2011年3月13日日曜日

第8回シニアパソコンフォーラム開催

平成16年に第1回を開催し、場所は伊勢崎市福祉プラザの研修室を3部屋の間仕切りアコーディオンカーテンを開扉してのものであった。
70人ぐらいの参加者であったが、参加者を集めるのが大変で、あちこちにポスターを貼り、勧誘チラシを配り、口コミで人集めをした事が懐かしい。
人数が確保できたら駐車場の確保で、信用金庫の職員用を借用したり、人伝で空き地を臨時駐車場とした。
何れにしても最初の事なので人集め、駐車場確保、インターネット回線の臨時引き込み、発表者の依頼等、使えるだけのコネを使い、東奔西走した事が思い出される。

その後、市民プラザ、文化会館大会議室で2回開催し、小ホールへ移り4回目の開催となった。
思えばよくここまで来たものと感慨深いものがある。

毎回のテーマをどうするかで頭を使い、講師の交渉をしているが、今回はインターネットのセキュリティ対策を啓発しようと講師交渉をしたが、何時もの根岸女史は家事都合で駄目になり、それではと言う事でNHKの講座にも顔を出した事のある渡部章様に懇請して内諾が得られたが、メールの連絡が途絶えてしまい断念。
そこで窮余の策として日本ネットワークセキュリティ協会のホームページから、インターネット安全教室のデータを借用する事になった。
ホームページの動画をダウンロードして使用する積もりであったが、画質が悪く上映出来る物ではなかった。
そこで同協会に掛け合い、DVDの借用とチラシの提供を受ける事が出来、初めてのDVD上映となった。
しかし1時間程度のものであり、残り1時間30分をどうするかで気付いたのが消費生活センターである。
幸いセンターの所長が後輩で有り、気安く相談出来たのがラッキーと言うべきであった。
高齢者を取り巻く詐欺商法や振り込め詐欺の防止対策としてテーマ設定をする事にした。
こう書くと、なんか場当たり的に物事を決めているようであるが、その通りである。
あれが駄目なら此方では、此方が駄目ならあれにしようと思いつくまま、駄目もとのプロセスで進行している。

講師にお金を掛けられるなら苦労はしないのだが、社会福祉協議会からの助成金と財団法人長寿社会づくり財団の支援で開催し、Mネットの貧弱な懐から捻出しているから講師の範囲が狭められてくる嫌いがある。

そんな訳で消費詐欺防止啓発をして活動している「夢見亭わっぱ」師にお願いする事になり、前回と同じお笑いがアトラクションとなった。
考えてみれば前回の「三遊亭ぬう生」師も同様で、聴いたことの無い落語家にお願いするのだから、原野商法に似た交渉をしているようなもので、来るか来ないか保証も無く、面白いか、参加者の好みに合うかどうかもわからないまま本番を迎えている。

こうして開催しているフォーラメであるが、Mネット30人のメンバーも慣れない人集めで気を使い、無理難題、理不尽な言動をする老人が居るからなお更の事である。
今回は340人分用意した印刷物がほぼ配布し切ったので来場者は300人と算出した。
まあまあ人数的には成功したと思うが、いろいろ反省改善して行かなければならない事もある。
マンネリ化しないためにも、新趣向を考えて行かなければならない時期に来ている。