2016年11月20日日曜日

Windows10特別講座の顛末

11月19日土曜日、絣の郷セミナー室で開催したⅯネット講座受講者でWindows10パソコン所有者を対象とした講座の顛末である。

これまでも、Vista,7,8,8.1とOSのアップグレードが有り、それなりに操作が複雑化していた。
しかし今回の10は、これまでのOSとは異なり、設定をしなければMicrosoftのアプリケーションが使えない事態が起きている。
特に、Windows10の目玉である「コルタナ」やEdge、ストアーなどの機能が働かせない、使えないまま過ぎてしまう事が予想される。
そのため、Ⅿネット15年の歴史以来初めてのOS実技指導講座を開く事にした。
Ⅿネット関係講座受講者でWindows10パソコン所有者が約4・50人と見込んで、参加募集をした所40人の応募があり、熱意のほどを感じⅯネット講師を含め60人で開講する事になった。

問題は、60人から収容出来る部屋にWi-Fi環境が有る事が条件である。
絣の郷のセミナー室が条件に近いが、定員が50人となっている。
そこで第9活動室も同時に借用し、不足する机、椅子をそこから補充する事にして実施に踏み切る。
現在のⅯネット関係講座は12教室あり、初心者講座2教室からは参加者は無かったが、後の10教室から3人~13人の応募があり、その人達の持参するパソコンの事前調整を各教室毎に行い、セキュリティ、大型Updateの実施の有無、音声認識の確認、Microsoftアカウントの設定状況について統一する。

当日は生憎雨であったが欠席もなく、午前9時30分開講しWi-Fiの接続をしない状態で、各自持参したパソコンのセキュリティの確認をする。
コントロールパネルから「コンピューターの状態を確認」。
購入したままセキュリティ更新手続きをしない人がいるので、Windows Defenderを設定させる。

次に、Wi-Fiの接続に入る。
ここのsemina-roomのパスワードが長い、英小文字25文字、数字7文字、その中間にアンダーバーが2か所、入力に苦戦する。アンダーバーは「Shift」+「ろ」で入力。
心配していたが、やはり接続しない。半数のパソコンが接続出来ないコメントが表示されるから、疑心暗鬼の状態になり、前後左右の人に確認しだすから騒がしい事夥しい。学級崩壊以上の状態。
「女三人寄れば姦しい」女性参加者が7割だから、その会話が交錯する騒音は講師の声など吹き飛ばしてしまう。
担当が事務所のルータのOff・Onの抜き差しをして繋がり始めた。

次は、これまでのアップデートを確認。
検索バーに「winver」と入力してシステムのバージョンを見て貰う。
「1607」が最新で、「1511」の人が数人、後日自分で更新するように話す。

「コルタナ」の音声確認。
これもWi-Fiの接続が前提だが、又具合が悪い。ルータのOff・Onをして回復するが、ここでも学級崩壊となる。
接続出来たパソコンは「明日の天気は」などと問い合わせて試す。
最後となってしまったのが、Microsoftアカウントの設定であるが、何故設定が必要かを話すがどうも理解が出来ない人が多いらしので各教室で更なる講義をする必要がある。
今回は「コルタナ」が起動出来て要ればOKとする。

午後の部は、MSアシスタントの祖山美晴様のお願いする事にし、以下の項目についての利用、応用についての勉強をする。

1:「コルタナの設定と有効利用」
(1)コルタナの設定については、タスクバーで右クリックしてアイコン化、「コルタナ」を起動して左メニューの歯車アイコン「設定」で各種設定方法の説明があり。
(2)利用方法(スケジュールの設定や確認、ファイルの検索等)は、音声を自分だけに認識させる方や「コルタナさん」と呼びかけ、物語の読み聞かせやいろいろな問い掛けが出来る例。

2:「Windows Edgeの使い方」
(1) Internet Explorer11との違いは、相互通行が出来るがEdgeにはIEにない機能が付加されていることを説明。
(2)ホームページ設定の切り替え(MSNからYahoo画面へ切り替えるは、Edgeの右上3点アイコンをクリック、設定を選択しMicrosoft Edgeの起動時に開くページにyahooのURLを入力する。具体的な例示、IEのお気に入りのインポートで統一

3:「アクションセンターについて」
(1)「すべての設定」と「コントロールパネル」との使い分け
(2) ロック画面のデザインを変える
(3) デスクトップのテーマを変える
歯車アイコン設定から個人用設定をクリック→背景、ロック画面、色の設定が出来る。
この場合、スライドに設定するとピクチャ画像が表示されるので注意。

4: システムの復元の設定
windows+x→システム→システムの保護→ローカルディスク無効を選択しOK→構成をクリック→システムの保護を有効OK→復元ポイントの作成→名前を付けて作成クリック

5: OSのバックアップ(略)

5番目は時間切れで省略されたが、流石専門家の微に入り細に入りの説明である。
受講生達には、理解出来なかった点はこれからの各講座でⅯネット講師に更なる解説をしてもらい、分からないままにしないで習得するよう要望し閉講とした。

この稿は、一度Facebookに書き起こしたがブログに転写したものである。
その際、Facebookの書式設定がそのまま転写され行間が必要以上に空き、それを書式メニューの書式のクリアで解除する。


2016年10月1日土曜日

「ウイルスに感染した」警告画面にこの電話番号が表示されたら、それは偽もの

電動草刈り機の取説が見当たらないのでMakitaのホームページを閲覧していた。
一寸用足しして戻り、ページを再開した途端、金属的警報をパソコンが発声し、「このパソコンにはウィールスの危険があります。駆除ソフトを送りますので03-4578-7523に電話してください。Micro Soft」のダイアログが表示される。

