2014年4月26日土曜日

Xp代替OS、Ubuntuをインストール決行?

それほど大袈裟な事ではないが、東芝製パソコンのOSがXpでサポートが切れてしまい、ただのワープロになってしまうのが勿体無く、LinuxのOSであるUbuntuをインストールすることに決めた。
使い勝手はXpに比較して断然劣る上に、動作が緩慢であるのが精神衛生上悪い。
しかし、このままではワープロ専用機として生涯を終わってしまうわけで、ぱそ爺が最初に購入したパソコンで現役である。
その後に購入したNEC製のVistaパソコンは、今年の1月にご臨終となってしまった。
電源が入力できなくなってしまい、修理費が4.5万円はするというのでそのままパソコン屋で処分してもらった。

そんな訳で、殊更愛着のあるパソコンであるから、このまま現役で生涯を終わらせたくないと思い、Ubuntuのインストールに踏み切った次第である。
インストールとOSの更新は順調に出来た。
しかし、Xpに比較して画面構成が全く違うので、MATE-DESKTOPソフトのインストールをしたのが間違いの元、苦労の始めとなってしまった。
手引書のバージョンが古い上に、字が読み取れない。
インターネット検索で最新バージョンのマニュアルを入手するが、英語の翻訳が珍訳でわかりづらい。
構文をコピペして入力するがエラーとなったり、パスワードを求められたりと、何度同じ操作を繰り返したことか。
とうとうUbuntu用のパスワードを作らされる羽目となってしまった。
25日の昼ごろから開始して、形が出来たのが26日の夕方近くである。

何しろ、「.」ひとつ、「−」一箇所が抜けてもエラーとなり、半角空けを作らずに構文しても駄目出し。
延々と作業に没頭するが、五月蠅いのが居て何かと用事を言ってくる。
気が散って専念出来ない。
選挙事務所に行ってくれとか、行ったら手ぶらでは帰りづらいからチラシを20枚ほど預かりご近所に配布する。
気分転換となるが、元に戻るのに時間がかかる。

ようやくインストールが出たと思ったら、読み出しが長いこと長いこと。
終わりかと思ったら、また続くので矢鱈「ENTER」キーが押せない。
この辺りはWindowsと違うとこである。
進行画面が分かりづらいし、コメントが少ない。
しかし終わった。
そこからインストールしたソフトを探しだすのも大変で、設定してXp風にしても同じとは言えず無理がある。

一休みしようと終了して、どうなっているか起動したら元の画面に戻っている。
再度先ほどと同じ設定をしてXp風にしなければならず、致命的な問題はUbuntuで保存したソフトやファイルが見当たらなくなってしまう事である。
Ubuntuに戻せば存在するが、Xp風では新規となってしまうらしいのだ。
このブログは、UbuntuでダウンロードしたGoogle Chromeからブログを読み出し投稿している。
使いづらいが慣れれば、このままでもいいような気がするから不思議である。
因みに、数行の構文は次のようなものである。

sudo add-apt-repository "deb http://repo.mate-desktop.org/archive/1.8/ubuntu $(lsb_release -cs) main"

wget -q http://mirror1.mate-desktop.org/debian/mate-archive-keyring.gpg -O- |

sudo apt-key add -

sudo apt-get update


sudo apt-get install mate-core mate-desktop-environment mate-notification-daemon

2014年4月23日水曜日

旬の筍をご馳走さま

Sさんと言うパソ仲間がいます。
広大な屋敷の北西に孟宗竹の防風林が有り、この時期になると毎年筍料理を持参してくれています。
今年は自分達で掘り、灰汁だしをして食べてみようという事になり、パソインス4・5人に声を掛け、お邪魔する事になりました。
ブログでお馴染みの「ヨーコ」がわんわんとお出迎えです。
結果的にこの「ヨーコ」は、我々が帰るまで吠え続けていました。

DSCF6107.JPG
Sさんのブログから拝借
家内からはあまり貰って来られても作るのが大変だからと、釘を刺されていましたので二つ三つ掘ればと思っていましたが、あるある、至る所に頭を出している。
「雨後の竹の子」と、言うに相応しい光景です。
馬力のあるTさんが掘り出し、小生はその穴埋めと、自分で役割を決めての作業です。
瞬く間に一輪車に積み切れず、買い物籠にも一杯の収穫となりました。




配分になり、あまり労働をしない小生としてはしゃしゃり出て確保する訳には行きません。
しかし順番に筍を選別選びをして、5本をゲットしました。
背丈の伸びたのは表面が固いから、と言われていたので小さ目の物を選んでいたらSさんが「家のは大きいほど美味しいから」と言われ、2本だけ背丈の伸びた奴を選んだしだいです。
しかし、家に持ち帰ると、こんなに貰って来ては作るのが大変だからと、家内は普段お世話になっている方に2本ほどお裾分けをしたので、3本を調理する事になりました。




皮を剥いてみると、あのずんぐりむっくりがなんと細いこと。
3分の1ほどになってしまうのは驚きです。
竹の子生活とよくいう事が有りますが、無い人間がする事ではなく、着ぶくれた資産家が財産を切り売りして行く様ではないかと、想像される姿です。
約2時間ほど糠で煮込み、軟らくなったところで一晩漬け置きして今朝食べる事が出来た。




