2014年12月25日木曜日

「筆まめ25」体験版で住所録データ復元

平成25年12月1日、その月の血圧測定値を入力していたNEC-VALUSTAR VNデスクトップ型VISTAパソコンが突然電源が切れてダウンしてしまった。
この事は平成25年12月のブログでその後の経緯を記述したが、その時の手抜かりが今回の賀状作成に多大な影響を出してしまった。
平成27年の賀状を妻から頼まれ、気軽に受けてしまってから気付いた。
住所ファイルの在りかが分からない。

ダウンしてしまったVistaパソコンのHDDを取り出し、過去の血圧データを取り出したまでは成功したが、「筆まめ13」関連のファイルを取り出す事までは思い至らなかった。
HDDはその後データの再生が出来ず、止む無く初期化してしまいリームーバルブとして使うことにした。
だから住所ファイルは初期化に伴い消滅してしまった。
ただ、記憶の底に何処かに保存したような気がするので、CDやDVDを片っ端から再生して捜したが見つからない。
バックアップファイルがごく最近まで取ってあるが、本体のパソコンが壊れるとバックアップ再生ソフトも使えないと分かる。

希望が断たれたと、ほぼ諦めかけている時にフローピーデスク(FD)に「筆まめ10」当時のファイルを発見。
早速「筆まめ10」と「バージョンアップ版13」をWindows 7にインストールを試みる。
OSが当時と違う為か完了しない。
そこで考えたのが、インターネット上にある「筆まめ24体験版」のダウンロードであるが、これが遅い。
小1時間以上掛かって終了、インストールを開始してFDの読み込みが出来たのが2時間後である。

14年前に作ったファイルだから内容はかなり古い。
既に鬼籍に入った人や、住所が変わった人、交信をしていない方などが多数入っている。
先ずそれを整理して身軽にする。
宛名のテストプリントをして驚いた。
10分に1枚の間隔でないと2枚目の印刷が出来ないように設定されている。
連続印刷をしたければ別にソフトをインストールしなければならない。2,999円との事。

ならば「筆まめ」ファイルをExcelに変換して、Wordで「差し込み印刷」をしようと試みる。
流石に「筆まめ」ははがき専用だけあり、Wordには無い機能が備わっている。
例えば、差出人の連名表示とか、フォント種類の多さなどはWordの比ではないし、輪郭も綺麗である。
しかし「筆まめ」のフォントは使えないのだから、Wordのフォントで我慢しなければならない。
100枚近くの年賀状の文面と宛名を合わせて200枚を、1枚10分で印刷していた分には2000分≒33時間も掛かってしまう。

「差し込み印刷」で印刷して2・30分で終了した。
文面の絵柄は、「はがきキット」から切り取り、Wordに貼り付けそれなりに加工して作成する。
例えば右の絵柄を「スニッピングツール」で切り取り、これを中心に加工して3種類の賀状文面を作成する。

妻のは、左の絵柄をそのまま印刷した。
まあまあの出来ではなかろうかと自画自賛する。
最悪、宛名から作成し直さなければならない所をFDファイルと体験版で救われたのであり、絵柄もあまり見掛けない物でななかろうかと思っている。

それにしても、昨年の暮れに作った26年の賀状はどのようにして作れたのか、不思議である。
住所ファイルは何処にもなく、「筆豆13」の入ったパソコンは既になかったのだから。
東芝のXPパソコンにでも入っていたのだろうか。

そのパソコンもXPのサポートが切れたので、リナックスの「Ubntu」をインストールしたので初期化同様になってしまったので調べようがない。
こうして今年の賀状作成は一苦労も二苦労もして出来上がった。

2014年12月16日火曜日

パワーポイントで時計表示作成

昔の映画などを見るとフィルムのスプロケットの間に、丸い形のアナログ時計が表示され秒針が回り秒数がカウントダウンされる行く画面の表示が有った。
それをムービーメーカーで作る動画のスタート画面に入れたいものと常々考えていたが、思い立っては忘れたりしていた。
手掛かりがつかめないままにいたが、フォローアップ講座を担当したT氏のパワーポイントの活用講座を聞く機会があり、その中のアニメーションの利用で動画風に素材を動かすことが出来る事を知ったのがヒントになった。

インターネットで「パワーポイント・時計表示」等と、検索ワードをいろいろと組み合わせて入力。
出ました。
世の中には、このような素材作りを求める人や、作成手順をホームページで公表している人が多いのに驚きだ。
使い辛いパワーポイントを駆使して見事に作っていることに敬服である。
しかし、ソフトのバージョンが違っていたり、動画での出来上がり紹介だから真似しようにも出来ないが、ヒントを頂いて後は自己流でやるしかない。

作成手順
1:PPの「挿入」→「クリップアート」から「スプロケット」で探すが該当なし。「フィルム」で探したらお目当ての画像がヒットしたので白紙の画面にコピーして拡大する。

2:アナログ時計は「挿入」→「図形」から丸に十の図形を探し、フィルムの中央で「Shift」キーを押して拡大してグループ化をする。







3:時計の中心にテキストボックスを使い200ポイントの大きさで「5」の数字を入れる。
4:「5」から「4」への切り替えを「アニメーション」の「ホイール」を選択して「タイミング」を1.5秒にする。

5:秒針を時計の上端から下端まで図形の直線で引き、太くする。
6:この秒針を1回転させるのが「アニメーション」の「スピン」である。
7:「効果のオプション」で、「時計回り・1回転」を選択。
8:「タイミング」は1秒にする。
9:ここで「秒針」と「文字盤」の動作を同時に起こさせるために「タイミング」の「開始」を「直前の動作と同時」設定する。
10:以上の動作を「プレビュー」で確認しながら設定する。

1つ出来上がれば「ホーム」から「スライドグループ」の「新しいスライド」を開き、「選択したスライドの複製」で4コマ複製をして4・3・2・1とテキストボックスの数字を入れ替える。

自己流のため動作がギコチナイ点がある。
5から1まで切り替われば保存するが、ムービーメーカーに接続させるには下記の手順となる。
「ファイル」→「保存と送信」→「ビデオの作成」をクリックし、パネルの「ビデオの作成」アイコンをクリックして暫く待機する。
進行状況が画面下段に表示されるので、終了するまで時間が掛かるが「wmv」で保存される。
これをムービーメーカに追加すれば出来上がりである。

上図は、ビデオに作成した画面である。中央の横向き三角をクリックして頂ければ再生します。




2014年12月11日木曜日

デジカメ講座は大変です

今月から「デジカメ講座」に入る。
デジカメを持ってない人は購入してくるか、子供達の物を借用するかして持参する。
そんな状態だから、初めてカメラを手にする人が結構いる。
取説も読まないから、手取り足取りの状態でスタートしなければならない。
その上、機種がまちまちで、キャノンが有り、オリンパス有りのてんでである。

学習館のパソコンにはデータを置く訳には行かず、あまつさえCDデッキが付属していない。
従って、撮影したデータはUSBに反映する事になる。
これが結構厄介な操作である。
UISBにデジカメ用のフォルダーを作り、そこにカメラからコピーしたが簡単な様で簡単には行かない。
フォルダーの作り方からで、「ここに新しいフォルダーとあるメニューをクリックすれば作れるから」と言っても聞いていないから中々出来ない。
「カメラをパソコンに接続する場合は、カメラの電源を入れないでね」と言うと、「キャノンは入れないと認識しないですー」と声が上がる。
「カメラによって異なるから、その指示に従って操作しましょう」当たり前の事を補足する。

この様にまちまちのカメラに対応する訳で、サポートする3人は大変。
その上、パソコンがスムーズに動かないと来ているから、受講者の進行も時間差が出来てくる。
「それでは本日はここまでにします」
「あれ!」素っ頓狂な声が上がる。
どうしたのかとパソコンを覗くと、カメラを終了させない内にパソコンとの接続を引き抜いてしまった。
カメラをOFFにして再度電源を入れてみると、SDメモリが空とのコメントが出ている。
「子供のカメラを無理に借りてきてしまったので、孫の写真が消えてしまったらどうしよう」オロオロ。
データがどこかに飛んでしまったのかと、一瞬思ったがそんな事は無いと思い直し、「カメラのキタムラ」あたりに持って行けば復元してくれますよ、と助言してその日は閉講する。

2014年12月4日木曜日

三郷IT講座騒動記

12月1日から11日までの月曜日から木曜日の午後、8日間三郷IT講座受託事業を引き受けて10年近くなる。
当時の公民館長が、Mネットの活動を広げられるよう声を掛けてくれたのが最初である。
当時のパソコンのOSはMeだったような気がする。その後Xpに切り替わり、現在はVistaパソコンとなっている。
しかしこれとても、Windows7が出、8になり、来年は10が発表されるようである。

公民館常設パソコンの問題は、年間使用日数が16日余りで、その間はロッカーに入れたままとなっているからセキュリティやアプリの更新がなされないままとなっている。
又、宮郷公民館との共用であるから微妙に設定がj変わる事が有る。
例えば本日のメールの学習でも、アドレスが異なっていたり、積み残しメールがダウンロードしたりして受講生が戸惑う場面が有った。
ADSL回線で一斉に11台が起動するから、スピードの遅い事甚だしい。

メールでの難点は、半角英数字でアドレスを入力する時に、l(エル)と1(数字の1)の見違い、i(アイ)もそうである。
同じ間違いは、数字の0と英字のoである。
ドットに入れ忘れもある。
こうして進むのだから「行ったかい?」「まだ来ていないよ」と隣同士で確認し合っているが、其の内アドレスが該当しないという意味の英字メールが返却され大慌てしてしまう。

テキストがWindowsメールで解説されているのを使っているが、公民館パソコンはOutkookメールに設定してあるので操作が面倒である。
なぜこのソフトがBasicにインストールされ、メール設定がされているのか疑問である。
パソコン本体にはCDデッキが付属していないのも不思議な機器構成である。
こうして本日は隣同士の交信まで辿り着いたが、全員宛てのメール送信はサバーが関知しないので10人中1人しか送信できない有様であった。
メールは毎年上手く行かない。
前回などは隣に送ったメールが別な受講者のパソコンに行ったりして学級崩壊状態であった。

今回も似たような状態で終了したが、最後にセキュリティ安全対策の動画を観てもらったが途中で止まってしまう醜態であった。
こうして小生の担当講座は、ドタバタ騒ぎの内に終了した。
お粗末でした。





2014年11月24日月曜日

政治家の口癖民意とは

今回の解散について巷では、大儀なき解散、国費の無駄使い等々の意見が出ている。
同感するも、いまいち視点を変えて安倍さんの心境を推し量ってみたい。

経済政策の安倍のミックスは道半ばで、これを成し遂げるには国民の信を問いたいとして、「アベノミックス解散」と命名していたが、本当にそうであろうか。
3本の矢とやらを放ち、先頃金融緩和も打ち出した。
4本目、5本目と手を打つのに何の躊躇いが有ろうか、むしろ安定政権の上に立っての政策遂行であるし、野党の反対など歯牙にもかけないで行けた筈である。

なのに解散とは、結局内閣の不協和音があるのではなかろうか。
来年10月から消費税10%にするとした経過措置を遂行するには、現状分析でアベノミックスの効果が出ていないと判断する総理側と、予定通り引き上げるべきとした財務省の息が掛かる麻生大臣や元財務大臣経験者の谷垣幹事長ほか財務省から恩恵を受ける議員側との対立では無いだろうか。

1年半延期とするか、財務省の筋書きを代弁するか、天秤に掛けられてしまった推進派は解散選挙に口を閉ざさざるを得ず、増税を口にして選挙は出来ないとみた総理側の作戦ではなかろうか。
こうして700億円の公費を投じて党内粛清を図ったのであろうと、下司の勘ぐりをしたがどうであろうか。
そこには民意も無く、保身と延命策でしかないように感じる。

いっとき国民は増税を延期されるが、同じ投票行動に走れば1年後は嫌も応も無く10%の消費税に喘ぐことになる。
国、地方の議員定数を削減し、歳費の引き下げと歳費以外の費用を廃止した政策を打ち出し、それから国民に負担を訴えるべきではなかろうか。
一番呆れたのは、何時もながらの万歳解散である。
馬鹿かと言いたいほどの醜態である。
そこには民意の「み」の字も無い、マンネリと打算しか働いて居ない印象を受けた。