この情報は、今朝目にしたばかりであったので咄嗟にキター!と思い、「閉じる」ボタンを押すが何度消しても再生され、警報音は家中鳴り響いているので些か慌てる。
朝起きるとタブッレト端末を起動し、昨夜から今朝までのニュースに目を通す事にしている。
SmartNewsと言うコンテンツの中に「テクノロジー」と言うセクションがあり、IT関係の最新情報を知らせてくれている。

Windows10の情報は何時もここから取得し、関係者に伝達している。
今回も、いち早くINTERNET Watchから「「ウイルスに感染した」警告画面にこの電話番号が表示されたら、それは偽もの」と言う記事を見ていたので心の準備は出来ていたが、画面を消す事までの解説がない。
この記事は、下記URLをクリックして見る事が出来る。

http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1022527.html

しかしながら、逃れる方法までは解説していないため自己流で操作するしかない。
電源を切るのは最後の手段として、取り敢えず「Ctrl+Alt+Delete」の3点押さえを試みる。
幸いログオフ画面になったのでログオフをし、元に戻ることが出来た。
念の為、IPS(独立行政法人情報処理推進機構)が公開している「セルフチェック診断チャート」で確認してみる。ここはOKであった。

次は、WindowsDefenderでファイルのチェックをしてみたが、ここもOKであった。
そこで記事をコピーし、Wordに貼り付けファイルとして送る事にした。
Ⅿネット会員、そこからⅯネット開講講座受講者、パソコン学習団体協議会16団体から傘下会員と、Ⅿネット関係者全てに周知する。
大なり小なりインターネットに接続して学習をする方が、被害に遭わない様配慮する。


2016年9月23日金曜日

Googleマップで分かったこと

Googleマップの使い方を手解きして感じたことを述べたい。
Googleアプリケーションがどんどん進化?しているが、適切な解説書が発売されていない。
最悪のは、2012出版の本が書棚に並べられている。
2016年6月に出版された本を探し当て、それを土台に学習教材を作るのだが微妙に現在のGoogleに合わず、細かい点までの説明がないから試行錯誤の繰り返しだ。
何故なら、既に進化と言うか改善されてしまっている部分もあり、インターネット上でも内容が不案内となっている。

例えば、Googleマップの初期画面表示一つとってもそうである。

2014年の初期画面:東京タワーを検索

2016年の初期画面:東京タワーを検索
同じ個所の検索をしても2年間でこうも変わってしまう。
2016年版の各種機能を使う【メニュー】は【Googleマップを検索する】ボックスの左の三本線アイコン化されている。
そして分かった事がある。
Googleアカウントをログインしないと機能が全て使用出来ない。

例えば、自分専用の地図を作成して登録すれば便利と思い、メニューから【マイプレス】を探すが見当たらない。
講座用のパソコンはⅯネット備品を使用するため、個人のアカウントは登録していない。
そのため【マイプレス】が表示されず、暫くあっちこっち弄り回して気付いた。
画面右上が【ログイン】となっている。
これはアカウント入力を要求しているものと思い、Gmailアドレスとパスワードを登録したら【マイプレス】が使えるようになった。

こうした事までの解説書は寡聞にして何処にもない。
Google機能はGoogleアカウント登録を前提に解説されているためだ。
このように、Googleの各種アプリケーションを使いこなすのは、大変な学習と変化に対応する情報を持っていなければならないと、痛感させられた。
そうでないと、初心者へのGoogleの使い方は教えられない。




2016年9月9日金曜日

夏休み明けの講座はてんやわんやの大騒ぎ

8月一杯を夏休みとしている我がⅯネットパソコン講座。
明けた9月第1日目が我が「木曜クラブ」である。
夏休みの宿題をメールで送ってある。
Wordで作成した申請書を複合プリンターでスキャンして、それをWordに貼り付けテキストボックスで文字入力をして申請書を完成させるものである。

まず、添付したファイルをどのように処理するか、ここで幾つかの問題が出た。
メールのファイルをダウンロードせずに直接開き、それに文字入力をしてしまった人がほとんどである。
そうすると、それはGmail上のドキュメントとして開かれてしまうため、型崩れが発生してしまい「何故、?何故?」となっていた。

この手違いのまま印刷して完成とした人もいたが、これは宿題の本質とは異なる。

入力をしないまでも型崩れした申請書を印刷し、それをスキャナーにセットして保存しWordに貼り付けたが、型崩れを解消出来ないから仕上がりが悪い。

パソコンによってはDドライブがないものがあり、EPSONの複合プリンター通りに出来ない人もいる。
この場合、保存フォルダーはDドライブに限った事は無い訳だがその理解が出来るような説明をしなかった。

結局最初からの説明をし、手順を一つ一つ追わなければならない羽目になったしまった。
プリンターが自宅にあるから、持ち帰ってやり直しをして来週の木曜日に持参することになった。

週が明けた6日は「PC2012」の初日である。
この日の無線ランは40ポイントのアクセスを感じさせないスムーズなやり取りであったが、休み中にWindows10パソコンに買い替えて来た人が3人ほど居た。
それがそのまま持参して設定してくれと言う。

無線ラン接続をしてやりGoogleアカウントを登録するのだが、ここ暫くこうした事をしていないからこっちが戸惑ってしまう。
自己流で設定をした人がいて、Googleアカウントの入れ直しが続き携帯電話番号まで入れる様になってしまった。

その内、メールの連絡先登録が出来ないとの質問が来る。
吾輩に送信したが返信メール来ないから疑心暗鬼になって質問してくる。
「今日はメールの時間ではない」と言ったものの気が咎めるので「ちょっと待って」と、待たせ設定をかたずける。
それからメールを確認し、返信メールを送信してやる。
1ヶ月休むとその間のいろいろな事象が発生し、次々と質問してくる。

