2015年1月23日金曜日

木曜クラブでの試み

2年目となる木曜クラブも「デジカメ写真活用術」の最終章が近くなってきた。
学習項目は、
デジタルカメラの基本
写真編集ソフトのインストール
パソコンへの取り込み
パソコンでの閲覧
写真の整理・検索
写真の編集
写真の印刷
パソコンで楽しむ

初めてデジタルカメラに触る人やカメラを持っていない人などの足並みを揃えるところから始めなければならない。
カメラの斡旋は出来ないから、ヒントを与えるなどして購入してもらったり、家族から借りるなどして全員がまちまちのカメラを用意する事が出来た。
兎に角機種が多様であり、機能もグレードで異なるので、全てのカメラの共通する5のアイコンを中心に取り扱い方を解説する。
料理や花を撮る時に使う「マクロ」
ストロボのオンオフができる「フラッシュ」
撮影した画像を確認する「再生モード」
失敗画像を削除する「消去」
 ズームで撮影倍率を変える「テレ(望遠)」と「ワイド(広角)」
画像再生時に使う「虫眼鏡」と「一覧表示」
難しい操作は度外視して、基本的な機能が使えればいい訳であり、説明する側も詳しくはない。

隣同士で撮影し合ったり、教室の風景を撮ったりしたものを素材にして勉強をした。
問題は、学習館のパソコンには取り込めない上に、CD/DVDデッキが付属していない上に、テキストの解説ソフトバージョンより古いものが入っているので、読み替えや代替メモリーなどで進めるしかない。
昨日は印刷をする事になっていたので、「Wordを使って絵はがきづくり」をしてから印刷を始めた。
プリンターの設定は此方が用意をして置き、一通りの操作説明をした上で各人に印刷は任せる事にする。
出来た人はUSBに保存して持ち寄り、お互いに教え合いながら印刷を始めた。

我々が作ってやる方が時間がかからず効率的だが、それでは身に付かない。
試行錯誤をしながらする事が大事である。
わいわいきゃあきゃあしながら、プリンタの周りに集まって出来具合を確かめ合っていた。
そんな事をして時間が経過し終了となったが、受講者の顔が達成感に興奮したのか上気している。
次回は、メールで写真の送受信をして貰う事にするが、学習館のパソコンの具合が今一なのが心配である。


2015年1月16日金曜日

PC2011の新しい試み

現在、新栄町会議所で行われているパソコンサークル「PC2011」は、今年で5年目となる。

この5年間でWordからExcelの初歩、応用を一通り学習し、3年目から自前パソコン持込みとなってからは構造的な解説、セキュリテイ対策、Googleメール、アナログデータのデジタル化、デジタル写真の編集、フォットギャラリー、ムービーメーカー、DVDメーカー、フリーソフトのダウンロードと応用等々生涯学習館パソコンでは出来ない分野を手広く繰り広げて来たが、しかしどうもしっくり来ない空気が感じられ始めた。

そこでこの冬休み期間中に、この5年間で習った結果について意見を聞く事にし、メールでの意見聴取をした。
その結果、以下のような意見、希望が寄せられた。
(1)ムービーメーカーを復習したい、(2)写真、図柄を文書に挿入する方法、(3)エクセルを知りたい、(4)ネット倉庫に保管する方法、(5)インターネットの有効活用術、やってはいけない事項。

(1)と(4)は現在使用しているテキスト「思い出をデジタルで残す」の中の物であるが、他は既カリキュラムで説明してきたところである。
そこでこの要望を受け、これからのカリキュラムは「やって見せ、やらせてみる」の「やらせる」事に重点を置き、一通りの復習をしたら各自が自由に操作し、分からない事があれば個人指導をしてゆく事に切り替えてみる事にした。

これまでの様に講師が一から十まで話し、一挙手一投足を指示する講座から、投げかけた問題を受講者が考え、操作をし、回答を導き出す方式に切り替え、出来具合を発表して貰う事にしてみる。
初日のムービーメーカの復習での印象では、やる人は熱心に取り組むがやらない人は別な操作をしていた。
次の回に結果発表をして貰うことを告げ、あくまでも自発的操作を前提にした学習であることを徹底してゆく事にする。