2014年11月2日日曜日

パワーポイントで背景削除、合成写真を作成

群馬県生涯学習センターで行われた研修に参加する。
10月18日、講義「視聴覚教育メディア総論」群大教育学部客員教授立見康彦氏
同日、SNS活用講座「Twitterの作成と応用」朝岡伸江氏

10月25日、「Windowsムービーメーカ活用講座」桐生かおる氏

11月1日  講義「情報モラルと著作権」太田市社会教育指導員小内稔氏
同日    「Windowsフォトギャラリ活用講座」根岸泰子氏
何れも土曜日の午前9時30分から午後4時30分の長丁場であった。
参加者は17・8人で、大多数は小中学校関係者である。
一般参加者は3・4人で、その中で小生は最高齢者、補欠参加のパソコン持参組である。

3日間の講義、実習は勉強になった。
その中でも、実習はある程度は理解していた部分も有るが、やはりプロの説明で目から鱗の新操作を教えて貰った。
特にフォトギャラリーに関連して、写真の背景削除を「Power Point」とのコラボレーションで出来たこと、更に、その画像をWordに貼り付け、図の挿入からOffice.comで背景を挿入して合成して別な写真として「Jpeg交換形式」で作成する事を知る事が出来た。
完成図
研修会場の画像に背景削除した画像を合成後の完成図
作り方は下記の通りですが、根岸先生の受け売りを若干自己流にしたものです。
①「Power Point」を起動します。
バージョンは2013が良いのですが、小生は2010なのでそれで操作します。
「Power Point」が起動したら、「ホーム」タブでスライドグループのレイアウトをクリックし白紙のページを選択します。
②背景削除したい画像をホルダーから選択しますが、この際圧縮して貼り付ければファイル容量が大きくならずに済みます。
この場合、小生の画像を題材にします。
③貼り付けた画像を「トリミング」で不要部分を削除します。
④トリミング後の画像を調整ハンドルで拡大します。
⑤「図」ツールの「書式」メニューから「背景の削除」をクリックします。
このような画像に変わります。
⑥これから紫の部分の内、残す領域と削除する領域を指定します。
+マークをクリックして、紫になっている肩口などの残す領域を直線で指定します。
同じ様に窓が残っているので、-マークをクリックして直線で指定します。
此れまでは、この領域の操作を囲むようにしていたが、直線で指定するのは知らなかった。
それぞれ直線で指定した領域が残り、消えている
⑦「変更の保持」をクリックします。
このように背景が消えました
⑧100%削除できないので、ペイントを利用して細かい領域を「消しゴム」で削除します。
これを「jpeg交換形式」で保存しておきます。
⑨「Power Point」を新たなページにして、合成下画像を挿入します。
この場合も容量を圧縮したものを使います。下図は、研修室を背後から撮影したものです。
研修室を背後から撮影

⑩先程保存した背景削除した画像を挿入し、対角線上に縮小し、「図」ツールの「書式」メニューから「調整グループ」の「色▼」をクリックして「透明色を指定」をクリックします。
⑪アイコンが変化するので、背景削除画像の白地をクリックすれば合成下画像が表示されます。
適当に調整してグループ化すれば完成です。

いろいろな使い道が有ると思いますので、講座で伝授したいと思っています。
根岸先生、いろいろありがとうございました。
これで引出が一つ増えました。


2014年10月9日木曜日

ホームページを3種類のWeb Browserで閲覧してみる

我が団体のホームページである「Mellowネット.com」に小生の初心者的ホームページをアップロードしたものを3種類のWeb Browserで閲覧してみた。
特に、更新した後の修復状況がどのように反映したかに関心があった。
現在、1台のパソコンにはWindows 7が入っており、インターネットはマイクロソフト社の「Internet Explorer」とグーグル社の「Google Chrome」の2系統を利用し、もう1台はXpのサポートが切れたので代替えOSとしてUbuntuと言うソフトを入れ「Mosilla Firefox」でインターネットを利用している。
結果的に、3種類のインターネットブラウザーを利用している事になり、先般発生した「Internet Explorer」のセキュリティ問題では切り替えて使用する事が出来、支障を来さないで済んだ。

この3種類でどのように更新され、どのように閲覧できるかを試して見た。
以下はあくまで個人的な検証であり、管見的な見解であることを断って置く。

「Internet Explorer」は直ちに反映し、バック音楽まで再生出来たが、バージョンによっては正しく反映しない事が有るようだ。「Internet Explorer 9」では写真が表示されないページが有った。
使っているのは「Internet Explorer 11」だから、このバージョン以降でなければならないようである。

「Google Chrome」では、画面は正しく反映するがバック音楽は再生しない。
又、更新した場合は反映するのに3・4日経ってから結果が表示されたが、このタイムラグの原因が不明である。

「Mosilla Firefox」も直ちに反映するが、バック音楽は再生されなかった。
ExplorerとChromeの中間的状況であるのが面白い。

このように、ホームページも閲覧ソフトによって若干表示が変わる印象を受けた。
今回は、掲載した写真をクリックで拡大するように手直しをしたもので、縮小して掲載した写真に原画をリンクさせ一応成功した。
Facebookなどは自動的に縮小掲載とクリック拡大をしてくれるので手間がかからないのが良い。
ホームページビルダーもそのように出来れば使い易くなるなるのではと、思った次第である。


2014年10月2日木曜日

Microsoft Power Point 2013の画像入力はMicrosoft Fix itで解決

ご近所のAさんから相談を受けた。
Microsoft Power Point 2013の機能で、「クリップアート」アイコンが見つからないのでヘルプで調べたところ、何かソフトを入れないと使えないとあり、分からないので見てくれと言うものであった。
自分のパソコンには2010しか入っていないので、そう言った現象に直面した事が無いから知識は無いのだが、知らないと言う事を言わない知ったかぶりの悪い癖と、担当する持込み講座の数人がWindows 8を持参して来るので勉強がてら見せて頂く事にした。

確かに起動して「挿入」タブからリボンを見回しても、それらしきアイコンが見当たらない。
Power Pointで教材を作った事は有るが、「クリップアート」で画像を挿入した事は無いので本来のアイコンが分からない。
Wordの「クリップアート」は頻繁に使った事が有るので、似たようなものと想像して探すが無いと言うより分からない。
そうなると頼りになるのがインターネット検索である。
Power Point 2013 クリップアート」と、検索ワードを入力する。

同じ様な検索事項が出る。
2013を使っている人達からの質問が出ているのだ。
そこで分かった事は、「挿入」タブからリボンを表示させ、その中の「オンライン画像」をクリックすればよい、とある。位置は2010と同じ場所にあった。
意外と簡単な回答で拍子抜けがするほどであったが、そこから難航してしまった。
勇んでクリックして見ると、「サーバーに一時的な問題が発生しています」とのコメントが出てストップ。
サーバーと来るとインターネットに支障が有るのでは、と思うが回線状態は正常である。
YahooもGoogleも利用出来る。

そこで再度インターネットに症状を入力してみる。
Microsoftサイトのページが表示され、やはり同様な質問が寄せられている。
解決策は「Office.Com」サイトにあるというので、上記URLを入力して検索する。
そのサイトに解決策が記述されていたが「ここを」と言う箇所があり、クリックすれば良い様になっている。
そのクリックで「Microsoft Fix it」がインストールされ、「オンライン画像」が有効になった。

正直面目は保ったが、こうした仕様変更はWindowsのバージョン変更で直面する問題点である。
此れまでの様に「クリップアート」の利用は、ソフト内とWebの両方から探すのは一手間多い様な気がしていた。
その問題を2013からはWordもPower Pointも全て「Office.Com」サイトで検索する事にしたものである。
合理的と言えば合理的となったが、利用者側とすればこれまで利用出来た機能が見当たらないとなれば右往左往してしまう。

この件に関しての解説は、FOM出版の「よくわかる Word&Excel&Power Point 2013乗換ガイド」にも見当たらなかった。
最近は目が悪くなったので抜き読みをするから、見落としたのであろうか。
次期Windowsが10となって来年発表されるとの事、現在の8が不評であったのでタイルパネルから転換した仕様になるとの話である。
Windows 7に似たような仕様であって欲しいものと、願うばかりである。

追記(2014/10/3)
Power Point2010を操作していて気付いたので投稿記事の訂正をします。
「クリックアート」を選択し、右に表示された検索エリアの「Office.comで更に探す」をクリックしたら下記の記事が表示された。

クリップ アート サイトはどこにありますか。

申し訳ございません。Office Web サイトではクリップ アート サイトのサービスの提供を終了いたしました。
今後は、製品内での検索サービスをご利用ください。
Office 2007 または Office 2010 の場合は、次の操作を行います。
  1. [挿入] タブの [図] で [クリップ アート] をクリックします。
  2. [クリップ アート] 作業ウィンドウで、[検索] ボックスにクリップ アートの検索キーワードを入力して [検索] をクリックします。
  3. 検索結果の一覧で、クリップ アートをクリックします。
Office 2013 の場合は、次の操作を行います。
  1. [挿入] タブの [図] で [オンライン画像] をクリックします。
  2. [画像の挿入] ダイアログ ボックスで、[Office.com 内を検索] ボックスにクリップ アートの検索キーワードを入力して Enter キーを押します。
  3. 検索結果の一覧で、クリップ アートをクリックして [挿入] をクリックします。
既に、2010のバージョンで予告されていた訳です。
知らぬ事とは言え、Microsoftさんの対応にクレームを付けた点は不明の至りです。
しかし、2013では説明通りには行かなかった事は事実です。






2014年9月14日日曜日

第8回社会福祉法人「ぶどうの木」夏祭り

9月13日土曜日、「ぶどうの木」夏祭りが盛大に開催された。
伊勢崎市長、市議会議長、地元選出県、市議会議員が応援に駆けつけてくれた。
今から8年前、故森村三美氏と森田修氏が発起人となり、私財を投げ打って設立した施設である。
公的支援が受けられない知的障碍者の受け皿として計画されたが、態勢は整えたが当初は予定した入所者が見込めず、経費ばかりが掛かり赤字続きが3・4年続いた。
その頃は、職員への夏季、年末手当も理事長と施設長の懐から、同種職員の10分の1程度支給されれば御の字の状態であった。

その後受入れも順調に運び、ようやく収支トントンの状態が維持出来るまでになった。
そうした経営状況にあっても、当時の施設長はクリスマス祝い、餅つき大会、夏祭り、バス旅行を計画し、入所者のリクリエーションには殊の外配慮していた。
我々役員は勿論、支援者、父兄全てがボランティアとして労力を提供し、畑仕事、大掃除、諸催しの裏方として従事し今日を迎える事が出たように思う。

当時、高等部卒業して職業訓練に携わっているN君は25歳になり、立派な青年に成長した。
入所児者は挨拶がしっかりしている。
大地君は目が不自由だから楽譜が読めず耳だけで音を聞き分け、サックス演奏者として各地に呼ばれコンサートを開いている。この大地君は来訪者の声を聞き分け「誰々さんコンニチワ」と、大声で挨拶してくる。

そうしたエピソードは枚挙に暇が無いほどあるが、今回は夏祭りを写真で紹介したい。
懐かしい方の写真も撮れた。
今回は3Mの写真を「縮專」と言うフリーソフトで50K程度に圧縮して掲載した。

近隣の皆さんが大勢詰めかけている


ぶどうの木合唱団

ぶどうの木合唱団

三郷レクダンスの皆さん、写っているのは誰でしょう?
豊受ジュニアダンススポーツのに皆さん

2014年8月29日金曜日

ホームページの改訂版を再アップロード

8月18日に試作ページをアップロードしてから10日余り。
この間2作を制作し、最終的に現在アップロードしたものに絞りこんだ。

作り方は、トップページをフルCSSのテンプレートでデザインし、リンクを貼るために表(1行の4列)をタイトルの下に「ブログ」「Facebook」「紀行文」「写真」の4項目分を作成してリンクを貼る事にする。
「ブログ」と「Facebook」は既に存在するのでURLを入れるだけで済む。
他の2項目は、Wordを起動しページに文章を入れたり、写真の場合は表で4行の3列の枠を作り写真を挿入する。
写真は「縮專」で同じサイズに縮尺して挿入する。
コメントはテキストボックスで説明文を入れ体裁を整える
出来上がったものをWEBページとして保存し、リンクが出来るようにした。
がしかし、Wordの書式が全てHPBの編集に反映するとは限らない事が分かる。
テキストボックスでコメントを配置したが、HPB編集ではとんでもない場所に配置されて使い物にならず、削除してHPBの編集から文字入力をせざるを得なかった。