そうした事を一段落した後で、8月2日から配信されたWindows10の大型Updateの現状を話す。
Windows10のパソコンを所有する人は半数ほど居るが、まだ全員が更新がされていない。
無理に推奨しない方が無難と思い、それ以上立ち入った話をせずに終了。

こうして両講座の初日を終了したが、こっちも1ヶ月の休止状態だったから元に戻すのが大変であった。不勉強な点も自省しなければならない。


2016年8月8日月曜日

プリンター複合機スキャナー機能の活用

毎年提出しなければならない定型的申請書も、手書きとなると煩わしくなってくる。
手直ししなければならない箇所は、役員の交代、構成人員の増減程度だ。
後の細々したところは前年と同じである。
何よりも、悪筆だから人前に曝せない。
そこで窮すればではないが、最新技術が利用出来ないか思いつく。

簡単に言えば、スキャナーで申請書を読み取り、Wardに貼り付け、テキストボックスで文字を入力する。これだけの事である。
しかし、こう言ったマニュアルや解説本はなかなか見当たらないから、かなり思考錯誤をしなければならない。
スキャナー機能の操作は、プリンターの画面ガイドで行う方法とパソコンのプリンタードライバーで行う事が出来る。

パソコンから操作する方法で解説する。MP610の例です。
1:すべてのプログラムから「CANON Utilities」を開く。
2:表示メニューの「MP Navigator EX 1.0」(古いバージョンです)をクリックする。
3:下画面の「写真や文書(原稿台)」を選択。
4:案内画面が表示されるので、それに従って操作。
①原稿をプリンターのガラス面にセット。
②[原稿の種類]を選択。
今回はモノクロ文書だがカラーを選択。
③[スキャン]をクリック。
5:スキャンが始まるので終了まで待つ。
6:終了すれば、保存画面が表示されるので、「保存する場所」、ファイル名「IMG」(実際の文書名に直した方が分かり易い)で[保存]をクリック。
7:[保存が完了]画面となるので終了する。
8:ピクチャホルダーを開き、「MP Navigator EX」ホルダーを開く。
9:「スキャン年月日」ホルダーにファイルが有る事を確認する。
ここまで道半ば。

1.  Wordを起動する。
2. 原書を寸大にするため「ページレイアウト」「余白」を0にする。
3. 左上隅にカーソルを設定する。
4. 「ピクチャ」→「MP Navigator EX 」を開き、該当フ ァイル 「生涯学習館利用許可申請書」 をコピーする。
5.  Wordに戻り、貼付けする。
6. 4隅で原寸大に調整する。
7. 後は枠に従って、「挿入」「テキス トボック横書き」で 「赤字の 例示」  に文字入力をする。  枠線なし ・塗りつぶなしの設定にする。
8. 全て入力が終了したら「テキストボック」を洩れなく選択して「グル ープ化」をする。
9. 原書に印刷する場合は、貼り付けたコピーファイルを削除し、グループ化した文字だけにして印刷する。
この場合、試し印刷をして原書と位置合わせをしてから本印刷する。
10 .新たな 白紙に印刷する場合は、そのまま印刷する。

以上で見栄えのある申請書が出来上がりです。
しかし、手書きの方が余程簡単ですね。














2016年8月4日木曜日

Windows10 Anniversary Update成功?

平成28年8月2日、Windows10のアップグレード後2度目の大型アップデートが配信された。
全世界2億5千万台への配信であるから優先順位をつけているのであろう。
試しに3日に更新プログラムを見たが、それらしいものは見当たらない。
インターネットで検索してみると、手動でダウンロードが出来るとあったの早速挑戦する。

デスクトップ画面の右下通知領域にある、「アクションセンター」を開く。
[設定]-[更新とセキュリティ]-「Windows Update」にある[詳細設定]を選ぶと、「Windows 10の更新履歴」というウェブページが表示される。
そこで「Anniversary Updateを入手する」を選ぶとダウンロードされる「Windows 10 アップグレード アシスタント(Windows10Upgrade28084.exe)」を実行すれば、Windows 10 Anniversary Updateへのアップデートが行える。

ダウンロードに1時間50分。
更新が1時間。
再起動後、更新プログラムの構成で約1時間20分。
これは途中で再起動が行われたが我がHpパソコンは、終了はするが自力で起動しないため観察していなければならず、時間的ロスが発生したので約とした。
その内、雷鳴がして来たので少々焦ったが、Hpパソコンはマイペースで午後5時頃に始めて終了したのが8時近くであった。

更新番号KB3176929を確認するが、Windows10のバージョン1607、OS14393.10は[設定]アプリの[システム]-[バージョン情報]画面で確認する。
更新後に再起動すると、まずロック画面の壁紙が変更されていることに気付く。
サインイン画面がロック画面と同じ背景へと変更されている。

スタートメニューには、これまでの「すべてのアプリ」がデフォルトで表示されるようになり、これまで表示されていた設定やエクスプローラー、電源などはボタン化された。これが見ずらい。

設定画面やWindowsアプリの背景は、標準では白を基調としたものだが、[設定]-[個人用設定]-[色]からアプリのモードを「黒」に設定することで、黒を基調とした「ダークテーマ」に設定できるようになったらしいが試みてない。
 設定では、アクションセンターの下部に表示される「クイックアクション」に表示する項目をカスタマイズ可能になった。通知についても、タスクトレイに通知の数を表示可能になっている。未確認。

コルタナの強化が図られたらしいが、分からない。
ブラウザーEdgeの機能強化も実感がない。
セキュリティの生体認証も出来ない。
後はタッチ画面でないと確認できない機能はどうにもならない。

