2015年8月28日金曜日

Windows 10非対応機種とは何だ!

Hp製のWindows 7へのアップグレードは問題無く出来たが、接続プリンターが対応していない事が分かり元のOSに戻してしまった。
9月12日に「パソコン学習団体協議会」を開催する事になり、席上「Windows 10はどう変わるか」の情報提供をする事になり、Mネットから預かっているFujitsu製のパソコンにインストールして実演する事にした。
「Windows 10を入手する」アイコンも表示されているので予約をクリックする。
それが8月上旬の事で、何時まで待っても「アップグレードが可能になりました」の通知が来ない。
「ダウンロード-進行中」の一点張りなので「進行状況」をWindows Updateで確認する。
「2,096.6MGダウロード中0%」とあるのみ。
暫くすると動き出した。

それから延々小半日、ようやく終了しインストールを開始する。
しかし、Hp製パソコンの様な画面表示が出ず、散々待たせた挙句「重要な更新プログラムがインストール出来ませんでした」、で再起動して終了してしまった。
エラーコードが出ているのでインターネットで調べて見ると、「Windows 8.1のUpdate」がされていないと言うではないか。
此のFujitsu製は、Windows 7を学習用にと8.1にアップグレードしたもので、使い方も学習で使用する以外はお蔵入りの状態が続くパソコンである。
其の為か必要な更新プログラムがインストールされていなかったのかと、不足している更新プログラムをインターネット上からダウンロードする。
そして再度挑戦する。
何しろ時間の掛かる作業であるから忍耐が求められる。
しかし又失敗。
今度のはエラーコードが違う。

こんな事を3回も繰り返すといささか疲れると言うより、気持的に萎えてしまう。
更新プログラムの履歴を表示して見ると、失敗したプログラムが散在して悪戦苦闘を物語っている。
こうなれば一切を清算するしかないと、「システムの復元」で7月29日以前まで戻す事にする。
そして更新プログラムを入れ、再度「Windows 10を入手する」から予約を入れる。
今回は、WindowsのHotメールアドレスが求められる。
翌日、「おめでとうございます。Windows 10 への無償アップグレードのご予約が成立しました」のメール届く。
待つ事3日、「アップグレードできる」の連絡が入る。
本日、勇んで作業に入る。
Hpパソコンの時と同じ手順なので安心する、がその期待が吹っ飛んでしまった。
今度も1個の重要な更新プログラムと、14個のオプションプログラムがインストールできないというメッセージ。
考えるに、「システムの復元」で消えてしまった更新プログラムではと、インストールして見る。

再び挑戦する。
現在進行中、どうなる事か期待せずに待つしかない。
そしてエラー、今度のエラーコードは「C1900101-20017」と表示された。
早速インターネットで調べる。BIOSを最新のものに更新する、とある。
こんな事は出来ないし、8.1でBIOSを開き方が分からない。
その他、いろいろな体験が発表されていたが、特に注目したのがメーカー非対応機種と言うものであった。
「Fujitsu LIFEBOOK AH700/5A 型名FMVA705AB」を入力すると富士通のサイトが表示され、今回のWindows 10アップグレド対応機種の一覧がある。
該当がない。製造年月日が2013・4年ごろから対応していて、この機種は2001年6月製造とあり該当していない。その中のコメントに
「現在利用しているパソコンでウインドウズ10が使えるかどうかは、パソコンのスペックの情報をマイクロソフトにアップロードすることで、自動的に回答してくれるサービスがあるので、それである程度わかります。
ただ、アップロードされる情報はCPUなど一部のハードウェアのものに限られていて、パソコンにインストールされているソフトや、外付けで拡張している製品の情報などはアップロードされないので、それらがウインドウズ10で動作するのかはわかりません。なので、ソフトウェアやハードウェアの互換性を確認したい場合は、それらの開発会社のホームページにアクセスし、商品ページなどを見てウインドウズ10で動作するのかをチェックしましょう。

もっと早く気付くべきであった。
マイクロソフトもパソコンメーカーもそんな事を一言も言ってな~い!。
ただ無料でアップグレードできる、スペック条件だけクリアすれば良いと思わせていた様な気がするがどうだろう。
気付かない爺さんが悪いのか、宣伝に振り回される物好きが馬鹿を見たのか、メーカーには対応する気がないのか、2009年製は廃棄して購入せよとでも言っているようだ。
こうして4日間を無為に過ごしてしまった。
残り少ない余命を浪費してしまった。

追記:メーカーサイトに一覧表があるので、自分のパソコンの裏側で型番などを調べて該当するか確認できる。


2015年8月7日金曜日

Windows7を10に、そして7に戻る

この画面が表示される
昨6日、予て予約していたWindows 10のアップグレードの連絡が有り興味津々,不安半々でダウンロード、インストールをする。

クリックすれば後はパソコン任せ








それぞれ1時間30分以上掛かったようで、午前9時ごろ始めて終了が昼時になってしまった。
我がHpパソコンは再起動が出来ないので、その都度起動の電源を入力しなければならない。
それぞれ2回ほど再起動が有ったので、常に傍に付いていないと終了した状態で止まったままになる。
それでもインストールが完了し、システムの構築をして全てが終了したが、巷で言われている心配していたような現象は起きなかった。

新しいシステムを初起動する時は気分が高揚する。
Windowsのロゴマークが表示され、ユーザー名が出て来る。
スタート画面までの時間が短い。
Win7当時の縦長のメニューが出、その右にWin 8.1当時の名残であるタイル状のメニューが表示された。
Officeやエセンシャルズからのソフトは縦長の方に、タイルのメニューにはニュースとか映像関係の入り口が表示されていた。有料である。

今回のアップグレードで興味が有ったのが、Microsoft Edge である。
これまでのWebブラウザーであるInternet Explorerがリニュアールされて、Microsoft Edge
と名を変えて提供された。
まず驚いたのがこれまでのIEのデータが引き継がれないので、自分でやらなければならない。
それでも100%は引き継がれない。
検索サイトの設定も最初からしなければならない。

ツールバーが無く、どう見てもGoogle Chromeの構成である。
設定なども右上に3本線のアイコンがあり、そこからこまごました設定をするのはChromeの思想である。
メールなどを一括管理するアプリが新設されているが、これまでのWindows MailやOutlookはデータが引き継がれていた。
Office関係も正常に開いたが、ムービーメーカ-はあるがフォトギャラリーは改めてダウンロードした。

こうしてみると、ほんの戸間口を覗いたに過ぎないが、大騒ぎの期待ほどでもない気がして本日Windows 7に戻す。
色々なデバッグを経てから無料の内に再インストールしたい。
Win7に戻るには、1ヶ月以内なら元のOSに戻すソフトが用意されている。
この辺は気配りされていた。
また小半日掛け元のWindows 7にして気楽に使い始めている。
慣れた古女房が良いとは、昔の言い伝えであるがその通りである。