、「外部機器からの録音」画面を「縮小」サイズに設定してみると、案の定「開始・停止」ボタンが有って、そこでスタート・ストップすれば良いと分かった。
ICレコーダーから直接録音出来たファイルは、ライブラリーのミュジックのサンプルミュージックに鎮座していた。
それを添付すれば簡単に出来たのであった。
遠回りしたが、5・6年前の「デジ蔵」 であるがWindows 10でも動く事が証明できたのが収穫である。

2016年3月3日木曜日

実用的カリキュラムの模索

今年で3年目となる木曜クラブ。
若干生徒の出入りがあったが、何とか17人を維持している。
この3年間、パソコンの手解きから、文字入力、、文書作法、年賀状、暑中見舞いの作成、家計簿の作成、、血圧測定記録、デジカメ操作、インターネットの見方等々パソコンを利用した題材を紹介してきた。
しかし、そのうち自分のものとして使っているのはどれくらいあろうか、普段の会話から感じるのは実に情けない発言である。

そこで今回は、Gmailのカリキュラムをするにあたって、どうしても一日一回はパソコンを起動しなければならないことを思いつく。

まず、アカウントの取得をしてもらう。
全員が二日間で全て取得できた。
結構早くできた方である。

アカウント取得の要領は、一度入力失敗したらその回復を1日以上待って行えば通常の登録画面となる。

失敗すると、何度も何度も繰り返し、ようやく次に進められるようになると「使っているアドレスの入力」や「携帯電話番号の入力」が要求される。

これは入力が繰り返された登録者の本人確認がされるものであるから、時間をおいて再開する事である。

全員がアドレスを持てたので、一斉にメールを送ることにした。
それもテキストを添付してのメールの開き方である。
メールが届いたらこう言う初期画面になることを知ってもらう。
該当メールがあればそれをWクリックして画面を開く。
添付ファイルは下向き矢印をクリックする。
パソコンの「ダウンロード」ホルダーに入るので、そこを開きUSBに保存する。
それをプリンターに接続しているパソコンに挿入し、該当ファイルを開き印刷に入る。

以上の操作を生徒さんに教え、自力で文書化してもらう。

アドレス帳1ページ、テキスト2ページを二日に分けて操作をして物にしてもらう。
中には思わぬトラブルが発生する。
USBを挿入したらパソコンがダウンしてしまい、電源を再投入しても切れてしまう。
アシスタントのYさんも加わり復活を試みている内に気づいた。
USBを上下逆に入れてしまったのだ。
すぐ抜いて入れ直したらパソコンが復活して印刷が出来るようになった。
こうした例が別の講座でもあったとのこと、しかし初めて出会ったトラブルであった。

このアドレスを利用して、1日1回の起動するように仕向ける方法として、いせさき情報メールに登録させることである。
気象情報以外に防犯上や警察緊急情報も配信される

このアドレスに登録すれば、ほぼ毎日なにがしかの情報がもたらされる。
防災情報の地震情報、注意報警報、竜巻注意情報、指定河川洪水予報、記録的短時間大雨情報、府県気象情報は、24時間自動配信され、さらに防犯情報まで配信される。
こうすれば見ない訳には行かず、パソコンをより身近に置く事になる。

どれくらい関心を持って開いたか、来週が楽しみである。