2014年6月30日月曜日

Office 2013試供版を使ってみる Word編

60日間無料で試せるという言葉に惹かれ、マイクロソフトのサイトからダウンロードしてみる。
Word・Excel・OneNote・PowerPoint・Outlookの5種類がパソコンに入って来た。
とても全ては試せないので、WordとExcelそれにPowerPointだけのテキストを選定する。
FOM出版の「Word&Excel&Power Point 2013乗換ガイド」をインターネットで探し、コンビニ経由で購入する。
テキストの例題をFOM出版のサイトからダウンロードして準備が整った、がなかなか手に付かない何故か。
やはり一人でテキストを紐解くのが億劫なのだ。
講師から手解きされながらの習慣がついて居るためかもしれない。
試供期間60日が50日となり、45日を切ってようやくページを開き、Wordの例題に取り掛かった。

今回のバージョンには、Office 2003から2007に切り替えられた時のような激変は無い。
先ず、Word 2013と2010を比較しながら進めてみた。
一番の改変部分は、「起動画面が新しくなった」事か。
2010では、Wordを起動させると「白紙の文書」が表示され、メニュータブ【ファイル】をクリックすると「最近使ったファイル」が表示され、左サイドの【新規作成】をクリックして「テンプレート」を表示させていた。
2013では、Wordを起動させると「最近使ったファイル」と「テンプレート」が先ず表示され、「白紙の文書」テンプレートを選択してから画面が切り替わり、文字入力が始められる。

リボンの表示オプションがタイトルバー右に表示されている。
ここは【閉じる】【元に戻す】【最小化】アイコンが並んでいたが、【リボンの表示、非表示】アイコンが並び、なおその横に【ヘルプ】アイコンが表に出されている。
2010では、【ファイル】をクリックして左サイドの【ヘルプ】をクリックしていた。

2013では、【デザイン】が新設され、【テーマ】【ドキュメントの書式】【透かし】【ページの色】【ページ罫線】が纏められている。
この辺が2010で慣れた人が迷うところではと、感じる点であった。
2010では【ページレイアウト】に収まっていたものである。

文書の表示モードに【閲覧モード】が出来、Windows 8のタッチ操作に適応するため文書が折りたたまれて横にスライドするのが特徴である。
電子書籍的と思えば分かり易い。

画像の挿入が簡単になった。
画像を文書に挿入すると【レイアウトオプション】が横に表示され、これまでの【文字列の折り返し】を設定出来るようになった。

【画像の背景】で対象物の抜き取りの精度が上がっている。装飾もできるのが便利である。

スクリーンショットなる機能が入っている。(この機能は2010から入っていたもの。)
画面の切り取りでは、これまでもプリントスクリーン、所謂、画面キャプチャーがあり、VistaのOSからスニッピングと言う機能がアクセサリーに入っていたから結構重宝した。
スクリーンショットは、起動しているアプリのウインドウや領域、インターネットなどの画面を画像として直接文書に貼り付けられる。
いろいろな場面で使用が出来ると説明があるが、いまいちマスター出来ない。

そのほかにもかなり便利な機能が加えられているらしいが、使いこなしが出来る域に達しないので紹介できない。
おいおい慣れるしかないが、試供期間が迫ってくるし、現2010を2013に入れ替える余裕もない。
持込みパソコンでまごつかない程度になればいいかと、半ば諦めの境地になっている。

ExcelとPower Pointについては次回に譲るとするが、試用期間が過ぎないうちに習得したい。





2014年6月14日土曜日

IEにAskのツールバーが出て、削除できない

義兄のパソコンが退院して順調に回復していたと思ったら、ある時からインターネットを起動するたびに「Ask」というツールバーが表示されるようになったと言う。
Google検索にしたいのだが戻らないと言うのだ。
初めて聞く事なので、インターネットで検索してみる。
同じ悩みの相談が、出て来る出て来る。
要は、いつしか入り込んで消せない、削除できない相談である。
回答もあるが、解決しない事が多いらしい。

一体、この「Ask」とは何者なのか、そこから調べて見ることにする。
wikipediaによれば、検索サービスの一つでインターネットの黎明期に開発されたポータルサイトとの事。
しかし、Googleや他のポータルサイトの寡占化が進み、あまり使われなくなってしまったが、現在でもアメリカなどにユーザーがおり、内容も検索部門を縮小し、独自のQ&Aサイトを開始して利用に供しているとの事である。