リンクを貼ってからHPBの編集で壁紙をつけたり、タイトルをロゴ文字にするが、リンクを貼った写真や壁紙、ロゴ文字のファイルがディスクトップ画面に散らばってしまうのには参る。
予め種類ごとのホルダーを作ればいい事が後でわかる。
また、トップページファイルの名前は日本語でもいいが、リンクページのファイル名は半角英字にしなければならない、これも後でわかった。
例えば、BGMを挿入する場合、元のミュージックホルダには日本語で入っているためリンクしてもエラーとなってしまう。
半角英字で音楽名にしなければならない。

BGMでわかったことだが、Internet Explorerでは再生するがGoogleブラウザーでは再生しない。
他のブラウザーでは試していないが、アップロードしたホームページもブラウザーで異なる表示が出る事が分かる。
小生のページは全てテンプレート上のもので、html言語で記述したものは無いし出来ない。
だから既製品の域を抜ける事が出来ず、独創性が無い。
アップロードでもわかった事が有る。
送るファイルに漏れが出る事である。
BGMのファイルが日本語名であったため、送られる一覧に入っていなかったり、リンクを貼ったページの名前が日本語名の場合は送付ファイルから漏れてしまう。
名前を半角英字名にして再ロードしても入らないから、1件づつ加入させて送らないと完全なページとして再生しない。

それが3作目のページである。
「http://mellowネット.com」と入力し、「会員趣味のホームページ」と開き、その中の「ぱそ爺の新サイト」とクリックして行けば突き当りが今回アップしたものである。
BGMの出迎えがあれば成功です。








2014年8月18日月曜日

超初心者的ホームページを制作

ホームページを習って5日が経った。
テキストと講師が作製したパンフレットを見比べながら、作成してみる。
第一作が出来たので登録を依頼したが、粗製の感が否めず2回目を作成してみた。
今度は、WordPressのテンプレートを利用しながら背景を入れ替えたり、ロゴを入れたりとかなり試行錯誤しながら上手く出来た。

しかし転送出来ず、1回目のページと入れ替える事が出来ない。
その間、講師の西岡さんにメールでのQ&Aでご指導頂いたのだが、実物を見て貰ってのご指導が速いとの事で、本日絣の郷に来ていた西岡さんに直接見て貰った。
そこで分かったのが、作成の方法に2通りの方法がありWordPressテンプレートとフルCSSテンプレートが有ったのだ。
WordPressは、それ自体がサバーに登録する事で更なる機能をダウンロード出来るものだが、かなり縛りがある。

初心者には、テキストでそれを読み分けられず盲目的に制作していたわけだ。
フルCSSが望ましいと分かり、第3作目を作成して西岡さんに見て貰う事にする。
知らないと言う事は、怖いもの知らずであっちこっちのメニューを開き、機能を探し回っていると何時しか出来る事が有るが、再びやって見せてくれと言われても出来ない。
この辺が理論を知らず、下手な鉄砲の類での操作であるから身に付かない。
パソコンも体系的に習ったわけではないから、見よう見まねの繰り返しである。

暫定ページであるが、下記アドレスをクリックし、表示された画面の左の項目「会員趣味のページ」から入りますと、2・3人のページが閲覧できます。
これは今後改修されますので、更に良いページを期待してください。


2014年8月14日木曜日

初めてのホームページを作成

「体験版ホームページビルダー18」を使ってのページ作りに挑戦する。
8月10日・12日と会員の西岡さんが講師となり、午前9時から午後4時までの特訓を受けた。
時恰も、台風11号が日本列島に襲来し、西日本一帯が洪水と山崩れの災害に遭っている最中であり、当地も降ったり止んだりと天候定まらない状況下である。

初日が開始。
先ず、30日間限定の体験版をダウンロードする所から躓いている。
事前にダウンロードして出席するように予告メールを出してあったのだが、見てないのか、見ても何処を如何するかの会員が殆んど。
これでは先が思い遣られるスターである。

何とか足並みが揃い、講義が始まる。
講師が予め作成してあるホームページを叩き台にしての解説であるが、ソフトが初めてのものだから何が何処にあるのか見当が付かない。
WordPressと言う雛形を参考に文字や画像を入れてゆけばいい訳だが、雛形が企業向け中心に作られているから個人的な感覚に合わない。

講師が叩き台として作成した「パソコンボランティア・Mellowネット」をサンプルにして、開き方、切り替え方を学習するが何もかも新しい機能であるためか着いて行くのが精一杯である。
講師も大変、サポートしてくれた高橋女史も右往左往して指導に当たってくれた。
我々でさえこうだから?初心者講座に来ている人達の心情は察して余りあるものと、感じさせられる場面である。

トップページへの入り方から、リンクの繋がり方等を学習し、HTML文書とソースの関連性ではそんなことになっているのかと、分かったような分からないような自信の無い頷きをしていたが、HTMLタグリストの説明と、構成、使い方に入った途端、異次元の世界に入ってしまった。
こんなにも約束事が多く、使い方も多様になっている講文を説明されても、無理、無理で耳栓が詰まってしまった。
そのために簡易作成が出来る手法が紹介された訳なのだろうが、企業中心では?使い辛い。

第2日目、サンプルを中心にした基礎学習をし、HPBの画面構成、終了の仕方を一通り教えてもらい、練習サイトでの実践に入った。
自分なりの文章を入れて編集したり、「ウェブアートデザイナー」での加工(体験版には付属していない)、写真の挿入等でページの体裁作りまで漕ぎ着けた。
結構、会員は自己流なりに形が出来てきた。
熱心さに驚き、探究心の旺盛さに敬意を抱かされた。

残るは自分のページを固め、基本ページにある会員のページにアップロードするだけである。
それには先ず、Mellowネットのホームページを完成させ、サーバーにアップロードさせてから再度勉強会を開き、個人個人が作製したページとリンクさせる事になる。
会員の力作が登録される事を楽しみにしたい。


2014年8月2日土曜日

夏季Mネット会員レベルアップ勉強会を開催

パソコンの日進月歩に対応するため、会員の勉強会を毎年実施している。
今回は、ホームページの作成をテーマに8月10日と12日に絣の郷で開催する事になった。
講師は、その道の達人である西岡さんにお願いする。
Mネットのホームページはこれまでも作成してあったのだが、会員の協力が得られず管理者が息切れを起こしてしまい、更新がされないまま今日に来てしまった。

今回は、そうしたことを反省し会員がサブページを作成し、基本ページに彩を添える事になった。
ブログ形式でもよしの何でも有で、近況報告や開催講座のカリキュラム、エピソードを題材に投稿出来るようなるための勉強会である。
ブログにしてもFacebookでも手掛ける会員はいるが、長続きしないのが実態である。
投稿する題材が無くなってしまう事と、億劫になてしまう事である。

読者も少ないため反響が無く、のれんに腕押しだから張り合いが無いのも事実であろう。
売れない小説家が原稿を書いているようなものである。
それを乗り越えると、投稿するのが習慣になり、一寸とした出来事や身の回りの変化などを題材にするようになり、、不定期な日記の様なものになる。
後日見返すと懐かしいものである。

最近のホームページ作成ソフトは簡易版が出来、サンプルを利用して作成出来るので気軽に取り組める。
今回使用するソフトは、ホームページビルダ18と言うものでメジャーなソフトである。
勉強会は会員各自が体験版をダウンロードして行うが、本番用はMネットの3台のパソコンにインストールして使ってゆく事になる。

この結果は後日報告。

2014年7月12日土曜日

Office 2013試供版を使ってみる Excel編

試供期間が残り35日となってしまった。
Office 2010に精通している訳でもないのに2013の新機能や操作性を比較をするとは、何たる無謀でバカ丸出しを世間に知らしめてしまった事か。
後悔したがやるしかないと、復習と予習をする積りでExcelに取り組んでみる。

起動後のスタート画面はWordの画面構成と同じである。
これまで3枚のシートが予め用意されていたが、1枚となり+アイコンでページを増やしてゆく。
継続的なデータか、各種多様なデータでもない限り我々は1枚で事が済むから合理的である。

グラフ作成が簡便になった。
グラフを表示すると右横に【グラフ書式コントロール】が表示され、【グラフ要素】【グラフスタイル】【グラフフィルター】が用意されており、2010の場合は【グラフツール】コンテキストツールの【デザイン】タブ、【グラフのレイアウト】グループでタイトルを編集していた。
また、グラフのスタイルでグラフの背景色が代えられ、タイトルやラベルなどもこれまでより操作性が良くなっている。
複合グラフの作成も一発作成で表示された。

データ分析に使う機能で【ビポットテーブルツール】の【オプション】が【分析】と名称変更し、【おすすめビポットテーブル】が新たに追加され各種分析が可能となっているが、業務系でもない限り使うこともない。
【フラッシュフィル】なども便利な機能だが使う機会があまりない。
【クイック分析】と言う機能が出来た。
選択した範囲の右下に【ミニツールバー】が表示され、【データの条件付き書式】【グラフの作成】【合計】などの分析結果が素早く得られ利便が高まった。

その他、新しい関数の操作が紹介されているが、複雑であり、使い方もいまいち理解出来ないので省略する事にした。

何れにしても、Office 2003から2007変わった時ほどの衝撃は無いが、2010で存在していた場所のツールの名前を変えたり、配置換えされたり、機能を無くしたりされるのが煩わしくさせている。
2003から2007になった時は読み替えの様なものがインターネットから見られたのでそれなりに理解が出来た。
2007から2010になり、更に2013となってその辺のサービスが疎かになっている。
ソフトに読み替え表ぐらい添付して販売してもらいたいものと、切に願うものである。

2014年7月8日火曜日

Office 2013試供版を使ってみる PowerPoint編

正直な話、Officeに精通していない者が2010と2013を比較してみるなど、身の程知らずの所業である。
しかし、始めた事だから恥かきを覚悟で続ける事にした。
今回はプレゼンテーションの作成に便利なパワーポイントソフトである。
これまで自己流で使っていたのが、改めてテキストに沿って操作をしてみると随分と便利で多種多様な表現が有る事に気付かされた。

ソフトを起動すると、此れまでのような白紙の作業画面が出ないでテンプレートが表示され、Wordと同じスタートである。
そのテンプレートも、デザインのテーマが基本的なものが約30種、その他に検索の候補として「ビジネス」とか「ビデオ」など6用途があり、更にカテゴリーで分類され1,000近い、いやそれ以上のテーマパターンが用意されているのではなかろうか。
高機能で便利になったのか、はたまた我々非才人にとって無用の機能なのか分からないが多種多様のプレゼンが出来るようになっている。

白紙の「新しいプレゼンテーション」でスタートしてみる。
これまで【ファイル】タブから開いて【ヘルプ】を探したが、2013ではタイトルバーの右【「最小化ボタン】の左にアイコン化して鎮座している。
その他【リボンの表示オプション】もアイコン化して特等席に位置している。
最下段のタイトルバーには、【ノート】【コメント】のアイコンが新たに表示されている。
この位置に表示されているのは便利である。
画像の説明を入力するのが容易になった。

細かい改善点では、SmartArtグラフィックに画像の色調を統一する【スポイト】機能が有る。
しかし、一番の発見は2010にもある機能で、【ビデオの作成】である。
常々こんな事が出来ないかと、思っていたのがPPTで作成したファイルをビデオに変換して、テレビで映す事であった。
それが有ったのだ。
知らなかっただけで、正に浅学菲才、無学文盲が故、その機能が有る事を知らなかった。
2013を比較操作をしてしる事が出来た。
基礎が大事である。
ピクチャーのサンプルを利用して画像を取り込み、PPTにしてからビデオに変換保存してみたのが上の動画である。
Windows Live ムービーメーカーと比較して変化が作り出せる気がする。





