2012年9月28日金曜日

新火曜パソコン、デジ造余話

カッセトテープの音楽をCDに書き込む講座が、約2か月7回目の講座で終了した。

講座スタートに際し、これまでのテキストを全面的に書き換えた。
これまでの「デジ造」マニュアルはVistaパソコン用で、WindowsMediaPlayerのバージョンも10仕様で作成されていた事と、録音、編集、書き込みが同時進行で説明されていたので分かりずらい所があった。
そのため、Windows7、WindowsMediaPlayer12での操作手順に書き換え、内容も録音の部と編集の部に分け、CD書き込みはNHKテキストを使う事にした。
特に、普段あまり使いなれていないCDを理解して貰うため、CD/DVDの基礎講座に1回分の時間を割き、それからMネット所有「デジ造」のインストールを試みた。
試みたと言うのは、メーカのホームペジを閲覧してWindows7への適応を調べて見た所、34Bitにはやや対応する△が、64Bitは不適応の×と表示されて居たからである。
講師用は32Bitであるが、受講者全員のパソコンがWindows7の64Bitパソコンのため若干の危惧を持っていたが、何と無くインストールしてしまった。
何と無くインストール出来たと言うのは、パソコンによって「デジ造」を終了してしまうと、パソコンを再起動しないと再び「デジ造」が立ち上がらない現象が出たのである。

まあそんな試行錯誤を繰り返しながらも若干2名を残し、9月25日でお気に入り音楽を音楽用CDに保存する事が出来、個人的に楽しんで貰っている。
しかし一昔前の曲ばかりなので、最近の曲も取り入れる方法を伝授したいという悪い思いが出て来てしまった。例えば「地上の星」など、此れも古いか?。
そこでインターネットから無料ダウンロードを使う事を考え、自分なりに試みた。
しかし、iTunesのインストールやTSUTAYAの場合、個人登録が求められるなど受講者にとって今後必要のない操作が出て来てしまうので、この方法を諦め動画サイトのYuoTubeに目を付けた。

動画サイトであるから画像が入る、しかし画像は必要無い。
音だけ抜き出す方法を考えてみた。
パソコンはイヤホーンから音楽が出て、マイクロホーンで音楽を入力するのだから、これをAudioデジタルプレイヤー用接続コードで2極を直結させ、YuoTubeからお気に入り歌手の曲を再生すればパソコンは再生しながら録音をしてくれるのでは無いか、素人の浅知恵的思い付きである。
入らない、何処にも再生した音楽が見当たらない。失敗である。
そこで「デジ造」の録音ソフトを使って見る事にした。
「デジ造」を起動させてからYuoTubeをスタートさせたら、ビジュアライゼーションモニタに波形が表示された。音を感知している証拠である。

保存場所はマイミュージックで編集も「デジ造」でする事が出来、WindowsMediaPlayerから音楽用CDに書き込みをし、CDプレイヤーで再生確認をする。
これを自分用に楽しむCD作成方法番外編として紹介し、7回にわたる講座を終了したのである。

2012年9月20日木曜日

オートシェープをWord2007と2010で比較操作する

Word2003まではオートシェイプと言っていた図形やテキストボックス、写真、ワードアートの操作がWord2007から極端なほどに変わってしまった。
コマンドがコンテキストボックスに纏められ、そのコンテキストボックスも図形やテキストボックス、写真、ワードアート毎に表示されるタイミングが異なっている。
更に、Word2007からWord2010になり、微妙に機能がアップし簡略されている。

パソコン2011のグループを受け持って与えられたテキストが、「Wordでかんたんお役立ち作例集」で、これがWord2010をベースに編集されており、生涯学習館のパソコンがWord2007ときているから学習する側もインストラクターもその違いを説明しながらの進行だから、慣れない受講者は天手古舞、中には茫然自失で2時間30分が終わってしまう有様である。
また、受講者も28人中11人がWindows7のパソコンを所有しているから、なお厄介になる。