結局、3時間という長時間の更新の結果は、今後に持ち越すしかないというのが感想である。




2016年7月23日土曜日

GoogleカレンダーとGmailの連携

木曜クラブの皆さんは、Gmailの送受信は勿論、返信、自動署名、送信取り消しなどの基本的な点はマスターしたようだ。
何しろ4月から今月7月までGmail一本を、繰り返し繰り返し学習してきた。
「いせさき情報メール」の登録、春風亭勢朝さんからの「勢朝通信」の転送で周知、教材の添付とダウンロード、印刷して持参するなど、あらゆる面でメールを開く習慣をつける事を試みた。

次に取り組んだのはカレンダーへの登録である。
その登録内容をGmailと連携設定をする事によってより効果が発揮される。
特に物忘れがちな高齢者にとっての連絡は、欠かせない機能である。



この作成画面はごく最近のもので、「通知」の欄の表示の仕方が変わっている。
これまでのものは「ポップアップ」と「メール」が設定されるようになっているので分かり易かったが、「通知」と「メール」になって「前」が省略されている。
何分前に「ポップアップ」するように設定するか、何時間前にメールで通知するか分かり易い表示となっていたが、何時の間にか改良されていた。分かりずらい改良である。
いろいろ試した結果、「通知」とあるのが「ポップアップ」で設定時間前にデスクトップ画面に表示されることが分かる。
全員が本日の講座予定を設定し、来週の当日前に通知が来るようにする。
ただし、パソコンの電源を入れて置くことを念を押して終了する。

2016年7月20日水曜日

10人十色のインターネット学習

19Sectionからなるインターネット検索カリキュラムが終了した。
5月の11日から毎週水曜午前に10回に掛けていろいろな検索方法を学習した。
中には、構文を入れて検索する特殊なものもあった。

しかし、中高年初心者が難しい検索など必要はないから、そこは簡単に飛ばし実用的なものに絞っての検索学習となった。
特に最近の検索方法は、URLの入力など必要とせず、利用者にとって使い易くなっている。
検索したい文言を入れるだけで必要項目が表示されてくる。

残念なのは、学習施設のインターネット環境がADSL回線1本に40人近くのパソコンが接続されているからレスポンスタイムの長い事、最悪不通となってしまうことがしばしばで生徒さんに不便を掛けてしまっている。
今日も、これまでの学習の総括としてここ1週間のインターネット利用体験を発表して貰うことになっていたが、初っ端から不通となってしまった。

体験談だから通じていなくても構わないので、端から順に発表して頂く。
最初の人は、地元のスーパーでの特価情報を調べたとのこと。
ダンスの講師をしている方は、社交ダンスルンバと入力して、Youtubeの動画を表示させ、学習の手助けにした。
プロゴルファーの年俸ランキングを調べたり、趣味のキルトで展示会場を調べて出掛けて来たという話も出て来た。
また、採れ過ぎる胡瓜のレシピーを検索した人、Windows10のアップグレードが原因でプリンターの無線接続が出来なくなり、インターネットで調べ捲くったという人もいた。

中には、インターネットに掛かり切りになり、夕食の準備でご亭主と揉めたという人もいた。
その他、書道に関する漢詩を調べたり、言葉検索として「支援金と義援金」の違い、遠くに暮らす子供の住所を入力して地図を表示したり、さらに進んだ人はストリートビューで周辺を見渡していた人もいた。
面白い例として、近接するフード店の公衆無線電波を受信してインターネットを利用しているとか、スマホ検索が主で、韓流ドラマの先読みを見て安心するとか、かなりししたたかに使っている事が分かり、検索講座の効果だ有ったかと安心する。

しかし、注意しなければばらない話も発表された。
有料サイトの見分け方である。
悪戯にアカウント設定や、商品購入でのクレジットカード番号の入力などは、慎重にサイトの良し悪し、信用度に依る事を話す。
こうして聞いてみると、インターネットの利用も多種多様で、これからの時代の先駆けになる学習に発展する予感を感じさせる講座になった様な気がする。

2016年7月19日火曜日

Windows10は等しくアップグレードせず

自主運営クラブ「WPCひろせ」の内山代表の要請があり、中島さんと支援講座を開催する。
18日の祝日にも拘らず、会員全員が絣の郷へ集合。
しかし、内部の連絡不徹底のためかパソコンを持参をした人は数人で、後はスクリーン画面を見て説明を聞くだけとなってしまった。
要請内容は、今月29日に無料アップグレード期間が満了する前にWindows10のアップグレードをどうするかの意思決定をしたいという。
そこで話したのは、アップグレードをするしないは自己決定、自己責任であり、Ⅿネットとしては助言をするだけであること。
また、したいが出来ないパソコンがある事、必ずしもしなければならないものではなく、Windows7の場合は2020年1月までサポートの延長があり、8.1は2023年1月までとなっている。
その後使用する場合はセキュリテーの保証が無くなるので、インターネットやメールを使う場合は公共施設回線への接続はご遠慮いただく事になるので注意すること。


ではどのようにしてアップグレードするか、その前に自分のパソコンの事情を知らなければならない。まず、メーカによって異なるが、製造年月が2013年以降で、型式などがWindows10のアップグレード適応機種とアナウンスされているパソコンはアップグレード出来るので無償期間を経過してしまうと無償の権利をなくしてしまう不利益が発生する。


反対に、Vista以前は当然ながら対応外であるが、Windows7でもメーカーが対応外機種としているパソコンはアップグレードが出来ないが、出来る場合もあるのが悩ましい現象である。
ただこの場合、以後トラブル発生してもメーカー保証とならない。
メーカーのホームページで自分のパソコンの状況を調べて判断するのが先決である事を説明。
こうした話をした後、Windows10の実際の使用例を紹介し、何処が変わって優れたOSになったかを画面説明する。
こうした場合、誤解を与える表現は避け、あくまで客観的に話すようにしなければならないと心掛けた積りだが、どこまで理解して頂いたか。