2014年6月30日月曜日

Office 2013試供版を使ってみる Word編

60日間無料で試せるという言葉に惹かれ、マイクロソフトのサイトからダウンロードしてみる。
Word・Excel・OneNote・PowerPoint・Outlookの5種類がパソコンに入って来た。
とても全ては試せないので、WordとExcelそれにPowerPointだけのテキストを選定する。
FOM出版の「Word&Excel&Power Point 2013乗換ガイド」をインターネットで探し、コンビニ経由で購入する。
テキストの例題をFOM出版のサイトからダウンロードして準備が整った、がなかなか手に付かない何故か。
やはり一人でテキストを紐解くのが億劫なのだ。
講師から手解きされながらの習慣がついて居るためかもしれない。
試供期間60日が50日となり、45日を切ってようやくページを開き、Wordの例題に取り掛かった。

今回のバージョンには、Office 2003から2007に切り替えられた時のような激変は無い。
先ず、Word 2013と2010を比較しながら進めてみた。
一番の改変部分は、「起動画面が新しくなった」事か。
2010では、Wordを起動させると「白紙の文書」が表示され、メニュータブ【ファイル】をクリックすると「最近使ったファイル」が表示され、左サイドの【新規作成】をクリックして「テンプレート」を表示させていた。
2013では、Wordを起動させると「最近使ったファイル」と「テンプレート」が先ず表示され、「白紙の文書」テンプレートを選択してから画面が切り替わり、文字入力が始められる。

リボンの表示オプションがタイトルバー右に表示されている。
ここは【閉じる】【元に戻す】【最小化】アイコンが並んでいたが、【リボンの表示、非表示】アイコンが並び、なおその横に【ヘルプ】アイコンが表に出されている。
2010では、【ファイル】をクリックして左サイドの【ヘルプ】をクリックしていた。

2013では、【デザイン】が新設され、【テーマ】【ドキュメントの書式】【透かし】【ページの色】【ページ罫線】が纏められている。
この辺が2010で慣れた人が迷うところではと、感じる点であった。
2010では【ページレイアウト】に収まっていたものである。

文書の表示モードに【閲覧モード】が出来、Windows 8のタッチ操作に適応するため文書が折りたたまれて横にスライドするのが特徴である。
電子書籍的と思えば分かり易い。

画像の挿入が簡単になった。
画像を文書に挿入すると【レイアウトオプション】が横に表示され、これまでの【文字列の折り返し】を設定出来るようになった。

【画像の背景】で対象物の抜き取りの精度が上がっている。装飾もできるのが便利である。

スクリーンショットなる機能が入っている。(この機能は2010から入っていたもの。)
画面の切り取りでは、これまでもプリントスクリーン、所謂、画面キャプチャーがあり、VistaのOSからスニッピングと言う機能がアクセサリーに入っていたから結構重宝した。
スクリーンショットは、起動しているアプリのウインドウや領域、インターネットなどの画面を画像として直接文書に貼り付けられる。
いろいろな場面で使用が出来ると説明があるが、いまいちマスター出来ない。

そのほかにもかなり便利な機能が加えられているらしいが、使いこなしが出来る域に達しないので紹介できない。
おいおい慣れるしかないが、試供期間が迫ってくるし、現2010を2013に入れ替える余裕もない。
持込みパソコンでまごつかない程度になればいいかと、半ば諦めの境地になっている。

ExcelとPower Pointについては次回に譲るとするが、試用期間が過ぎないうちに習得したい。





2014年6月14日土曜日

IEにAskのツールバーが出て、削除できない

義兄のパソコンが退院して順調に回復していたと思ったら、ある時からインターネットを起動するたびに「Ask」というツールバーが表示されるようになったと言う。
Google検索にしたいのだが戻らないと言うのだ。
初めて聞く事なので、インターネットで検索してみる。
同じ悩みの相談が、出て来る出て来る。
要は、いつしか入り込んで消せない、削除できない相談である。
回答もあるが、解決しない事が多いらしい。

一体、この「Ask」とは何者なのか、そこから調べて見ることにする。
wikipediaによれば、検索サービスの一つでインターネットの黎明期に開発されたポータルサイトとの事。
しかし、Googleや他のポータルサイトの寡占化が進み、あまり使われなくなってしまったが、現在でもアメリカなどにユーザーがおり、内容も検索部門を縮小し、独自のQ&Aサイトを開始して利用に供しているとの事である。

このような説明から害は無いように思えるが、見慣れないロゴが表示されたりすると不安に駆られるのは仕方が無い。
だから削除したり、無効にしたいとの相談が有るのだと思う。
ウィールスとは違い無断で侵入したわけではなく、Internet Explorerなどを起動した際に表示され、承認を与えられて居座るものらしい。
居座ったら最後、IEを起動するたびに見慣れない顔で出しゃばって来るから嫌われるのか。AVサイトと同じである。
憎まれ子ならぬ嫌われ者世に憚るではないが、削除できないからウィールスではと、疑心暗鬼にもなる。

早速現物を見せてもらう。
IEを起動すると見慣れない検索バーが表示され、その横にAsk.comと表示されたロゴが出ている。ついぞ見かけないものであるが、これが正体らしい。
更に検索バーの下には、GmailやFace Book、Twitterなど数種の入り口がアイコン表示で用意されている。

先ず、無効化する方法が紹介されていたので、その手順を追って操作を試みる。
IEの【ツール】から【Internet Options】を開き、【プログラム】タブから【アドオンの管理】を開き、そこに表示されている「Ask Toolbar」を無効にする、と言うものであるが該当するものが見当たらない。
しかし、不審なソフトが有る。
「39bar.dll」発行元が「Mind spark Interactive Network」とあるので、確証はないが無効化してみる。
再起動してIEを開く。消えていない。

次はソフトのアンインストールを試みる。
【コントロールパネル】から【プログラムと機能】を開き、プログラム一覧を表示させ該当するものを探すが「Ask」と名のつくソフトは見つからない。
しかし「Mind spark Interactive Network」と言うのがあった。
先程無効化したソフトであるので、同一のものと判断してアンインストールをクリックして削除、再起動後IEを開いてみる。
依然として居座っている。

窮余の一策、IEの表示を変えてしまう事だ、と思いついた。
IEのメニューの【ツール】→【インターネットオプション】のパネルから【全般】タブをクリック、「ホームページをAskからYahoo」に変えて置き、【現在のページを使用】にして【適用】→【OK】として閉じ、再起動後IEを開いてみる。
見事Askは消えて、Yahooが表示された。
根本的に解決した訳ではないが、取りあえずAskを表示させなくさせただけである。

教訓、訳の分からないソフトはインストールしないに限る。







2014年6月2日月曜日

Chromecastで映画鑑賞

先日設定したChromecastを利用して「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」を鑑賞する。
しかし、TVドラマ「相棒」も同じパターンであるが、殊更陰湿な警察内部が多く描かれるのか、理解に苦しむ。
警察庁と警視庁の対立、本庁と所轄署の階級格差、署内部の優劣、上級幹部の責任回避と隠ぺい体質、無能等々。
それまでの警察ドラマと違った設定なのだろうが、反面あのようなドラマばかり描かれると警察への信頼感が損なわれ兼ねないと、杞憂する。

しかし「踊る大捜査線」は、奇想天外な映画であった。
このDVDが当時オリコンで1位になったとの事だから、恐れ入った。
この映画は、いかりや長介扮する人物が台詞の中に出て来るだけだから、亡くなった後に出来たものらしい。
織田裕二の青島刑事が幹部の画策で身分をはく奪されても捜査をしてゆくのだが、何の根拠もなく「和久さんならこうするだろう」と、幼児誘拐犯人の気持ちになって逃走経路を辿って行く。
最初は自転車、次は走りでどのくらいの距離なのか、とにかく犯人が幼児を隠した倉庫に辿りつく。
この辺がまだるく、現実離れで、観てて息苦しくなる場面が延々と続く。

対して、深津絵里のすみれ刑事が、過去に受けた銃弾の後遺症のため退職し、実家の大分に夜行バスで帰る車中で事件を知る。
そのバスをハイジャックして事件現場に突入し危機を救うのだが、退職届を出した一般人が乗客を乗せて走行中の高速バスをユータウンをさせ、何処に有るのかわからない倉庫を突き止め、犯人に銃口を突き付けられている場所の壁を突き破り、犯人を跳ね飛ばし幼児と青島刑事を救う事になるのだが、ここに至っては全く唐突で馬鹿げた設定で、青島とすみれが無事を確認して抱き合うシーンも不自然極まりない。

更に、最後の最後に水戸黄門ドラマ風に勧善懲悪場面が用意されている。
隠ぺい画策をしたトップが退職に追い込まれ、力を落とした姿が映し出されて終わりとなる。
こんなドラマを2時間も見ているアホも居るのだが、あくまでChromecastのテストとして200円を払って実験をしてみたものだ。
パソコンやタブレットで見るよりテレビ画面は大きく、より映画館に近づく迫力が出るが映画館には到底及ばないことは確かである。
値段で見るしかないが、そのためのCastとして利用するしかないし、DVD鑑賞より手軽である。

2014年5月29日木曜日

動画を無線ランでTVに映す

Google社が発売をした「Chromecast(クロームキャスト)」が5月28日に日本でも発売された。
クロームキャストとは、Googleが発表した、コンピュータやモバイルデバイスをテレビに接続して、テレビで映像を視聴可能にする機器の名称である。

スマートホンは勿論、タブレット端末、パソコンで動画を受信してテレビに同期させるものである。
税抜き4,200円でコジマデンキやヤマダ電機で取り扱っている。
既にこの新製品を並行輸入で取り寄せ、使っている人の体験ブログを読んでの感想は、動画のダウンロードソフトをパソコンにインストールし、DVDに書き出してテレビで見るのは時代遅れになった、の印象を強く感じた。

先日の講座では、Google系の無料ソフトをダウンロードしてもらい、Googleの拡張設定に登録することでYou Tubeにダウンロードアイコンを表示させ、動画のダウンロードを容易にするものであったが、難航した。
無料ソフトをダウンロードしてインストールに慣れていない事が一つ、そのソフトを使い鑑賞したい動画をダウンロードする経験が無い事が二つ、DVDメーカーで書き込む事が初めてという人が多いと言う事が原因であった。

早速、コジマに行き機器を購入、専用ソフトのダウンロード、環境的には無線ラン、スマートホーン又はタブレット、HDMI端子が有るテレビが無いと使えない。
Chromecastをコンセントに接続し、HDMI端子をテレビに接続させる。
テレビの環境をリモコンで入力切替し、HDMI視聴に設定する。
タブレットに「chroumecast.com/setup」をダウンロードして設定を始めるが、これだけの説明書だけで、後はダウンロードしたソフトのガイダンスに従って必要事項を入力して行く。

テレビ画面を睨みながらタブレットに入力するのだが、間が悪いことに雷が鳴りだし、雹混じりの雨が降ってきたためかインターネット回線の具合が悪くなり、なかなか接続せず往生してしまった。
無線ルータを回復させ、パスワードをタブレットのではなく、無線ランのものであったと気付き入れ直し、HDMIの形状が合わずに信号が拾えないでいるのが分かり中間部品をかませるなどをしてようやくテレビ画面に「接続が終了しました」のコメントが出て一安心。

タブレットにYou Tubeから動画を再生したが、テレビに映らない。
映らない原因に気付くのが大変で、何しろテレビ側には何のアクション機能が無いからタブレット側だけでの操作である。
ようやく再生動画の上に接続終了時のアイコンが表示されているのに気づきタップする。
それまで何の動作もしなかったテレビに、タブレットと同じ画面が表示された。
動画サイトは、You Tubeだけでなくいろいろあって、商業映画も200円出せばダウンロードできる。
接続記念に「清州会議」を2時間近く鑑賞してみた。ADSLでの無線ランにしてはスムーズに映る。

この再生動画をDVDレコーダーで保存すれば好きな時に見られるのではないかと、良からぬ事に気付くがDVDレコーダを持っていないので出来ない。
しかし、世の中ますます進化するスピードが速くなって、今日の知識は明日には陳腐化する時代である。
それにしても、Nexus 7で感じたが、取説が簡単過ぎて時間が掛かる。
これに対して日本のものはあれやこれやの説明が書いてあり、目を通すのも苦痛になる。
痛し痒しの取説であるが、要点を押さえたもので良いのだからメーカーの工夫をお願いしたい。

2014年5月23日金曜日

Windows 8.1は?

