2016年5月25日水曜日

Microsoftはなぜも強引にWindows10か

我がHpパソコンにWindows10をインストールしたのが、昨年の8月頃であったか。
懸念された不具合も今のところ顕在化せず、プリンターやUSB,外付けHDなどの周辺機器も順調に機能している。
しかし、インターネット上では、いろいろな不具合が相談されている。
パソコン講座の受講者からも不安の声が出るようなってきた。
同時に、Windows10への切り替えを執拗に迫る.コメントが、パソコンを起動するたびに頻出表示されるようにもなって来た。

一昨日も、自主運営をしているパソコンクラブから電話があり、受講者のパソコンが勝手にWindows10のアップグレードを開始したので、慌てて電源を切断したが大丈夫だろうか、というものであった。
大丈夫も何も、稼働中に強制終了、それも電源を切断するとはと、些か驚いたがそれも止むを得ない行動である。
本人にしてみれば、ウィールスに侵入されたような恐怖にかられたのであり、アップグレードが始まると中断する方法が無い、無いというか見当たらないから始末が悪い。

それ以上に悪いのが、勝手にパソコンに植え付け、何月何日、何時にアップグレードを開始しますとは何事であろうか。
他人の家に無断で上がり込み、この家を何月何日何時に改装する、と宣告し、今やれば無料だが7月29日なれば有料になると言われ、改装に掛かる無法業者と同じである。
Windows10への切り替えの進捗度が、Windows 7に比較して早いとの報道がされ、2億台を超えたとか言っていた。

本日も2人のパソコンに「アップグレードが開始されます。開始月日と時間、曜日」が出たまま消えない。
何処かの相談内容をうろ覚えしていたので、開始月日の▼で開始日を4日後に設定し、切り替わった画面に開始予定日の取り消しボタンが表示されたのでそれをクリックし、次の画面で取り消しにしたら当初の画面表示が消えて通常の講座に戻ることが出来た。
他の講座でも4人がアップグレードされ、2人が修理に出したとの事である。

アシスタントとしているHさんのパソコンも同じ目に遭い、アップグレード後、何度か操作している内に真っ黒な画面のままになり使えなくなってしまったとのこと。
仕方なくパソコン屋に入院し、元に戻してもらったが萬の修理代が掛かったとの事である。
理由を聞けば、もともとVistaパソコンにWindows7を入れたものであり、マザーボード自体が非対応機種だったのかもしれない。

本日の教室の中にNECパソコンを持ち込んでいる受講者が5・6人おり、先日の講座で「自分のパソコンを知ろう」で機種や、型番、製造年月、OSやOfficeのグレード等の調べ方を教授し、記録用紙に記入させた。
その際、NECパソコンの製造年月がラベルに表示されていなかったので、NECのホームページで調べてやったところ、ほとんどが2010か2012の製造年月でWindows10非対応機種と思われたので、さらに型番で調べてみたら間違いなく非対応機種であった。
そんなパソコンにWindows10が勝手に侵入し、修理に出す様な破目になれば萬の出費を余儀なくさせて仕舞いかねない。
だから、パソコン修理屋が大繁盛との事。

この問題は、独占禁止法に抵触するのではと思うがどうだろう。

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