2014年9月14日日曜日

第8回社会福祉法人「ぶどうの木」夏祭り

9月13日土曜日、「ぶどうの木」夏祭りが盛大に開催された。
伊勢崎市長、市議会議長、地元選出県、市議会議員が応援に駆けつけてくれた。
今から8年前、故森村三美氏と森田修氏が発起人となり、私財を投げ打って設立した施設である。
公的支援が受けられない知的障碍者の受け皿として計画されたが、態勢は整えたが当初は予定した入所者が見込めず、経費ばかりが掛かり赤字続きが3・4年続いた。
その頃は、職員への夏季、年末手当も理事長と施設長の懐から、同種職員の10分の1程度支給されれば御の字の状態であった。

その後受入れも順調に運び、ようやく収支トントンの状態が維持出来るまでになった。
そうした経営状況にあっても、当時の施設長はクリスマス祝い、餅つき大会、夏祭り、バス旅行を計画し、入所者のリクリエーションには殊の外配慮していた。
我々役員は勿論、支援者、父兄全てがボランティアとして労力を提供し、畑仕事、大掃除、諸催しの裏方として従事し今日を迎える事が出たように思う。

当時、高等部卒業して職業訓練に携わっているN君は25歳になり、立派な青年に成長した。
入所児者は挨拶がしっかりしている。
大地君は目が不自由だから楽譜が読めず耳だけで音を聞き分け、サックス演奏者として各地に呼ばれコンサートを開いている。この大地君は来訪者の声を聞き分け「誰々さんコンニチワ」と、大声で挨拶してくる。

そうしたエピソードは枚挙に暇が無いほどあるが、今回は夏祭りを写真で紹介したい。
懐かしい方の写真も撮れた。
今回は3Mの写真を「縮專」と言うフリーソフトで50K程度に圧縮して掲載した。

近隣の皆さんが大勢詰めかけている


ぶどうの木合唱団

ぶどうの木合唱団

三郷レクダンスの皆さん、写っているのは誰でしょう?
豊受ジュニアダンススポーツのに皆さん