Win7パソコンに8.1を入れて使ってみる。1台分が13,000円である。
直感的に使い辛い。とてもこんな物を高い金を出して買い替える気にはならない、と思わされた。
XpからVistaになっ時、こんな模様替えをして使う人が居るだろうかと思ったが、Win 8はそれ以上だ。
タブレット端末に似たトップ画面だが、そこから使うまでに3枚の画面を開かなければならない。
ようやくアプリがタイル状に配置された画面が表示される。

Xpなどは1枚目がスタート画面で、アプリのショートカットアイコンをクリックすればすぐ使えた。
ショートカットに出ていないアプリは、スタートをクリックすれば主に使うアプリが表示されていた。
それでも見当たらい時は、「すべて見る」から画面一杯に展開された。
Win 8は、起動電源を入れると初期画面がバンと表示され、それを【Enter】キー又は画面をクリックして切り替え、パスワードを入力して初期画面となる。
そこにあるアイコンは【ゴミ箱】と時刻、日付、無線ランアイコンのみ。
この辺はVistaもWin 7も同じで有ったが、タスクバーや通知領域にいろいろなアイコンが出ていた。

Win 8は其処からである。
左隅に窓アイコンがうっすらと表示されている。
それがスタートアイコンとなっているのでクリック。
そしてスタートと表示された画面になり、タイル状にアプリが表示されている。
個人の好き嫌いとして、これが印象的に良くない。
大中小のタイルが所狭しと並べてあり、アイコンとその名前が表示されている。
そこに並べきれないアイコンは、画面の下に矢印が有るのでそれをクリックする。
全てのアプリが整然と並んでいる。右にスライドさせて行く。この辺りはタッチ方式に適している。

しかし、なぜこうまで変え無ければならないのか、理解に苦しむ点である。
むしろ全てを音声で開く様に改良すれば、これからの時代にあったパソコンになると思う。
電源を入れたら、「パソコンを開始」と声をかければスタート画面になるとか、パスワードが必要なら読み上げさせるとかすれば簡単になる。
「セキュリテイ」と呼びかければ、現在のサポート状況や更新状況を表示され、次の操作のヒントを指示するとかすれば、セキュリテイが不完全なパソコンが少なくなると思う。

タイルの大きさは変えられるし、入れ替えやグループ化が出来るので、自由度は保証している。
「言語バー」が通知領域に固定され、これまで【一般】【人名/地名】とかの変換モードが消えた。
【あ】と【A】の切り替えで済んでしまう。
ここを右クリックすれば「IMEツール」の全てが収められている。
これまでも「言語バー」がうろちょろして邪魔な時があったが、今回はすっきりしている。
先程のアプリ一覧も、これまであちこちに収められていた機能を全て表に出した形である。
だから、ここを見れば必要な機能は全て揃えてある、と言いたいのであろう。
しかし、ビギナーには機能が有っても知らないし、名前も分からない。
使いようがない。だから使いたい機能を呼び掛ければそのメニューが出て、使い方を教えるように工夫をすればいい。
「画面を大きくしたい」とか、「字を大きくしたい」と言えば、そのメニューを出るようにする方が優しいパソコンである。

タッチ画面でないので印象は分からないが、ノートであれば画面が近いから指でなぞれるが、デスクトップパソコンではどうであろうか。
タッチ画面が適しているのは、スマホやタブレットではなかろうか。
これは指一本で動かせる方が操作し易い。
画面にキーボードを表示させても入力しづらい。
これは、タブレットで経験しているが、指がはみ出たりタッチセンサーが敏感で誤操作になる事が多いのではと、想像する。

パソコンは、高齢者やビギナーの意見を取り入れて改良しないと、パソコンに未来は無い気がする。
使いやすく、分かりやすく、さらに安く作ってこそ、これからの時代に合ったパソコンになる。
キーボードと睨めっこしたり、必要とする機能が何処に有るのか彼方此方クリックして滅茶苦茶にしてしまう事が無いよう、「表を作る」との呼び掛けでメニューが表示され、「ここに番号入力」と言えば枠に番号が入力され、「この列に1から入力」と言ったら通し番号を振るようにすれば一層使われ出すのではと、これからの開発者の英知とアイディアに期待したい。

この後いろいろ弄り回してみる。
音声入力がある。
コントロールパネルの「音声認識」で設定をする。
知らなかっただけである。
スタートの電源は手動で入れ、パスワードもキーボードから入力する。
次の画面で「スタート」と発声する。
タイルが並んだスタート画面に切り替わる。
「ワード」と発声。
Wordの初期画面になった。
「挿入」と発声するとタブが動き、「画像」と発声すればピクチャーホルダーが開き画像を選択して「挿入」と言えば画像が貼り付いた。
気付きませんでした。
解説書にも記述されていないため、コマンドが適切でないとこも有るので上手く行かなかったが、「シャットダウン」と言えばOSが終了した。
やれたんです。失礼しました。


2014年5月15日木曜日

Word2007の「縦中横」が分からない

年号などを縦表示する場合、「縦中横」の機能を使うことは知っていた。
XpまでのWord 2003までは。
平成26年を縦書にした場合、26を横並びに表示するものである。(右図参照)
具体的に表現すれば、26の上に平成が縦に並び、26の下に年がくる並びにすることだ。
Word 2003までは書式メニューの中の「拡張書式」にあったのだ。

では、Word 2007以降は何処で操作するのか。
皆目見当がつかない。
横並びの文章を縦書き表示に変更した時に、年号などが縦に表示されてしまうので、漢数字にするのが一般的な日本語なのだが、最近の広報誌などは縦中横表示が多い。
そのためどうしても知って置かなければならない機能だが、何処にも見当たらない。
第1、Windows Vistaになってから表示方法が根本から変わってしまい、Office 2007もメニューバーが無くなり機能を纏めたタブをクリックするとリボンという機能一覧がグル−プ毎に並べられている。

その後もWord 2010になり微妙に変わっている。
機能に新旧対照表があるが、インターネットからダウンロードしてなければならない。

そこに登場するのがインターネット検索である。
【ホーム】タブの【段落グループ】のなかに【Aと言う文字に++の冠が付いている】アイコンが【拡張書式】である。
此れは文字拡大のアイコンであると、前から思い込んでいた。
その▼をクリックすると、ある。

ようよう縦中横の年号を表示する事が出来た。
Microsoftさんお願い、もっと分かり易く変えて、ビギナーは困っています。

2014年5月12日月曜日

HP-CompaqPCのタッチパッドの無効化

Vistaパソコンが起動しなくなったのでWindows 7 professionalとOffice 2010がインストールされたパソコンを中古であるが程度が良く、何よりも安いので購入した。
生産中止となったパソコンは、中古業者の手に渡りソフトを最新のものにして売りに出している。
しかし、問題が無い訳ではない。
OSはWindows 7でOfficeが2010しか入っていないから、PDFファイルを読むAdobe Readerのインストールなど、これまでパソコンに付属していたソフトを改めて入れないと何かと不都合が起きる。

タッチパッドの無効化も然り。
文字入力時に、手前のタッチパッドに袖が擦れると変な入力になり、マウスに限定した入力方法にしたいと、あれこれ操作するが出来ない。
本来的には、コントロールパネル>ハードウェアとサウンド>デバイスとプリンター>デバイスマネージャー>マウスとそのほかのポインテングデバイス>タッチパッドを右クリック>プロパティ>ドライバータブをクリックし、画面のポインティングデバイスを無効化に切り替え、再起動して動かなくなる。

それが出来ないのである。
取説も付属していないため、どこをどう操作するのか闇夜の烏である。
インターネットで探すが、メーカ名や型式を入れて品物を限定した解説を探すが見当たらない。
同じメーカーでも年代や形式で操作方法は異なり、特に中古パソコンは生産中止製品だからなかなかヒットしない。
ようやく一縷の希望が見えたのが、HPダウンロードセンターに用意されていたポインティングデバイスの表示をさせるソフトが有れば上記の方法で無効化出来るとあった。
しかし、該当機種は製造年代が2019年以降とあるのが気がかりであるが、溺れる者の喩でインストールする事にした。
解凍して上記方法で探しに行く。
なんと!今までなかったタブが出来ている。
それを開き無効にしたら袖入力をしなくなった。

こうした点が中古パソコンを購入した時の問題である。
ビギナーは中古PCには手を出さない方が好いと思うが、安いのでつい手が出る。
誘惑に負けて購入する時は、以上の点を踏まえて、必要な設定をして貰ってから購入すべきであると、今回の経験で勉強になった。
しかし、このパソコンを紹介してくれたお店は親切で、壊れたVistaを無料で引き取ってくれた上に、メモリーの増設も無料で4Gにしてくれた。N-PC屋という名前の店だったかな。

2014年5月4日日曜日

Internet Explorerの緊急更新バージョンアップ顛末記

4月28日、新聞等のメディアは「Microsoft Internet Explorer(IE)の脆弱性」について公表した。いつもの事と気にはしない。
しかし、アメリカ政府において使用禁止が通達されるに及び、IT関係者はパニックになった。
しかし依然として、ビギナーのパソコン利用者には皆目切実感がわかない。

調べると、下記のような内容の攻撃を受けるらしい。
「本脆弱性を悪用された場合、任意のコードを実行され、パソコンを制御される等の恐れがありますが多くの場合、不正なホームページに誘導することで攻撃が実現されます。
このような攻撃はゼロデイ攻撃と呼ばれ今後も発生しうるものです。」


悪意のある人間が勝手に第三者のパソコンを操作し、世界を混乱させる恐れがある、と解説されている。
俄かには信じられないが、かってBlasterに感染したパソコンに立ち会ったが、電源を勝手にOffにして使えない状態にする程度であった。
今回は、勝手に別のホームページに誘導されると言う事は、パソコン所有者の意思、管理者としての権限を離れてしまうだけに影響の範囲が全世界に拡大するらしい。

従って金融機関からは、

「お客様におかれましては、修正プログラムが提供されるまでの間、脆弱性を悪用されないよう、以下の点にご注意いただきますようお願いします。
また、万が一、口座から不正な引き出しを確認された際には、早急に当庫へご連絡ください。」


パソコンで文書作成やお絵描き遊びをしている人にはさしたる影響はないのではと、高を括っていたらNHKのニュースや新聞でも注意を呼び掛け始めた。
4月から消費税が3%増税になるよ、今のうちに高額商品を購入しなければと、駆け込みに走るに似た感覚に陥り早速対策を講じることに。
まずインターネットブラウザはGoogle Chromeに切り替える。

修正プログラムが5月2日に公表されたので、その事を仲間内や関係者に周知する。
バージョン確認をしてみる。
確認方法は、IEの「ヘルプ」から「バージョン情報」を開き、「更新バージョン」が「KB2964358」となっていれば更新済であり、なっていなければ「スタートメニュー」の[Windows update]で更新をさせる。
これもパソコンが自動更新となっていなければ出来ない。
そうこうしている内に周知した人から、現在のバージョンが「0」となっている、との問い合わせがある。
そんな事考えた事もないから、恐らく此れまで更新されていなかったのではと、無責任な回答したが釈然としないので調べる。
これまでの更新プログラムの強弱によって、そうした表示になる事が分かり急ぎ訂正メール。

「KB2964444」になっているが、更新プログラムと同じかとのメールが来る。
「KB2964358」が唯一の公表プログラムではないのか、これもよくよく調べるとIE11で64bitの場合は事前の更新バージョンによって送られてくる事が分かった。
2系統あるならあると明記してあれば分かり易いのにと思うが、Microsoft自体がユーザ本位ではないから仕方がない。
それでもWindowsを使わなければならない身の不幸を嘆くしかない。
Linuxやその他のOSがもっと普及し、Windowsの寡占状態を打破しない限りこうした騒動は繰り返されるだろうし、不測の事態を引き起こさないとも限らない。

例えば、陸海空の交通指揮系統に侵入して勝手に指示を出してダイヤ混乱させるとか、信号を支配して脱線事故を引き起こすなど。
映画で見た現金引き出しをリモートコントロールで実行し、相手を無一文にするのを想像の世界と思っていたら、現実の問題として突き付けらえている。
核攻撃の指示もクラッカーにコントロールされるようになったら、世界は混乱の極みになる。

しかし、今回の教訓として、インターネットブラウザーは2系統入れて置くに限る、と言う事が分かっただけでも学習であった。
目黒のさんまか、と言われそうであるが。






2014年4月26日土曜日

Xp代替OS、Ubuntuをインストール決行?