これを家内がNHKで観た番組の調理法で作り上げ、今朝の食卓の一品になり、これが結構うまい。
醤油と味醂を混ぜ合わせた汁に浸しごま油で炒めたもので、ごまの香ばしい匂いと、旬の筍の新鮮な食感が微妙である。
これに山椒の木の芽を振り掛ければ最高らしいが、我が家は三つ葉で間に合わせる。
新鮮な筍を提供してくれたSさん、ありがとうございました。
そのうえ、いろいろとおもてなしを頂き、とくに「初恋物語」と言うフルーツトマトを今年初めて食べる事が出来ました。

初物三昧で寿命が延びる事でしょう。
お世話になった皆さんにもお礼を申し上げます。




2014年4月15日火曜日

駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人

ITに関わっている人で「Amazon」を知らない人はいないだろう。
世界最大のインターネット通販会社である。
安価で即時性があり、ありとあらゆる物が取り揃えられて居る上に、送料無料と来ている。
こんな物流革命を起こした企業に、注目が集まっても不思議ではない。
その結果がマスコミやレポートで発表されている。

第一に指摘されたのは、配送センターで働く人たちの劣悪な労働環境である。
拠点であるアメリカでの潜入レポがインターネット上で発表された。
10時間労働で、時給1,000円、空調設備の無い環境下、500点からの品目をタブレット端末の指示で集め回らなければならないという。
探し出し集める時間も指定され、秒分の単位とのこと。

だから広大な商品倉庫内を走り回って品物を集めなければならないという。
休む暇もなく、食事時間は「29分59秒」と決められており、トイレ時間も持ち場復帰時間もこの中で終わらなければならないという。
兎に角、トレーニング初日に徹底的に教え込まれるのは「時間厳守」で、時間オーバーは時間によって0.5ポイント刻みの反則点が加算され、6ポイントで解雇されるという。
空調がない環境にもかかわらず、寒い時期でもTシャツになるほどで、夏場の環境はそれ以上になるから倒れる従業員に対応するために救急車を待機させているとの事。

日本でも、配送を請け負っていた佐川急便があまりの時間制約が厳しく撤退し、今ではヤマト便一社となっているとか。
時間通りに配送する事は、道路状況や天候などで影響出るのも仕方のない事態である。
佐川急便は運送業界でも労働環境が劣悪で有名であるが、その会社が音を上げるほどらしい。

そんな裏事情も知らず、安い、速い、選り取り見取りの選別が出来る、配送料が要らない、などに目を奪われ利用して来た事が反省される。
顧客中心主義と言うと体裁はいいが、他者犠牲の上に成り立ってのサービスで有り、そこでもいいから働きたいという人達が列をなして待っていることも問題である。
貧困社会の連鎖と言われて久しいが、貧困が貧困を生み、抜け出せない人達がアメリカ人の3分の1に及ぶという。

日本でもリーマンショックで解雇され、路上生活者となって食べ物を漁る人達がTVで生々しく映し出された。
それでも働く場所を求め、下請けの又下請けのピンハネされ放題でも職を求め、ねぐらを確保したい人達がカラオケボックスやインターネットカフェで寝泊まりしている現実がある。
そこに成り立つサービス産業や企業であってはならないと思う。
豊かさと利便ばかりに目を奪われていると、この階級社会が増幅の一途を辿ることになるという事を肝に銘じたい。

2014年4月4日金曜日

LinuxのUbuntuを試す

Windows Xpのサポート期限があと5日に迫った。
Dynabookが今以って現役のため、このまま使い続けるか、Windows 7にするか迷っていた。
そこに会員の一人が件名のOSを入手して使ってみたところ、不都合がないとのことなので早速DVDを借りて試しに使うことにした。
インストールせずにDVD上で使えるのもいい。

BIOSの設定を直し、CDーDRIVEに挿入しパソコンを起動してみる。
出た、出た、初めて見る「Ubuntu」のデスクトップ画面である。
長年、Windowsのデスクトップを見慣れてきたためか、奇異な感じを受けたのが第一印象である。
取説を借りてこないのも迷った原因だが、先ず日本語表示に手間取った。
Windowsのような言語バーがない。
OfficeのWordらしきアイコンが見つかったのでクリックする。
「Libreoffice Writer」なるものが厳かに表示される。
アイコンをクリックして表示される画面が表示される印象が、本当に厳かな感じがするほど遅い。
まあ、それは我慢するとして、漢字変換が出来ないのには焦る。
Officeと同じようなキーを押してみるが反応がない。
と、画面の上に表示されているアイコンにJaというのがあるのでそこをクリックすると、ある、ある。
「あMozc」 というアイコンに印をつける。
で、Wordと同じようにキーボードから文字を打ってみると平仮名が表示され、ある程度打つと変換候補が表示されTABキーで選択してENTERキーで確定する。
かなり的確に変換するのもいい。

インターネットは「Firefox」がブラウザとなっており、 クリックすると「google」の画面がトップに表示される。
そこから「ぱそ爺」と入力してこの文章を書いている。
先程も書いたが、Officeで慣れたためか入力がぎこちない。
この間、WindowsやOffice、Internet Explerは動いていない。
無料で使え、バージョンアップも自動でしてくれるらしい。
キーの使い方もほぼ同じだ。
セキュリティ対策もこのままなら安く使える。
しばらく試して見ようと思っているが、取説を入手しないことには何が何処にあるのか、正直見当がつかないのが現状である。