個人的な見解としては、スタートアップ画面の改良、音声認識検索コルタナ、新しくインターネットブラウザーEdge、生体認証機能、アクションセンターに機能が纏められた事などが初心者として関心がある点であろう。
バックアップはどうするか、との質問が出たが、大事な写真、文書記録などはUSBに移すなどして置き、システムのバックアップをとるか否かは一概に言えない事を話す。
慣れない人が、それもHDDのクリーンアップやデフラグも満足に出来ない人がバックアップなどに取り組み、失敗するのが落ちと思うは失礼か。
CDに5・6枚になるであろうボリューウムを復元するのも大変な作業となる。
これまでの例を見たり聞いたりすると、Windows10のアップグレードが出来なかった場合は元に戻る事になっている。
若干のトラブルも出たが、そこだけ修復すればWindows7として使っているケースがあるので、むしろバックアップのトラブルを考えれば心配する声も取り越し苦労と思う。

パソコンを持参しない人に、Windows10のアップグレードの話をするのは難儀である。

2016年6月27日月曜日

パソコンは知らない事が多かりき

1週間、間が空いたので俄か勉強をする。 Googleの検索を使いこなそうSection17「検索結果を翻訳する」 検索バーに日本語で検索キーワードを入れる。 それを「翻訳して検索」項目をクリックすると外国語に翻訳されて検索されるという。 何の意味があるのだろうか、最近のサイトには英文のページが見当たらず、殆んど自動翻訳されて表示されている。 また、例え有ったにしても「日本語に翻訳」の項目が見出しの下に付属している。 それを態々外国語で検索する意味が分からない。
などとぶつくさ言いながら操作をしていたら、右上の閉じるボタンが見当たらない。タイトルバーが無くなってしまった。 タスクバーや通知領域も消え、USBなどのアイコンが見当たらない。 何時の間にか画面が変わってしまったのだ。 仕方なく右クリックで「戻る」を表示させ、だんだん元に戻せたが、閉じられない。 要するに、画面の天地に表示されていたバーがないからパソコンを終了させられない。 頭がどうかしてしまったのかと一瞬疑ってしまった。 冷静になって考えると、「全画面表示」なのかと思い当たる。
そこで検索してみたら同じような質問が出ている。 「F11」キーで戻るとあるので押してみる。 戻った。何時のままにか「F11」を押していたらしい。 このようなキーを使った事がないので、目から鱗である。 知らないことがまだまだある。とんだ経験が出来た。

2016年6月20日月曜日

平成28年度第1回パソコン学習団体協議会開催

6月18日土曜日、佐波伊勢崎農協会館に於いて第1回パソコン学習団体協議会を開催する。
今年は、2団体加入し15団体となり14団体が集まってくれた。
協議事項は、「Windows10アップグレードに関する諸問題」と「ランサムウェア(身代金要求)対策について」を中心にしたものであった。

Ⅿネット主催のパソコン持ち込みクラスにおける「Windows10」によるトラブルが続発しており、大袈裟に言えば講座が進めなくなるほどである。
突然アップグレードが開始されるとか、アップグレードの予告ダイアログが消えないとか、その対応に時間が掛かってしまう。

ただ、協議会に加入する団体全てが同じ現象に悩まされているとは限らない。
インターネット環境にない団体が半数有り、普段の学習はWordの初歩からとか、お絵かき専門とか、各自まちまちの学習をする、といった状態であるから、何処まで共通問題を解説すべきかは疑問が残る。

インターネット環境に有っても、頼まれ講師がそこまでの知識、問題認識が無ければ素通りしてしまう。
しかし、Ⅿネットの草創期を共にした皆さんが、パソコンを継続している気持ちを阻害させないためにも新し情報の提供をして、楽しくパソコンを続けられるよう支援をしたいとの思いからである。

スタート時のメンバーも入れ替わり、Ⅿネットと共通意識を持つ方も少なくなって来ているのも現実である。
全体的に問題を植え付け、その後は個々の団体の受け止め方で個別支援をして行く、この方法は現Ⅿネットとして負担になるが、仏作って魂入れずにならない様にしたい。

2016年6月10日金曜日

Gmailの自動署名で大苦戦

自分のGmailは恙無く利用出来ているので、受講者も簡単に設定できるものと安直に考えていたのが失敗であった。
自動署名は、メールを発信する際、予め作成していた自分の名前を自動的に表示する機能である。

Gmailを開き、右上の歯車アイコン(設定)をクリックして、メニューの中の『設定』を開く。









『全般』タブの中ほどに自動署名を入力する枠がある。
その中に自分の気に入った書体や、装飾を入れて登録するだけである。
全てが終わり、最下段の『保存』さえ忘れなければ終了。

Gmail画面に戻り、『作成』ボタンで作成画面を開いて見る。

本文入力欄に自分の名前が表示されている。
これが普通の操作で出来、特別難しい操作は無いのだが、木曜クラブでは違った。
全員にメールを送信して、返信をしてもらった。
これは出来た。
次に、自動署名の設定をしてもらい、講師宛に送信してもらうことにした。
『作成』で入力画面を開き、『TO』で講師のアドレスを探し、設定をして本文を入力して送信する。

送られて来たメールを開いて驚いた。
メールの文体がまちまちであるのは今後の問題だが、自動署名した筈の名前が表示されていないのだ。
14人中、成功したのは2人、後は半分表示、返信時の『・・・』をクリックしなければ表示されない人、殆ど出来ていない。