それほど大袈裟な事ではないが、東芝製パソコンのOSがXpでサポートが切れてしまい、ただのワープロになってしまうのが勿体無く、LinuxのOSであるUbuntuをインストールすることに決めた。
使い勝手はXpに比較して断然劣る上に、動作が緩慢であるのが精神衛生上悪い。
しかし、このままではワープロ専用機として生涯を終わってしまうわけで、ぱそ爺が最初に購入したパソコンで現役である。
その後に購入したNEC製のVistaパソコンは、今年の1月にご臨終となってしまった。
電源が入力できなくなってしまい、修理費が4.5万円はするというのでそのままパソコン屋で処分してもらった。

そんな訳で、殊更愛着のあるパソコンであるから、このまま現役で生涯を終わらせたくないと思い、Ubuntuのインストールに踏み切った次第である。
インストールとOSの更新は順調に出来た。
しかし、Xpに比較して画面構成が全く違うので、MATE-DESKTOPソフトのインストールをしたのが間違いの元、苦労の始めとなってしまった。
手引書のバージョンが古い上に、字が読み取れない。
インターネット検索で最新バージョンのマニュアルを入手するが、英語の翻訳が珍訳でわかりづらい。
構文をコピペして入力するがエラーとなったり、パスワードを求められたりと、何度同じ操作を繰り返したことか。
とうとうUbuntu用のパスワードを作らされる羽目となってしまった。
25日の昼ごろから開始して、形が出来たのが26日の夕方近くである。

何しろ、「.」ひとつ、「−」一箇所が抜けてもエラーとなり、半角空けを作らずに構文しても駄目出し。
延々と作業に没頭するが、五月蠅いのが居て何かと用事を言ってくる。
気が散って専念出来ない。
選挙事務所に行ってくれとか、行ったら手ぶらでは帰りづらいからチラシを20枚ほど預かりご近所に配布する。
気分転換となるが、元に戻るのに時間がかかる。

ようやくインストールが出たと思ったら、読み出しが長いこと長いこと。
終わりかと思ったら、また続くので矢鱈「ENTER」キーが押せない。
この辺りはWindowsと違うとこである。
進行画面が分かりづらいし、コメントが少ない。
しかし終わった。
そこからインストールしたソフトを探しだすのも大変で、設定してXp風にしても同じとは言えず無理がある。

一休みしようと終了して、どうなっているか起動したら元の画面に戻っている。
再度先ほどと同じ設定をしてXp風にしなければならず、致命的な問題はUbuntuで保存したソフトやファイルが見当たらなくなってしまう事である。
Ubuntuに戻せば存在するが、Xp風では新規となってしまうらしいのだ。
このブログは、UbuntuでダウンロードしたGoogle Chromeからブログを読み出し投稿している。
使いづらいが慣れれば、このままでもいいような気がするから不思議である。
因みに、数行の構文は次のようなものである。

sudo add-apt-repository "deb http://repo.mate-desktop.org/archive/1.8/ubuntu $(lsb_release -cs) main"

wget -q http://mirror1.mate-desktop.org/debian/mate-archive-keyring.gpg -O- |

sudo apt-key add -

sudo apt-get update


sudo apt-get install mate-core mate-desktop-environment mate-notification-daemon

2014年4月23日水曜日

旬の筍をご馳走さま

Sさんと言うパソ仲間がいます。
広大な屋敷の北西に孟宗竹の防風林が有り、この時期になると毎年筍料理を持参してくれています。
今年は自分達で掘り、灰汁だしをして食べてみようという事になり、パソインス4・5人に声を掛け、お邪魔する事になりました。
ブログでお馴染みの「ヨーコ」がわんわんとお出迎えです。
結果的にこの「ヨーコ」は、我々が帰るまで吠え続けていました。

DSCF6107.JPG
Sさんのブログから拝借
家内からはあまり貰って来られても作るのが大変だからと、釘を刺されていましたので二つ三つ掘ればと思っていましたが、あるある、至る所に頭を出している。
「雨後の竹の子」と、言うに相応しい光景です。
馬力のあるTさんが掘り出し、小生はその穴埋めと、自分で役割を決めての作業です。
瞬く間に一輪車に積み切れず、買い物籠にも一杯の収穫となりました。




配分になり、あまり労働をしない小生としてはしゃしゃり出て確保する訳には行きません。
しかし順番に筍を選別選びをして、5本をゲットしました。
背丈の伸びたのは表面が固いから、と言われていたので小さ目の物を選んでいたらSさんが「家のは大きいほど美味しいから」と言われ、2本だけ背丈の伸びた奴を選んだしだいです。
しかし、家に持ち帰ると、こんなに貰って来ては作るのが大変だからと、家内は普段お世話になっている方に2本ほどお裾分けをしたので、3本を調理する事になりました。




皮を剥いてみると、あのずんぐりむっくりがなんと細いこと。
3分の1ほどになってしまうのは驚きです。
竹の子生活とよくいう事が有りますが、無い人間がする事ではなく、着ぶくれた資産家が財産を切り売りして行く様ではないかと、想像される姿です。
約2時間ほど糠で煮込み、軟らくなったところで一晩漬け置きして今朝食べる事が出来た。




これを家内がNHKで観た番組の調理法で作り上げ、今朝の食卓の一品になり、これが結構うまい。
醤油と味醂を混ぜ合わせた汁に浸しごま油で炒めたもので、ごまの香ばしい匂いと、旬の筍の新鮮な食感が微妙である。
これに山椒の木の芽を振り掛ければ最高らしいが、我が家は三つ葉で間に合わせる。
新鮮な筍を提供してくれたSさん、ありがとうございました。
そのうえ、いろいろとおもてなしを頂き、とくに「初恋物語」と言うフルーツトマトを今年初めて食べる事が出来ました。

初物三昧で寿命が延びる事でしょう。
お世話になった皆さんにもお礼を申し上げます。




2014年4月15日火曜日

駕籠に乗る人担ぐ人そのまた草鞋を作る人

ITに関わっている人で「Amazon」を知らない人はいないだろう。
世界最大のインターネット通販会社である。
安価で即時性があり、ありとあらゆる物が取り揃えられて居る上に、送料無料と来ている。
こんな物流革命を起こした企業に、注目が集まっても不思議ではない。
その結果がマスコミやレポートで発表されている。

第一に指摘されたのは、配送センターで働く人たちの劣悪な労働環境である。
拠点であるアメリカでの潜入レポがインターネット上で発表された。
10時間労働で、時給1,000円、空調設備の無い環境下、500点からの品目をタブレット端末の指示で集め回らなければならないという。
探し出し集める時間も指定され、秒分の単位とのこと。

だから広大な商品倉庫内を走り回って品物を集めなければならないという。
休む暇もなく、食事時間は「29分59秒」と決められており、トイレ時間も持ち場復帰時間もこの中で終わらなければならないという。
兎に角、トレーニング初日に徹底的に教え込まれるのは「時間厳守」で、時間オーバーは時間によって0.5ポイント刻みの反則点が加算され、6ポイントで解雇されるという。
空調がない環境にもかかわらず、寒い時期でもTシャツになるほどで、夏場の環境はそれ以上になるから倒れる従業員に対応するために救急車を待機させているとの事。

日本でも、配送を請け負っていた佐川急便があまりの時間制約が厳しく撤退し、今ではヤマト便一社となっているとか。
時間通りに配送する事は、道路状況や天候などで影響出るのも仕方のない事態である。
佐川急便は運送業界でも労働環境が劣悪で有名であるが、その会社が音を上げるほどらしい。

そんな裏事情も知らず、安い、速い、選り取り見取りの選別が出来る、配送料が要らない、などに目を奪われ利用して来た事が反省される。
顧客中心主義と言うと体裁はいいが、他者犠牲の上に成り立ってのサービスで有り、そこでもいいから働きたいという人達が列をなして待っていることも問題である。
貧困社会の連鎖と言われて久しいが、貧困が貧困を生み、抜け出せない人達がアメリカ人の3分の1に及ぶという。

日本でもリーマンショックで解雇され、路上生活者となって食べ物を漁る人達がTVで生々しく映し出された。
それでも働く場所を求め、下請けの又下請けのピンハネされ放題でも職を求め、ねぐらを確保したい人達がカラオケボックスやインターネットカフェで寝泊まりしている現実がある。
そこに成り立つサービス産業や企業であってはならないと思う。
豊かさと利便ばかりに目を奪われていると、この階級社会が増幅の一途を辿ることになるという事を肝に銘じたい。

2014年4月4日金曜日

LinuxのUbuntuを試す

Windows Xpのサポート期限があと5日に迫った。
Dynabookが今以って現役のため、このまま使い続けるか、Windows 7にするか迷っていた。
そこに会員の一人が件名のOSを入手して使ってみたところ、不都合がないとのことなので早速DVDを借りて試しに使うことにした。
インストールせずにDVD上で使えるのもいい。

BIOSの設定を直し、CDーDRIVEに挿入しパソコンを起動してみる。
出た、出た、初めて見る「Ubuntu」のデスクトップ画面である。
長年、Windowsのデスクトップを見慣れてきたためか、奇異な感じを受けたのが第一印象である。
取説を借りてこないのも迷った原因だが、先ず日本語表示に手間取った。
Windowsのような言語バーがない。
OfficeのWordらしきアイコンが見つかったのでクリックする。
「Libreoffice Writer」なるものが厳かに表示される。
アイコンをクリックして表示される画面が表示される印象が、本当に厳かな感じがするほど遅い。
まあ、それは我慢するとして、漢字変換が出来ないのには焦る。
Officeと同じようなキーを押してみるが反応がない。
と、画面の上に表示されているアイコンにJaというのがあるのでそこをクリックすると、ある、ある。
「あMozc」 というアイコンに印をつける。
で、Wordと同じようにキーボードから文字を打ってみると平仮名が表示され、ある程度打つと変換候補が表示されTABキーで選択してENTERキーで確定する。
かなり的確に変換するのもいい。

インターネットは「Firefox」がブラウザとなっており、 クリックすると「google」の画面がトップに表示される。
そこから「ぱそ爺」と入力してこの文章を書いている。
先程も書いたが、Officeで慣れたためか入力がぎこちない。
この間、WindowsやOffice、Internet Explerは動いていない。
無料で使え、バージョンアップも自動でしてくれるらしい。
キーの使い方もほぼ同じだ。
セキュリティ対策もこのままなら安く使える。
しばらく試して見ようと思っているが、取説を入手しないことには何が何処にあるのか、正直見当がつかないのが現状である。

2014年3月28日金曜日

元気印!アテネットパソコンクラブ

アテネットと言うパソコンクラブがある。
平成25年度修了茶話会のご招待にあずかり、出席をして来た。

この会の源流は、平成15年7月頃だったか伊勢崎市高齢福祉課から在宅介護予防教室運営委託事業として「高齢者のパソコン教室」を開いて貰えないかとの相談があって始められたのである。
Mネットとしては渡りに舟で、早速生涯学習館に於いて開催する準備をし、市政たよりで募集をしたところ、20人のところ80人近くの応募があり、選考して20人に絞りむ。
平成15年12月1日から平成16年3月29日の毎週月曜日、午後1時30分から4時30分まで「高齢者による高齢者のためのパソコン手習い塾第1部」を16日間開講する。
その後、選考から漏れた人達を救済するために、平成16年1月と4月に第2部、第3部、第4部として順次開講する事にし、終了したのが7月末であった。

そうした受講者から継続を望む声が多く寄せられた結果、平成16年11月15日 生涯学習館に於いて「パソコン学習クラブアテネット月曜コース」がスタート。参加人員 18人
 平成16年11月17日 同じく「パソコン学習クラブステップアップコース」スタート。参加人員 13人
 平成16年11月19日 同じく「パソコン学習クラブアテネット金曜コース」スタート。参加人員 17 人の3サークルが新たなスタートを切る事になった。