このような説明から害は無いように思えるが、見慣れないロゴが表示されたりすると不安に駆られるのは仕方が無い。
だから削除したり、無効にしたいとの相談が有るのだと思う。
ウィールスとは違い無断で侵入したわけではなく、Internet Explorerなどを起動した際に表示され、承認を与えられて居座るものらしい。
居座ったら最後、IEを起動するたびに見慣れない顔で出しゃばって来るから嫌われるのか。AVサイトと同じである。
憎まれ子ならぬ嫌われ者世に憚るではないが、削除できないからウィールスではと、疑心暗鬼にもなる。

早速現物を見せてもらう。
IEを起動すると見慣れない検索バーが表示され、その横にAsk.comと表示されたロゴが出ている。ついぞ見かけないものであるが、これが正体らしい。
更に検索バーの下には、GmailやFace Book、Twitterなど数種の入り口がアイコン表示で用意されている。

先ず、無効化する方法が紹介されていたので、その手順を追って操作を試みる。
IEの【ツール】から【Internet Options】を開き、【プログラム】タブから【アドオンの管理】を開き、そこに表示されている「Ask Toolbar」を無効にする、と言うものであるが該当するものが見当たらない。
しかし、不審なソフトが有る。
「39bar.dll」発行元が「Mind spark Interactive Network」とあるので、確証はないが無効化してみる。
再起動してIEを開く。消えていない。

次はソフトのアンインストールを試みる。
【コントロールパネル】から【プログラムと機能】を開き、プログラム一覧を表示させ該当するものを探すが「Ask」と名のつくソフトは見つからない。
しかし「Mind spark Interactive Network」と言うのがあった。
先程無効化したソフトであるので、同一のものと判断してアンインストールをクリックして削除、再起動後IEを開いてみる。
依然として居座っている。

窮余の一策、IEの表示を変えてしまう事だ、と思いついた。
IEのメニューの【ツール】→【インターネットオプション】のパネルから【全般】タブをクリック、「ホームページをAskからYahoo」に変えて置き、【現在のページを使用】にして【適用】→【OK】として閉じ、再起動後IEを開いてみる。
見事Askは消えて、Yahooが表示された。
根本的に解決した訳ではないが、取りあえずAskを表示させなくさせただけである。

教訓、訳の分からないソフトはインストールしないに限る。







2014年6月2日月曜日

Chromecastで映画鑑賞

先日設定したChromecastを利用して「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」を鑑賞する。
しかし、TVドラマ「相棒」も同じパターンであるが、殊更陰湿な警察内部が多く描かれるのか、理解に苦しむ。
警察庁と警視庁の対立、本庁と所轄署の階級格差、署内部の優劣、上級幹部の責任回避と隠ぺい体質、無能等々。
それまでの警察ドラマと違った設定なのだろうが、反面あのようなドラマばかり描かれると警察への信頼感が損なわれ兼ねないと、杞憂する。

しかし「踊る大捜査線」は、奇想天外な映画であった。
このDVDが当時オリコンで1位になったとの事だから、恐れ入った。
この映画は、いかりや長介扮する人物が台詞の中に出て来るだけだから、亡くなった後に出来たものらしい。
織田裕二の青島刑事が幹部の画策で身分をはく奪されても捜査をしてゆくのだが、何の根拠もなく「和久さんならこうするだろう」と、幼児誘拐犯人の気持ちになって逃走経路を辿って行く。
最初は自転車、次は走りでどのくらいの距離なのか、とにかく犯人が幼児を隠した倉庫に辿りつく。
この辺がまだるく、現実離れで、観てて息苦しくなる場面が延々と続く。

対して、深津絵里のすみれ刑事が、過去に受けた銃弾の後遺症のため退職し、実家の大分に夜行バスで帰る車中で事件を知る。
そのバスをハイジャックして事件現場に突入し危機を救うのだが、退職届を出した一般人が乗客を乗せて走行中の高速バスをユータウンをさせ、何処に有るのかわからない倉庫を突き止め、犯人に銃口を突き付けられている場所の壁を突き破り、犯人を跳ね飛ばし幼児と青島刑事を救う事になるのだが、ここに至っては全く唐突で馬鹿げた設定で、青島とすみれが無事を確認して抱き合うシーンも不自然極まりない。

更に、最後の最後に水戸黄門ドラマ風に勧善懲悪場面が用意されている。
隠ぺい画策をしたトップが退職に追い込まれ、力を落とした姿が映し出されて終わりとなる。
こんなドラマを2時間も見ているアホも居るのだが、あくまでChromecastのテストとして200円を払って実験をしてみたものだ。
パソコンやタブレットで見るよりテレビ画面は大きく、より映画館に近づく迫力が出るが映画館には到底及ばないことは確かである。
値段で見るしかないが、そのためのCastとして利用するしかないし、DVD鑑賞より手軽である。