☆印のラインの上下間に名前を作成したらしいのだが、その下段に表示されている区切りマーク『・・・』をクリックしなければ表示されない。
殆どのメールがそういう現象で送られてきた。

『返信で元のメッセージの前に・・・』にチェックを入れないためかと思い、入れさせて再度送らせるが修正出来ない。


KさんとYさんがマンtoマンで診察するが原因が分からずじまいでタイムアップ。

インターネットでいろいろな角度で検索するが、同様の質問があるが的確な回答は見当たらない。
Gmailのバグなのかもしれない。




2016年5月25日水曜日

Microsoftはなぜも強引にWindows10か

我がHpパソコンにWindows10をインストールしたのが、昨年の8月頃であったか。
懸念された不具合も今のところ顕在化せず、プリンターやUSB,外付けHDなどの周辺機器も順調に機能している。
しかし、インターネット上では、いろいろな不具合が相談されている。
パソコン講座の受講者からも不安の声が出るようなってきた。
同時に、Windows10への切り替えを執拗に迫る.コメントが、パソコンを起動するたびに頻出表示されるようにもなって来た。

一昨日も、自主運営をしているパソコンクラブから電話があり、受講者のパソコンが勝手にWindows10のアップグレードを開始したので、慌てて電源を切断したが大丈夫だろうか、というものであった。
大丈夫も何も、稼働中に強制終了、それも電源を切断するとはと、些か驚いたがそれも止むを得ない行動である。
本人にしてみれば、ウィールスに侵入されたような恐怖にかられたのであり、アップグレードが始まると中断する方法が無い、無いというか見当たらないから始末が悪い。

それ以上に悪いのが、勝手にパソコンに植え付け、何月何日、何時にアップグレードを開始しますとは何事であろうか。
他人の家に無断で上がり込み、この家を何月何日何時に改装する、と宣告し、今やれば無料だが7月29日なれば有料になると言われ、改装に掛かる無法業者と同じである。
Windows10への切り替えの進捗度が、Windows 7に比較して早いとの報道がされ、2億台を超えたとか言っていた。

本日も2人のパソコンに「アップグレードが開始されます。開始月日と時間、曜日」が出たまま消えない。
何処かの相談内容をうろ覚えしていたので、開始月日の▼で開始日を4日後に設定し、切り替わった画面に開始予定日の取り消しボタンが表示されたのでそれをクリックし、次の画面で取り消しにしたら当初の画面表示が消えて通常の講座に戻ることが出来た。
他の講座でも4人がアップグレードされ、2人が修理に出したとの事である。

アシスタントとしているHさんのパソコンも同じ目に遭い、アップグレード後、何度か操作している内に真っ黒な画面のままになり使えなくなってしまったとのこと。
仕方なくパソコン屋に入院し、元に戻してもらったが萬の修理代が掛かったとの事である。
理由を聞けば、もともとVistaパソコンにWindows7を入れたものであり、マザーボード自体が非対応機種だったのかもしれない。

本日の教室の中にNECパソコンを持ち込んでいる受講者が5・6人おり、先日の講座で「自分のパソコンを知ろう」で機種や、型番、製造年月、OSやOfficeのグレード等の調べ方を教授し、記録用紙に記入させた。
その際、NECパソコンの製造年月がラベルに表示されていなかったので、NECのホームページで調べてやったところ、ほとんどが2010か2012の製造年月でWindows10非対応機種と思われたので、さらに型番で調べてみたら間違いなく非対応機種であった。
そんなパソコンにWindows10が勝手に侵入し、修理に出す様な破目になれば萬の出費を余儀なくさせて仕舞いかねない。
だから、パソコン修理屋が大繁盛との事。

この問題は、独占禁止法に抵触するのではと思うがどうだろう。

2016年5月23日月曜日

無料OSUbuntuとGoogle Chrome、涙の決別余話

一昨年のXpサポート打ち切りに、同僚のYさんからUbuntu(ウブントゥ)を紹介され、無料のOSでありLibreOffice(Word、Excel、PawrePoitに似たソフト)やブラウザーとしてFirefox,メールソフトのThunderbird、写真編集ソフトや音声動画ソフトがインストールされるとの事で、東芝のDynabookに注入することにした。

また、このOSの売りは、デバイス容量が少なくて済み、ディスクトップ画面をXp風にすることと、アプリケーションのアイコンを画面に表示させWindows操作のようにさせることである。
そうすることで、起動時の煩わしい手順が簡便になり、違和感が少なくなるというものである。
ただ、Windowsとは違い、構文の入力が求められる。

これもYさんが記述してくれたものを入力するだけであるが、これが結構厄介な入力である。
しかし、試行錯誤の結果、数時間後に成功してXp風画像になった時は達成感!!で、満更でもない気持ちになった。
漫談のキミマロのフレーズ「あれから30年」、ではないが3年の月日に全て忘れてしまった。

ある時、Googleを開くと、「このlinuxシステムはサポートされなくなったため、このパソコンでは今後google chromeのアップデートは受信されません」とのコメントが、画面上部に大きく表示されているではないか。
パソコンの一時の気の迷いかなと、非科学的思考でやり過ごしていたが、何度の表示されるに及び捨てては置けなくなりググることにした。

その結果、バージョンアップの更新が出来ないため、Google Chromeの更新もされない、との事である。
これまで恙無く来ていたものが何故?との疑問からあれこれググること一ヶ月。
Yさんからの構文を手掛かりに弄り始めたがどうも上手くゆかない。
あらゆる検索語で調べて行き着いた答えが以下の通りです。
 2016年3月の初旬に、Google Chrome 32bit版のサポートが終了します。
  今後Linux向けのGoogle Chrome 32bit版はリリースされなくなります。