アテネットとはアテネオリンピックが開催された頃で、それに因んで命名されたものである。
だからかれこれ10年の歳月が経っている訳で、自主運営になって4年余りになるであろうか。
現在12名の会員で、当時からのメンバーも3・4人は居られる。
Tさんが中心になって運営されているが、今日お会いすると他のサークルからの移籍組も結構いる。
アルコールなしの茶話会ではあるが、パソコンの話で盛り上がり3時半開始で5時近くまでお店に粘ってしまった。
話しの様子から、結構専門的な分野まで勉強されており、お互いが知恵を持ち寄っての学習がこれほどまでに続けられ、なおかつ学習の成果が出ていることに内心驚いた。
この程スタートする「フォローアップ講座」には、このサークルから2人が参加する事になっており、レベル的にフォローの必要性が薄れたようでもあるし、実施するには余程気を引き締めカリキュラムを選定しなければならないと、改めて気づかされた午後の一時であった。

アテネットの今後がなお一層発展し、元気印の皆さんが何時までも継続されん事を切に希望する次第である。


2014年3月25日火曜日

青年婦人部役員も今や面影なし

今から半世紀前、勤務先の職員組合下部組織として青年婦人部と言う組織があった。
男は30歳まで、女性は職にある限り部員の資格があった。
血気盛んで、向う見ずな言動で役員に押され、ビラ入れ、デモ行進などの先兵として利用されていた。
その後、役員を退いた後もグループとして交際を続け、結婚式の段取り進行などを手掛けるなどして花見、暑気払い、忘年会などを開催して付き合い続けた。

そうこうして居る内に女性は結婚して退職し、我々も定年で一人去り、二人去りと現職が居なくなってしまい、何時しか交際も疎遠となっていた。
男性はその後も韓国旅行などもしたが、今度は病気で一人欠け、二人欠けの状態となってしまった。
そのグループが今年の年金者団体の新年会で再会したのを契機に再結成する話がまとまり、3月25日火曜日午後11時から一心太助で食事会する事になり、今日その当日であった。
皆がみんな同じ様に年を経ているから、当時の雰囲気そのままの再会となった。

女性は100歳となった人、遠くに嫁いだ人を除き4人、男は会議が入っているとかで都合が付かない人、トリッキーな行動で早期退職をし、市議会議員選挙に3度立候補して落選している人を除き5人出席した。
まあ良く喋る。
特に女性の話は尽きる事がない。
一人一人の近況報告を話しているのも聞かず、自分の話一辺倒で喋りまくっている。
踊りや水泳などが毎日のようにあるとか、連れ合いの自慢話、挙句の果てに病気の話である。
最初の内は聞いていられたが、こう長っぱなしとなると合槌打つのも面倒になる。

これからも機会を作り、会う事を約し散会したが、会場を間違って遅刻した女性、再会した人の顔を覚えていない人がいるのが気になるが、お互い記憶が確かな内に又会いたいものである。


2014年3月3日月曜日

PPTXプレゼンに音声を貼り付ける

平成26年2月28日、第11回シニアパソコンフォーラムを開催した。
Mネットでエース的存在の大村幸弘氏が「Windows Xpのサポート終了について」と題した基調講演と伊勢崎市出身の落語家、春風亭勢朝師匠をお迎えしてのアトラクションである。
落語は、さすが芸歴35年と長いだけに楽屋噺から芸人仲間の珍談奇談、古典落語「大師の杵」「ねずみ」の二席を披露し、会場の爆笑を誘った。

基調講演は、パワーポイントで作成したプレゼンと画像印刷テキスト併用での解説で分かり易く、身近な例題を引き合いにしての話であった。
この折角の講演を記録にとり、今後の教材にしようと試みる事にした。
思い付くのは簡単であるが、誰も手を挙げるものはなく言いだしっぺで引き受けざるを得ない羽目になってしまった。

録音は文化会館にお任せをしたが、持参したCDにCD-DA形式(コンパクト・ディスク-デジタル・オーディオ・フォーマット)で拡張子がWAV方式(Windows標準の音声ファイルの形式)50分近い記録となった。
データ容量は515MBとなる膨大なものである。
これとプレゼンファイル2MBをCDに記録するのは可能であるが、容量が大きすぎて取り扱いが遅くなると判断し、515MBの音声を圧縮する事にする。

以前、各講座で紹介した事のある、カセットテープ音楽をCDに記録し直したソフト「デジ造」を使いMP3にする。
これで515MBが70MBに圧縮された。
後は画像ごとに分割するだけであるが、これが悪戦苦闘、試行錯誤、飛んで火にいる夏の虫ならぬ引き受けて後悔をしての操作となってしまった。
講演に先立ち、大村さんには画面ごとの切り替えには「次に」とか、「これは」とかの間を入れるようにお願いをしたが、壇上に立ってしまうとそんな事は忘れてしまったのか切れ目が分からない。
音声波長が延々と続くので、何度も聞き直しては切り取っての保存となってしまった。
この作業だけで8・9時間かかってしまった。

幸いにもプレゼンの画面は17コマに番号が振られていたので、分割音声は同じ番号として保存すれば貼り付けを間違わずに済んだ。
が、簡単には行かない事がある。
「え~」とか「あれ?」や私語的な言葉を削除し、必要な文言のみを画面に貼り付ける手間が結構かかる。
何度も聞き直して、切れ目を特定しなければならない。
そのうえ、「デジ造」の編集操作を忘れているのも長時間の原因であった。

切れ目が特定できたら、範囲指定をして【切り取り】【新規作成】【貼り付け】【名前を付けて保存】と、これが一連の手順であるが、この間にソフトが【編集後を保存しますか】と聞いてきたり、範囲指定もクリックの方法が右と左クリックで異なり、飛んでしまったり、間違って保存したり、「デジ造」が無言になったりと、教えた人間が忘れているのだから教えられた人は「デジ造」すら忘れているのではと、つくづく思い知らされてしまった作業となった。

次の問題は、曲がりなりにも出来上がったものを月曜日からの講師に送る方法である。
50MBとなっているので、メールには容量オーバーで添付できない。
CD9枚にコピーをして渡す方法も考えるが、しかし渡す場所が采女公民館、絣の郷、、新栄町会議所、生涯学習館とあちこちである。
そこで、Googleドライブを利用する事にした。
今はやりのクラウド方式というもので、Googleのなかの貸倉庫的なもので15GBある。
そこにアップロードして、役員のメールアドレスを登録して「共有」設定すれば済み、役員にはメールと共有したとの文言とアップロードした先のアドレスが通知されるので、それをクリックして自分のパソコンにダウンロードするだけである。

今日現在、ダウンロードしたとの連絡は3人だけで、後の人はどうしたのか。
普段使い慣れていないから、こうなった場合に戸惑うかもしれない。
各人の健闘を俟つしかない。





2014年2月19日水曜日

平成豪雪を教訓とすべし

平成26年2月、8日、14日と大雪に見舞われ、取り分け14日から15日に掛けての降雪量は113年ぶりの豪雪という。
問題は、こうした気象現象が起きると「想定外」という表現を使うのが一般的である。
しかし本当にそうであろうか、

過って勤めていた時に同じ様な事があり、幹部会議で発言したことがあった。
阪神淡路大地震の教訓を踏まえ、広瀬川右岸の連取町付近に大規模な貯水槽を作る案を策定して上申した。
地震で弱いのは水道管である事は前々から分かっていたが、阪神淡路で如実に体験してきた。
それを踏まえて市南部方面の水源確保の計画を策定したが、見事に却下された。
100年か1000年に一度の災害である、無駄な投資であるとの見解であった。

しかし、今の現状はどうだろうか。
東北大震災は阪神淡路から何年経っているか。
100年も経たずに大震災は発生し、今なお修復の目途も立っていないし、仮設住まいを余儀なくされている。
その間何の対策も立てられずに、あの3.11に遭遇してしまったのだ。

今回の豪雪、関東の人間は豪雪と称しているが、北陸や東北の雪国の人達は何を慌てふためいているか不思議に思っているに違いない降雪であるが、孤立集落、食料品不足、燃料不足等々非常時災害と同じ現象が露呈している。

そうした状況下にありながら、県、市町村で災害対策本部を立ち上げ住民救済を打ち出していないのはどうした認識であろうか。
雪は別なのか。
大雨で洪水になればいいのか。
地震で倒壊家屋が出ればいいのか。
その判断基準が分からないが、こうした豪雪で幹線道路が渋滞し、孤立集落が発生し、流通物資が停滞する状態、自由が利かなくなる市民生活が目の前には発生した場合、それを災害と捉えないで何を以て災害とするのか。
そしてこれを教材に行動して見る事である。

行政の長は通常業務を半減しても、市民の足を確保するために人を回す訓練をすべきである。
融雪剤などの散布、除雪車両の出動を積極的に指示し、何が不足で至らなかったのか検証できるのである。
今後予想される東京直下大地震の実習演習とすべきであった。
指揮官である、知事、市町村長の問題意識が問われるここ2週間の出来事であった。

余談であるが、伊豆大島の豪雨災害時の町長、副町長の首長が問題になっているが、吊るし上げをした「朝ズバ!」に批判が出ている。
しかし、基本は町のトップ二人が同時に出張する認識である。
過去の火山噴火の体験のある大島町でも年月が経てば忘れてしまい、行政のトップ二人が町を不在にしている事は、危機意識が欠如していると指弾されても仕方のない行動である。
携帯電話も持ち合わせているだろうし、職員からの情報、テレビニュース、それに基づく指示も出来る環境下にある時代である。
宴会で飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎをしていたと、穿った見方をされても致し方のない行動であった。

2014年2月14日金曜日

CDの誤解

複数のオーディオCDから好きな音楽をパソコンに取り込み、一枚にまとめる講座をしている。
まず、書き込み用として音楽用CD-R(700MB/80分)用意し、Windows Media Pleyerで書き込みをすることにした。
その他にも、RealPlayとかRoxio Creatorなどが用意されているが、今回はWindowsのものを使用してテキストを作成し講義をしている。

取り敢えずパソコンにオーディオCDから好きな楽曲の取り込みをする。

その際、メニューのツール→オプション→音楽の取り込みで形式】をMP3に設定をする事を話す。
圧縮をするためである。
こうする事によって一枚の音楽用CDに100曲程度纏められると話す。

これが講師の不勉強で、受講者に誤解を与えてしまった。

楽曲の時間は3分から4分弱であるから、どうMP3に圧縮しても3分が1分になって書き込まれる訳ではなく、3分は3分であるから10曲で30分、4分物が10曲で40分となる。
その計算でしか入らないから、80分の音楽用CDに100曲も入りますよ、なんて説明したら受講者は信じてしまい、とんだ誤解を与えてしまい苦労をさせてしまった。

例えば、石原裕次郎の「北の旅人」の再生時間は4分21秒である。

これをMP3で読み取ると3.97MBとなり、原音に近いwavで取り込むと43.8MBとなる。
圧縮の差が歴然としている。
しかしどちらも4分21秒が書き込み時間であり、再生時間であることに変りはない。
このことをどう解説し、理解してもらうかがCD講義の核心であったのだ。

それには設定方法の違いを知る事であった。

パソコンに取り込んだ楽曲を音楽用CD-Rに書き込む際、書き込みオプションで【オーディオCD(A)】を指定して書き込むとCDの上限時間80分に制限されるという事である。
これを【データCDまたはDVD(D)】にチェックを入れて書き込むと、圧縮されたデータ量で書き込まれるので100曲以上書き込む事が出来る、その違いであった。

しかし、大量に書き込めても問題はある。

ファイナライズをさせなければ再生しない。
これはROXIOで処理出来るから問題はないが、それとても初めてのソフトであるから難解である。
また、再生出来るのはパソコンか高機能のPM3対応オーデイオに限定されてしまうことである。

CD-Rでの書き込み及び再生には曲数を限定してどんなオーディでも聴けるようにするか、はたまた再生機器は限定されるが圧縮して曲数を目一杯書き込むかが音楽CD作成の使い方であり、分かれ道でもある。

こうした違いをかみ砕いて説明をしないと受講者は迷ってしまう。
偏に講師の不断の勉強と、いろいろなケースを知って置く知欲に掛かっている。
無駄にするCD-Rの多い事、安いのが救いである。





