2014年3月28日金曜日

元気印!アテネットパソコンクラブ

アテネットと言うパソコンクラブがある。
平成25年度修了茶話会のご招待にあずかり、出席をして来た。

この会の源流は、平成15年7月頃だったか伊勢崎市高齢福祉課から在宅介護予防教室運営委託事業として「高齢者のパソコン教室」を開いて貰えないかとの相談があって始められたのである。
Mネットとしては渡りに舟で、早速生涯学習館に於いて開催する準備をし、市政たよりで募集をしたところ、20人のところ80人近くの応募があり、選考して20人に絞りむ。
平成15年12月1日から平成16年3月29日の毎週月曜日、午後1時30分から4時30分まで「高齢者による高齢者のためのパソコン手習い塾第1部」を16日間開講する。
その後、選考から漏れた人達を救済するために、平成16年1月と4月に第2部、第3部、第4部として順次開講する事にし、終了したのが7月末であった。

そうした受講者から継続を望む声が多く寄せられた結果、平成16年11月15日 生涯学習館に於いて「パソコン学習クラブアテネット月曜コース」がスタート。参加人員 18人
 平成16年11月17日 同じく「パソコン学習クラブステップアップコース」スタート。参加人員 13人
 平成16年11月19日 同じく「パソコン学習クラブアテネット金曜コース」スタート。参加人員 17 人の3サークルが新たなスタートを切る事になった。

アテネットとはアテネオリンピックが開催された頃で、それに因んで命名されたものである。
だからかれこれ10年の歳月が経っている訳で、自主運営になって4年余りになるであろうか。
現在12名の会員で、当時からのメンバーも3・4人は居られる。
Tさんが中心になって運営されているが、今日お会いすると他のサークルからの移籍組も結構いる。
アルコールなしの茶話会ではあるが、パソコンの話で盛り上がり3時半開始で5時近くまでお店に粘ってしまった。
話しの様子から、結構専門的な分野まで勉強されており、お互いが知恵を持ち寄っての学習がこれほどまでに続けられ、なおかつ学習の成果が出ていることに内心驚いた。
この程スタートする「フォローアップ講座」には、このサークルから2人が参加する事になっており、レベル的にフォローの必要性が薄れたようでもあるし、実施するには余程気を引き締めカリキュラムを選定しなければならないと、改めて気づかされた午後の一時であった。

アテネットの今後がなお一層発展し、元気印の皆さんが何時までも継続されん事を切に希望する次第である。


2014年3月25日火曜日

青年婦人部役員も今や面影なし

今から半世紀前、勤務先の職員組合下部組織として青年婦人部と言う組織があった。
男は30歳まで、女性は職にある限り部員の資格があった。
血気盛んで、向う見ずな言動で役員に押され、ビラ入れ、デモ行進などの先兵として利用されていた。
その後、役員を退いた後もグループとして交際を続け、結婚式の段取り進行などを手掛けるなどして花見、暑気払い、忘年会などを開催して付き合い続けた。

そうこうして居る内に女性は結婚して退職し、我々も定年で一人去り、二人去りと現職が居なくなってしまい、何時しか交際も疎遠となっていた。
男性はその後も韓国旅行などもしたが、今度は病気で一人欠け、二人欠けの状態となってしまった。
そのグループが今年の年金者団体の新年会で再会したのを契機に再結成する話がまとまり、3月25日火曜日午後11時から一心太助で食事会する事になり、今日その当日であった。
皆がみんな同じ様に年を経ているから、当時の雰囲気そのままの再会となった。

女性は100歳となった人、遠くに嫁いだ人を除き4人、男は会議が入っているとかで都合が付かない人、トリッキーな行動で早期退職をし、市議会議員選挙に3度立候補して落選している人を除き5人出席した。
まあ良く喋る。
特に女性の話は尽きる事がない。
一人一人の近況報告を話しているのも聞かず、自分の話一辺倒で喋りまくっている。
踊りや水泳などが毎日のようにあるとか、連れ合いの自慢話、挙句の果てに病気の話である。
最初の内は聞いていられたが、こう長っぱなしとなると合槌打つのも面倒になる。