  加えて、 Ubuntu 12.04向け及びDebian 7向けのGoogle Chromeのサポートも、2016年3月の初旬に終了します。
  こちらは32bit版だけでなく64bit版も対象です。 

  サポート終了後は、セキュリティーアップデート等のアップデートが受けられなくなります。

  Google Chrome 32bit版を利用しているユーザーは

    Google Chrome 32bit版を利用しているユーザーは、2016年3月までに他のブラウザーに切り替えてください。

  Ubuntu 12.04でGoogle Chromeを利用しているユーザーは

    Ubuntu 12.04でGoogle Chromeを利用しているユーザーは、2016年3月までにUbuntu 14.04以降にアップグレードするか、他のブラウザーに切り替えてください。
要は、古いパソコンは駄目だから、これ以上使いたいなら64bitパソコンに買え換えて使ってくれ、とのご宣託である。
32bit版で何度更新をしても駄目なわけで、糠に釘を繰り返していた無知な爺の浅知恵であった。

従って、このブログは最後のGoogle CHromeでの投稿となる。


2016年4月28日木曜日

VistaパソコンのWi-Fiが接続しない

パソコン2012の第4学習室での講座が3日目を迎えた。
やはり、Wi-Fiが隣室の第5学習室と競合するので、別途ルーターを設置して接続をする事になった。
しかし、どうしても接続出来ないパソコンがある。
Yさんが隣から駆け付け、いろいろと面倒を見てくれたが駄目だったのでパソコン屋に持参して診断して貰うよう助言してくれた。

そのパソコンが3日目に来たが、やはり接続が出来ない。
今回はぱそ爺が最初から設定し直したが駄目で、パソコン屋での設定をハードプリントしたものに従って設定したが接続が出来ない。
通知領域に表示されているWi-Fiアイコンは正常に表示されている。
問題がある個所の表示も正常である。

今回も未接続のまま受講して貰わざるを得なかった。
後でいろいろ考えてみたが、VistaパソコンのInternetExploerのバージョンを調べていなかった。
VistaのIEは、9でなければならない。
それ以前の物は、サポートが受けられない。
そのためかと、Yさんと話し合ったが、サポート終了しても更新が出来ないだけであって、インターネットのブラウザーとしては機能しているのではないか。

例えば、Google ChromeがVistaへのサービスを停止したが、サポートしないだけで使えなくなった訳ではない。
IEにしても、Vistaの最新バージョンが入って居なくても同じことである。
トラブルが生じるが、インターネットブラウザーとしての機能は残って居る筈である。
インターネット検索でも回答が見つからない。
誰か教えて~、悲痛な訴えである。

2016年4月6日水曜日

pc2012同好会初日の大騒ぎ

4年間、T女史が精根傾けた講座が学習館の第4教室を借りる事が出来、インターネットを学習するということで爺さんがヘルプすることになった。
3人増えて18人の受講者は少し多い感がするが、今後の脱落も見込みスタートする。
初日は、持ち込みパソコンのスペック調べをする。
Windowsのバージョン調べ。
18人中4人がWindows8.1、他はWindows 7 sp1となっていた。出だしは順調だったが、製造年月調べは難航する。
特に、NEC製パソコンが分からない。
他は、本体裏側のシールで把握できたが、NEC製は分からずじまいとなる。
この辺をインターネットで調べてみると、型式でわかるらしいがNECのホームページで調べるしかない。
次は、CPU、メモリー、ハードディスクの容量を調べ、最後にセキュリティ状況を確認する。
半数以上が、危険フラグが立っている。
Essentialを入れている人がいるが更新をしていない。
中には、市販のソフトを入れ更新料を払っているが、ダウンロードしたソフトを解凍せずに放置したままだから役目を果たせずにパソコンに入ったままである。これはその場で解決したが、あとは各自持ち帰り更新をするよう手解きをして
本日の講座を終了。

4年間学習をしての結果がこれだから、3月で卒業したクラスが6年間習った成果が感じられないのも無理もないと感じた。
忘れてしまう事の方が大きいから、あまり身近ではないものを詰め込んでも教える側の自己満足にしかならないのではと、身にしみて感じた半日で出会った。
受講者も疲れだろうが、爺さんも披露困憊であった。
来週は、無線LANの接続に挑戦する。
そこで、インターネットの醍醐味の片鱗を味わって貰い、再来週は、Googleアカウントを設定し、GMailを経験してもらう予定。

2016年3月13日日曜日

ICレコーダの歌をFacebookで送る

パソコンに手慣れた人なら何でもない操作に違いない。
しかし、覚えた事は忘却の彼方へ霧散してしまう爺さんには、宇宙でのドッキングに相応しい難行である。
何事も挑戦と始め、妻がSonyのICレコーダに歌を吹き込む。
それを直接パソコンに取り込めれば簡単と思ったが、そうは問屋が卸さない。
ICには、マイクロホンジャックとヘッドホーンジャックしかない。

試みに、IC側のヘッドホーンジャックとパソコン側のマイクロホンジャックを接続し、何年か前の「デジ蔵」ソフトで「外部機器からの録音」で入力を試みる。
何しろ5・6年前にカセット音楽をカセットデッキで再生したものをパソコンに録音編集し、CDに書き込んで楽しむというカリキュラムで使用したソフトである。
あの頃のパソコンはVistaであり、今使っているのはWindows 10であるから期待はしないで録音を取り込んでみる。

一応機能は動くのか、イコライザーグラフは上下に振れて音声が再生している事を示している。
しかし、ICレコーダを停止してもファイルが何処に保存されたか見当がつかず、編集はおろか再生ができない。

そこで考えたのが、OLYMAPUSのラジオレコーダーとICレコーダをケーブルでつなぎ、音声転送してみる。
レジオレコーダにファイルが出来るので、それをパソコンのミュージックホルダーにコピーする。
目出度くファイルが出来たので、名前を付けて保存する事に成功。
拡張子は、最初からmp3となっていたので変換の必要がない。