2014年2月6日木曜日

バージョンアップは高齢者の敵

タブレット端末を使用して1年を経過し、ようやく練れてパソコン使用時間より長く使うようになった矢先、スリープ後の再開に手間取るようになった。
これまでは起動ボタンを軽く押してやると、画面が表示されアイコンを左右又は下にタッチしてやると簡単に再開して使用する事が出来た。
それがある日、パスワードの入力がその都度求められるようになってしまった。
15文字のパスワードをキータッチで入力するから間違う事が多く、再開に手間取っている。

同じ様な事がGoogleのデスクトップ画面に起きている。
今まであったツールバーが消えてしまったのだ。
「ファイル」「編集」等のタブが消えてしまい、Google Chromeの設定だけである。
また、アプリアイコンが表示されていた黒バーが消えてしまい、右の方の9個の点の塊をクリックして開かせるようになった。

便利に使い慣れたツールやアプリの検索バーなどはそのままにしてほしいものと、つくづく思う。
高齢者にとって、見慣れた場所から動かされたり、非表示にされたりするとその環境に慣れるまで大変なストレスを感じるのである。
ソフトメーカーは機能を高め、スピードを上げるためと称しているが、我々は寸秒を争って使用している訳ではない。
ゆっくりと、マイペースで操作をしている者もいる事を念頭に改善してもらいたものだ。
iGoogleでも重宝に利用している大方のユーザーにお構いなく、廃止してしまう経営方針に合点が行かなかった。

Windows XPでもそうである。
これだけ普及し利用されて来たOSが4月9日を以てサポートを打ち切ると宣言し、買い替えをしなければ無防備状態になるのでインターネットが使えないと、脅している様にしか映らない。
この出費は個人、企業合わせてどれほどの額になるであろうか。
企業は減価償却が出来るが、個人は生活費を犠牲にしなければならない。
年金生活者の場合、おいそれとは7や8に変えられない。

なんか八つ当たり的意見になってるが、7や8のパソコンを使い慣れない高齢者の姿を見て、何か釈然としない気持ちになったのも事実である。
この先何年使うのか、終点近くに来ている人達が今後どれだけ使いこなせるのか、勿体ない話しでもあるし心労を煩わせてしまう事が心配である。

いっそ、WindowsやOfficeを使わずにパソコンを利用する手立てを考え、高齢者がパソコン業界に振り回されないような自己防衛を講じる事を考えなければならないのではと思うが、如何だろう。
高い出費をして右往左往し、4・5年もするとバージョンアップ、10年もするとサポートはしませんから買い換えてくれではビルゲーツさんに金儲けされているだけである。

安価なパソコンや何時までも使えるOSとアプリケーションが開発される日の来るの切に念願し、心待ちしている今日この頃である。




2014年1月29日水曜日

君には、愛する家族がいないのか

映画「永遠の0」の中で宮部久蔵が部下に問いかける言葉である。
戦時中、それも敗戦間近の戦況下である。
将校はじめ皆殺気立っている中で、「死んだら泣く人がいるだろう」と言う傍から、育てた部下たちが次から次へと特攻を志願し、確たる戦果も挙げられずに海の藻屑と消えてゆく。
そうした現状を宮部は憔悴し切って見守っている他無い訳だが、ついに自ら志願して特攻として死んでゆく。
この辺の心境は、無駄死にさせてしまう上層部やそれを止められない自責の念が特攻へと突き動かしてしまったのだと想像する。

あれほど死なずに帰ると言って置きながら、遂には家族への愛を打ち捨てなければならないのが、戦争の狂気ともいうべきものだと思う。
例えば会津戦争に於いて切腹した14.5歳の少年が取るべき方法は他に無かったのか。
城下の火災を落城と見誤り、死ぬことを選んだ子供達の心境やいかばかりであったろうか、と想像したときに父母を思い、兄弟を思い決心したのであろうか。

太平洋戦争下におけるサイパン島の玉砕で、民間人が子供を抱いて断崖から飛び降りる姿は正視に堪えないが、まさに戦争が狂気を駆り立てるものであることを証明している。

強い日本はいらない。
昨今、強気の発言が中韓に対して発せられるが、虎の威を借りる狐を想像させる。
結局、アメリカの後ろ盾があってのもので、沖縄の米軍基地の移設問題もそうした背景を以て強行されるのではなかろうか。
沖縄が唯一地上戦の場となり、多くの人達が兵士の弾除けとして死ななければならなかった事を忘れて、振興策と称して膨大な金をばらまくことは沖縄人の精神を破壊するものだと思う。

ここ数日の国会質問で答弁する総理大臣の内容や口調をテレビで見るにつけ、行く末が案じられる気にさせられるのはパソ爺だけであろうか。

2014年1月25日土曜日

妻沼の聖天様から「永遠の0」を観に行く

妻沼の聖天山歓喜院で遅ればせの初詣
風のない静かな天気に誘われて、妻と半年振りの聖天様に出かける。
50円のお賽銭で子供達や孫の安全祈願をする。
お目当ては門前から少し離れた「辻九」という手打ちそばであるが、昼時であったので満車、そのため妻沼の農産物まで足を延ばす。
妻沼も葱が特産品で妻沼葱として販売している。
地続きの深谷とは目と鼻の先だが、あちらは深谷葱としてブランド化され高く売っている。
土も苗も作り方も同じ物なのだ。

同じような例が大分県と愛媛県を挟む豊後水道で獲れる関サバや関アジなどもブランド化して高値で取引されるが、対岸の新居浜の物は同じ海で獲れるが安い。
一度大分空港で関サバ寿司をどんなものかと食べたが、時価と書いてはあったが1貫800円もしたのに驚いて1貫で止めた。
マグロのにぎりの方が安かったのを記憶している。
高い方を通ぶって食べる。馬鹿な習性だ。

ここは歓喜院の境内で売られている聖天すしが縁起物である。
乾瓢の海苔巻きと普通の3倍ほど長く作られた稲荷寿司である。
夕飯用としてお店に行くが2パックで売れ切れとの事、良く売れるらしい。毎日の事だから結構な商売になる。
利根川を挟んで太田市側にも同じような寿司が売られているらしいが、味が違うとかでわざわざ橋を渡って買いに来る客もいるとか。

「永遠の0」は何を言わんとしているのか
妻沼の帰途、スマークに立ち寄り、Sさん推薦の映画を観た。
あの時代で戦地に行く兵士が生きて還る、ということを言う人間はかなりの異端児扱いされたに違いない。
特に軍隊内であればなおの事。
さらに、操縦を教えた生徒たちに無駄に死ぬな、と言って聞かせるのはかなり勇気のある発言であり、あの狂気の軍隊で理性を持ち続けていた人がいた事は驚きである。
実話でないにしても、このような人もいたに違いない。

昭和30年代頃か、「人間の条件」という小説がベストセラーになり、文庫本で10冊ぐらいになったのではなかろうか、それほどの長編であった。
映画化され仲代達也と新珠三千代が主演し、女性の紅涙を絞ったものだが、観ていた思い出した。
底辺が似ていると。

あの時上映された映画館は大盛座か隣の東宝だったろうか。
満員であった。便所くさい空気とひといきれの中、立ち見までして見たものだ。
今はどうであろうか、プレビの座席は400席あるが観客は3・40人程度と、空気は清浄、椅子もソフトで非常に見易い環境でゆったりと観られる。
観終わって思わず拍手をしそうになった。
しかし、Sさんが言うハンカチを忘れずにというほどでも無かった。

あの戦争末期、大勢に流されず、家族を思い、未来ある知性の死より墜落した飛行機の方が大事と公言する上官を諌める勇気、あの矜持を持ち続けたいものである。

ここ半年の間に、中韓との間がぎくしゃくしているが、最近、変に煽る論調が気になる。
確かに中国の領土意識や韓国の歴史認識が事あるたびに我が国に向けられ、不快な念に駆られる事が再三である。
しかし、ここは過去の反省に立って、日本は近隣諸国と友好関係を保ってきたのだから、「強い日本」を取り戻す、などという自民党のキャチフレーズに乗らない事だ。どうも気になる。



2014年1月12日日曜日

女三人寄れば姦しい

久し振りに「いちゃん庭」で昼食を摂る。
華蔵寺沼の南で、北部環状を北に入った所に位置する。
2・3年前、妻に誘われ寄った時、蕎麦の細く腰のある食感に感心し再度行ったところ、今度はやわやわの蕎麦が出され行くのを止めていた。
今日は陽気が小春日和になり、外出の傍ら寄ってみた。

通路を挟んで向かいの小部屋に女性だけの団体が来ていた。
婆さんの集団である。
新年会らしく着物を着ている人もいるが、話の内容が凄まじい。
「あたしが入ったのが60だから、ともちゃんはその後じゃねえかい」
「そうじゃねえよ、同じだよ」
「違うだんべが、あたしゃ入って20年だよ」
入会時期の確認をしているらしい。
別な人が、「おつかつだったんべがね」と、仲裁をする。

別のグループは、防寒対策の着重ねの話に夢中だ。
「あんまり寒いから、股引2枚かさねなきゃ寒くてどうしょうもないがね」
「あたしゃ寝巻の上に上っ張りを羽織って来たんさね」
「朝なんか厚着して寝ているから七転び八起きで、布団から畳に転げ出なきゃ起き上がれないがね」
「ほらこれが一枚だんべ、2枚・・」と、どこを捲って見せているのか分からないが、一斉に笑い転げている。
その騒々しさは店内を聾すばかりである。

女性は年を経ると山姥になると言われるが、,多分に男に近くなるようだ。
周りの目を気にせず大声で話し合う姿は、乙女の恥じらい今いずこである。
とにかく凄いの一語だ。
我が家にもいるが、あれほどでは無いような気がする。
外ではあのように振る舞っているのか分からない。
そのうち注文していたものが出て、ぱくつき始めたらしく静かになった。

パソ爺は蕎麦の盛りを頼んだが、最初に食べた味と同じで美味い。
蕎麦は、善光寺の門前近くの蕎麦屋から送られて来るという。
そうすると何時かのやわやわ蕎麦は、茹で過ぎだったのかもしれないし、予め茹でて有ったのを温め直しをして出したのか分からないが、本日のは違った蕎麦であった。

ただ蕎麦汁が塩辛いので、支払いをする時感想を述べて帰ってきた。


2014年1月9日木曜日

小学1年生の安全意識

隔週水曜日の午後、何時もの学童パトロールをしていた時の事。
4・5人の黄色い帽子の子供達が横断歩道橋を降りて来た。
橋の降りた所で何やら話し合いを始めた。
そして、そのうち何やら揉めだしてきた。
「知らない人の自動車に乗ってはいけないんだよ」
「〇〇ちゃんのお母さんだから大丈夫だよ」
「だって、先生が言っていたもん」
「〇〇ちゃんと一緒に乗るから大丈夫」
「明日先生に言うもん」

その内の一人が友達が待っている自動車に行って、何やら交渉して戻って来た。
「〇〇ちゃんのお母さんが大丈夫と言っているよ」
この時点で女の子達は乗って帰りたい側に付く。
反対は、男の子一人。
「明日先生に言ってやるから」
と言って、歩き出した。
この一言が効いたのか、今まで乗車組側の子達も黙って歩きだし帰途に着いた。

此れで一件落着したが、微笑ましいやり取りとりの半面、子供達にとっては重要な決断を迫られていたと思う。
おそらく学校としては、例え知っている人でも家族以外の自動車には乗ってはいけません、と教えているのだろう。
特に低学年生は、疑いを知らない年頃だし、痛ましい幼女誘拐事件などがある。
登下校の様子を見ても、集団で行ったり来たりしている。
海の小魚達が捕食されまいと、集団態勢でマグロやサメを追い払っているのに似ている。

それで良いのだと思う反面、世の中が荒廃して来ている現実を目の当たりにした思いである。
大人一人一人が周囲に関心を払い、注意深くしなくてはならないのかもしれないが、ごみの分別収集を例にしても、出してしまえば後は野となれ山となれの感覚だ。
身の回りの不用物は出してしまえば後は知らない。
こうして周囲の環境を汚してしまってもわれ関せず、無頓着である。
行政経費の節減などは望むべきも無い。
一事が万事この調子で行くならば、隣組の連携、コミュニケーションはますます廃れて行くに違いない。
怖い世の中になって行く。