これからも機会を作り、会う事を約し散会したが、会場を間違って遅刻した女性、再会した人の顔を覚えていない人がいるのが気になるが、お互い記憶が確かな内に又会いたいものである。


2014年3月3日月曜日

PPTXプレゼンに音声を貼り付ける

平成26年2月28日、第11回シニアパソコンフォーラムを開催した。
Mネットでエース的存在の大村幸弘氏が「Windows Xpのサポート終了について」と題した基調講演と伊勢崎市出身の落語家、春風亭勢朝師匠をお迎えしてのアトラクションである。
落語は、さすが芸歴35年と長いだけに楽屋噺から芸人仲間の珍談奇談、古典落語「大師の杵」「ねずみ」の二席を披露し、会場の爆笑を誘った。

基調講演は、パワーポイントで作成したプレゼンと画像印刷テキスト併用での解説で分かり易く、身近な例題を引き合いにしての話であった。
この折角の講演を記録にとり、今後の教材にしようと試みる事にした。
思い付くのは簡単であるが、誰も手を挙げるものはなく言いだしっぺで引き受けざるを得ない羽目になってしまった。

録音は文化会館にお任せをしたが、持参したCDにCD-DA形式(コンパクト・ディスク-デジタル・オーディオ・フォーマット)で拡張子がWAV方式(Windows標準の音声ファイルの形式)50分近い記録となった。
データ容量は515MBとなる膨大なものである。
これとプレゼンファイル2MBをCDに記録するのは可能であるが、容量が大きすぎて取り扱いが遅くなると判断し、515MBの音声を圧縮する事にする。

以前、各講座で紹介した事のある、カセットテープ音楽をCDに記録し直したソフト「デジ造」を使いMP3にする。
これで515MBが70MBに圧縮された。
後は画像ごとに分割するだけであるが、これが悪戦苦闘、試行錯誤、飛んで火にいる夏の虫ならぬ引き受けて後悔をしての操作となってしまった。
講演に先立ち、大村さんには画面ごとの切り替えには「次に」とか、「これは」とかの間を入れるようにお願いをしたが、壇上に立ってしまうとそんな事は忘れてしまったのか切れ目が分からない。
音声波長が延々と続くので、何度も聞き直しては切り取っての保存となってしまった。
この作業だけで8・9時間かかってしまった。

幸いにもプレゼンの画面は17コマに番号が振られていたので、分割音声は同じ番号として保存すれば貼り付けを間違わずに済んだ。
が、簡単には行かない事がある。
「え~」とか「あれ?」や私語的な言葉を削除し、必要な文言のみを画面に貼り付ける手間が結構かかる。
何度も聞き直して、切れ目を特定しなければならない。
そのうえ、「デジ造」の編集操作を忘れているのも長時間の原因であった。

切れ目が特定できたら、範囲指定をして【切り取り】【新規作成】【貼り付け】【名前を付けて保存】と、これが一連の手順であるが、この間にソフトが【編集後を保存しますか】と聞いてきたり、範囲指定もクリックの方法が右と左クリックで異なり、飛んでしまったり、間違って保存したり、「デジ造」が無言になったりと、教えた人間が忘れているのだから教えられた人は「デジ造」すら忘れているのではと、つくづく思い知らされてしまった作業となった。

次の問題は、曲がりなりにも出来上がったものを月曜日からの講師に送る方法である。
50MBとなっているので、メールには容量オーバーで添付できない。
CD9枚にコピーをして渡す方法も考えるが、しかし渡す場所が采女公民館、絣の郷、、新栄町会議所、生涯学習館とあちこちである。
そこで、Googleドライブを利用する事にした。
今はやりのクラウド方式というもので、Googleのなかの貸倉庫的なもので15GBある。
そこにアップロードして、役員のメールアドレスを登録して「共有」設定すれば済み、役員にはメールと共有したとの文言とアップロードした先のアドレスが通知されるので、それをクリックして自分のパソコンにダウンロードするだけである。

今日現在、ダウンロードしたとの連絡は3人だけで、後の人はどうしたのか。
普段使い慣れていないから、こうなった場合に戸惑うかもしれない。
各人の健闘を俟つしかない。