Facebookを開き、メッセージから相手を探しコメントを付記してファイルの添付をする。
何とか、遠方に住む子供に音声Facebookが送信できた。

此処で終わらないのが蝮のパソ爺と異名をとる吾輩である。
妻と昼食に行く自動車の中でふと思い付いた、というより思い出した事がある。
「デジ蔵」の操作で、「外部機器からの録音」の場合に「開始・停止」ボタンが有って、その操作でファイルが出来たのでは、ということである。
帰ってくるなり、最初の操作をするため「デジ蔵」を起動し、「外部機器からの録音」画面を「縮小」サイズに設定してみると、案の定「開始・停止」ボタンが有って、そこでスタート・ストップすれば良いと分かった。
ICレコーダーから直接録音出来たファイルは、ライブラリーのミュジックのサンプルミュージックに鎮座していた。
それを添付すれば簡単に出来たのであった。
遠回りしたが、5・6年前の「デジ蔵」 であるがWindows 10でも動く事が証明できたのが収穫である。

2016年3月3日木曜日

実用的カリキュラムの模索

今年で3年目となる木曜クラブ。
若干生徒の出入りがあったが、何とか17人を維持している。
この3年間、パソコンの手解きから、文字入力、、文書作法、年賀状、暑中見舞いの作成、家計簿の作成、、血圧測定記録、デジカメ操作、インターネットの見方等々パソコンを利用した題材を紹介してきた。
しかし、そのうち自分のものとして使っているのはどれくらいあろうか、普段の会話から感じるのは実に情けない発言である。

そこで今回は、Gmailのカリキュラムをするにあたって、どうしても一日一回はパソコンを起動しなければならないことを思いつく。

まず、アカウントの取得をしてもらう。
全員が二日間で全て取得できた。
結構早くできた方である。

アカウント取得の要領は、一度入力失敗したらその回復を1日以上待って行えば通常の登録画面となる。

失敗すると、何度も何度も繰り返し、ようやく次に進められるようになると「使っているアドレスの入力」や「携帯電話番号の入力」が要求される。

これは入力が繰り返された登録者の本人確認がされるものであるから、時間をおいて再開する事である。

全員がアドレスを持てたので、一斉にメールを送ることにした。
それもテキストを添付してのメールの開き方である。
メールが届いたらこう言う初期画面になることを知ってもらう。
該当メールがあればそれをWクリックして画面を開く。
添付ファイルは下向き矢印をクリックする。
パソコンの「ダウンロード」ホルダーに入るので、そこを開きUSBに保存する。
それをプリンターに接続しているパソコンに挿入し、該当ファイルを開き印刷に入る。

以上の操作を生徒さんに教え、自力で文書化してもらう。

アドレス帳1ページ、テキスト2ページを二日に分けて操作をして物にしてもらう。
中には思わぬトラブルが発生する。
USBを挿入したらパソコンがダウンしてしまい、電源を再投入しても切れてしまう。
アシスタントのYさんも加わり復活を試みている内に気づいた。
USBを上下逆に入れてしまったのだ。
すぐ抜いて入れ直したらパソコンが復活して印刷が出来るようになった。
こうした例が別の講座でもあったとのこと、しかし初めて出会ったトラブルであった。

このアドレスを利用して、1日1回の起動するように仕向ける方法として、いせさき情報メールに登録させることである。
気象情報以外に防犯上や警察緊急情報も配信される

このアドレスに登録すれば、ほぼ毎日なにがしかの情報がもたらされる。
防災情報の地震情報、注意報警報、竜巻注意情報、指定河川洪水予報、記録的短時間大雨情報、府県気象情報は、24時間自動配信され、さらに防犯情報まで配信される。
こうすれば見ない訳には行かず、パソコンをより身近に置く事になる。

どれくらい関心を持って開いたか、来週が楽しみである。



2016年2月29日月曜日

Word2007・2010・2013別カリキュラム

木曜クラブのグレード別パソコンは、Vistaパソコン2台、Windows 7が11台、Windows 8.1が5台となっている。
しかし、Officeのバージョンは、2007が6台、10が5台、13が7台と構成が拮抗している。
テキストは、趣味発見ワード2013チャレンジ編で進め、プロジェクターで説明する講師パソコンは2010ときている。
これが結構複雑で、常に07と13との違いを補足して行かなければならない。

「図形でイラストを描く」の中で、「グラデーションの使い方」テキストをバージョン別に作りそれぞれに配布し、自習の形で講座を進めてみた。
分からない所だけを講師が援助し、後は自分でテキストを読みこなして操作して行く。
結構これが上手く行って、上手に作画している。
これまでは、テキストが2013、プロジェクター画面が2010だから、2007の人はこんがらかって分からなくなった居た。
Word2013の人も、2010の人も画面とテキストが違うから、話が一様にはゆかず難儀する。

Wordで図形に色付けをする場合、次のような手順で進むのが一般的である。
[挿入]メニューから○でも□でも図形を挿入する。
メニューバーの欄外に[描画ツール]タブが表示され、[書式]をクリックすればリボン表示が変わる。
そこから多彩な色付けをするなら[図形の塗りつぶし]▼をクリックし、グラデーションを選び▼をクリックして[その他のグラデーション]と進む。
そのパネルがWordのバージョンによって下図のように異なるから生徒さんが迷いだす。

Word2007の2色グラデーション

Word2007の既定のグラデーション

Word2010になって変わったパネル


上の2枚は連がっているもので、Word2013の操作パネル
より精密に表現出来るようになったが、だんだん面倒になっているよな感じもする。