2016年7月23日土曜日

GoogleカレンダーとGmailの連携

木曜クラブの皆さんは、Gmailの送受信は勿論、返信、自動署名、送信取り消しなどの基本的な点はマスターしたようだ。
何しろ4月から今月7月までGmail一本を、繰り返し繰り返し学習してきた。
「いせさき情報メール」の登録、春風亭勢朝さんからの「勢朝通信」の転送で周知、教材の添付とダウンロード、印刷して持参するなど、あらゆる面でメールを開く習慣をつける事を試みた。

次に取り組んだのはカレンダーへの登録である。
その登録内容をGmailと連携設定をする事によってより効果が発揮される。
特に物忘れがちな高齢者にとっての連絡は、欠かせない機能である。



この作成画面はごく最近のもので、「通知」の欄の表示の仕方が変わっている。
これまでのものは「ポップアップ」と「メール」が設定されるようになっているので分かり易かったが、「通知」と「メール」になって「前」が省略されている。
何分前に「ポップアップ」するように設定するか、何時間前にメールで通知するか分かり易い表示となっていたが、何時の間にか改良されていた。分かりずらい改良である。
いろいろ試した結果、「通知」とあるのが「ポップアップ」で設定時間前にデスクトップ画面に表示されることが分かる。
全員が本日の講座予定を設定し、来週の当日前に通知が来るようにする。
ただし、パソコンの電源を入れて置くことを念を押して終了する。

2016年7月20日水曜日

10人十色のインターネット学習

19Sectionからなるインターネット検索カリキュラムが終了した。
5月の11日から毎週水曜午前に10回に掛けていろいろな検索方法を学習した。
中には、構文を入れて検索する特殊なものもあった。

しかし、中高年初心者が難しい検索など必要はないから、そこは簡単に飛ばし実用的なものに絞っての検索学習となった。
特に最近の検索方法は、URLの入力など必要とせず、利用者にとって使い易くなっている。
検索したい文言を入れるだけで必要項目が表示されてくる。

残念なのは、学習施設のインターネット環境がADSL回線1本に40人近くのパソコンが接続されているからレスポンスタイムの長い事、最悪不通となってしまうことがしばしばで生徒さんに不便を掛けてしまっている。
今日も、これまでの学習の総括としてここ1週間のインターネット利用体験を発表して貰うことになっていたが、初っ端から不通となってしまった。

体験談だから通じていなくても構わないので、端から順に発表して頂く。
最初の人は、地元のスーパーでの特価情報を調べたとのこと。
ダンスの講師をしている方は、社交ダンスルンバと入力して、Youtubeの動画を表示させ、学習の手助けにした。
プロゴルファーの年俸ランキングを調べたり、趣味のキルトで展示会場を調べて出掛けて来たという話も出て来た。
また、採れ過ぎる胡瓜のレシピーを検索した人、Windows10のアップグレードが原因でプリンターの無線接続が出来なくなり、インターネットで調べ捲くったという人もいた。

中には、インターネットに掛かり切りになり、夕食の準備でご亭主と揉めたという人もいた。
その他、書道に関する漢詩を調べたり、言葉検索として「支援金と義援金」の違い、遠くに暮らす子供の住所を入力して地図を表示したり、さらに進んだ人はストリートビューで周辺を見渡していた人もいた。
面白い例として、近接するフード店の公衆無線電波を受信してインターネットを利用しているとか、スマホ検索が主で、韓流ドラマの先読みを見て安心するとか、かなりししたたかに使っている事が分かり、検索講座の効果だ有ったかと安心する。

しかし、注意しなければばらない話も発表された。
有料サイトの見分け方である。
悪戯にアカウント設定や、商品購入でのクレジットカード番号の入力などは、慎重にサイトの良し悪し、信用度に依る事を話す。
こうして聞いてみると、インターネットの利用も多種多様で、これからの時代の先駆けになる学習に発展する予感を感じさせる講座になった様な気がする。

2016年7月19日火曜日

Windows10は等しくアップグレードせず

自主運営クラブ「WPCひろせ」の内山代表の要請があり、中島さんと支援講座を開催する。
18日の祝日にも拘らず、会員全員が絣の郷へ集合。
しかし、内部の連絡不徹底のためかパソコンを持参をした人は数人で、後はスクリーン画面を見て説明を聞くだけとなってしまった。
要請内容は、今月29日に無料アップグレード期間が満了する前にWindows10のアップグレードをどうするかの意思決定をしたいという。
そこで話したのは、アップグレードをするしないは自己決定、自己責任であり、Ⅿネットとしては助言をするだけであること。
また、したいが出来ないパソコンがある事、必ずしもしなければならないものではなく、Windows7の場合は2020年1月までサポートの延長があり、8.1は2023年1月までとなっている。
その後使用する場合はセキュリテーの保証が無くなるので、インターネットやメールを使う場合は公共施設回線への接続はご遠慮いただく事になるので注意すること。


ではどのようにしてアップグレードするか、その前に自分のパソコンの事情を知らなければならない。まず、メーカによって異なるが、製造年月が2013年以降で、型式などがWindows10のアップグレード適応機種とアナウンスされているパソコンはアップグレード出来るので無償期間を経過してしまうと無償の権利をなくしてしまう不利益が発生する。


反対に、Vista以前は当然ながら対応外であるが、Windows7でもメーカーが対応外機種としているパソコンはアップグレードが出来ないが、出来る場合もあるのが悩ましい現象である。
ただこの場合、以後トラブル発生してもメーカー保証とならない。
メーカーのホームページで自分のパソコンの状況を調べて判断するのが先決である事を説明。
こうした話をした後、Windows10の実際の使用例を紹介し、何処が変わって優れたOSになったかを画面説明する。
こうした場合、誤解を与える表現は避け、あくまで客観的に話すようにしなければならないと心掛けた積りだが、どこまで理解して頂いたか。

個人的な見解としては、スタートアップ画面の改良、音声認識検索コルタナ、新しくインターネットブラウザーEdge、生体認証機能、アクションセンターに機能が纏められた事などが初心者として関心がある点であろう。
バックアップはどうするか、との質問が出たが、大事な写真、文書記録などはUSBに移すなどして置き、システムのバックアップをとるか否かは一概に言えない事を話す。
慣れない人が、それもHDDのクリーンアップやデフラグも満足に出来ない人がバックアップなどに取り組み、失敗するのが落ちと思うは失礼か。
CDに5・6枚になるであろうボリューウムを復元するのも大変な作業となる。
これまでの例を見たり聞いたりすると、Windows10のアップグレードが出来なかった場合は元に戻る事になっている。
若干のトラブルも出たが、そこだけ修復すればWindows7として使っているケースがあるので、むしろバックアップのトラブルを考えれば心配する声も取り越し苦労と思う。

パソコンを持参しない人に、Windows10のアップグレードの話をするのは難儀である。