そこで下記リンクから表示される補助テキストを作成し、プロジェクターにWindows7とVistaパソコンを接続して交互に切り替えながら解説をして見た。
初めての事だからなかなか上手く行かない。
Word2007の操作をしながら画面がWord2010となっていたり、その逆またしかり。
解説する側もこんがらがって来る有様で、成功とは言えない状態であった。
最後は各自自分のパソコンで試して見てください、と補助テキストを丸投げするようにして終了してしまった。

補助テキストの表示は下記リンクをクリックし、更に表示されるアドレスをクリックしてガイダンスに従って操作すれば5ページのファイルが表示する事になっている。
お試しあれ。

https://docs.google.com/open?id=0B-zR4zRoVEYbeTBfNTJCekU1UFk

2012年9月9日日曜日

女房元気で留守がいい!?


二人暮らしになって何年になるだろう。
気楽な生活に慣れ、何事もマイペースで、と思ったがそうは問屋が卸さない。
全てが女房殿の指示と命令で動く毎日である。
自分の意思が無くなり、自主性の無い老人に成り下がって行くのが分かる。


そんな折、女房殿が一泊二日の小旅行に出掛ける事になった。
「偶には気晴らしで命の洗濯でもしなけりゃね。」
嫌味か。あと何年生きる積りなんだか。
「誰それに誘われたんで、留守にして悪いけど行って来ますね。」
こう言われれば「少ないが小遣いにでもしたら」、と福沢さんの1枚でも渡すのに、「偶には気晴らしでも」なんて言われれば出せる物も出せない。

もっとも、財布の中には福沢さん一人が奥に引っ付いているだけだから、出してしまえば留守中文無しになってしまう。
ここは男気を見せる場合ではない、と言い聞かせる男パソ爺の我慢のしどころである。


しかし送迎だけは心よく引き受ける。
何しろ2日間解放されるのだから。


さあ一人だ。
見様見真似で昼食を作り、夜は豪華に肴を買い込み心行くまで秋の夜更けを痛飲するか、と思ってみるが独り酒も空しい気がして、結局、朝の残り飯を独りぼそぼそ食べて済ませてしまった。
テレビを遅くまで見て、普段では見ないつまらない番組を見終わり、寝る事にしたが何か変である。いつも傍に居る者が居ないという事が、部屋の広さを広く感じさせ、話し相手の居ない空虚感が漂よい、普段気にしない虫の音色が耳につき寝入りを邪魔する。


朝はゆっくりだ。勝手気ままに過ごせる一日がスタートする。
誰に起こされる事も無く、7時頃もそもそと這い出してコメの在りかを探す。
米を研ぐぐらい手慣れたものだが、最近ガスコンロで直接炊くようになったので戸惑う。
釜をコンロにセットして置いて、ごみの搬出をして来る。
苦瓜に定例の水遣りをして、お茶を入れて飲む。
それから血圧の測定をする。ここまでは何時ものコースである。
豆腐の味噌汁は順調に出来る。味付けには自信がある。
野菜、野菜、何が無くても野菜だけは食べてよ。
子供じゃないんだから、言われなくても分かっている、と言いたいがこれが結構面倒である。
生は嫌だが、茹でるのが面倒。
トマトがある。それにする。
キャベツなどを昼に食べる事にして、しゃけを焼いて一品点ける。
やはり水加減が悪かったせいか、固めの飯が炊けてしまった。


昼の買い出しにコンビニに出掛ける。
かぼちゃの煮付け、ポテトサラダ、キャベツを摂らなければと「大葉とツナ大根・・・サラダ」、この・・・のところを読み落とし、てっきりそこにキャベツが敷き詰められていると思い込み買い込んでしまったが、それはパスタであった。
ミステークだが返品する訳にも行かず、食べざるを得ない。
しかし、コンビニにはあらゆる惣菜が用意され、独り身用に小パックされているのには驚きである。

昼食を摂った後気づいた。血圧の薬を飲む事を。
何時も口煩く言われていたのが言われなかったため、飲み忘れたのだ。


買物は楽しい、こんな楽しい事を女性だけに任せて置くのはもったいない事だと、女性問題評論家の樋口恵子さんが話していたのを聞いた事がある。
と思っても紙切れに買い物メニューが書かれ、千円札を何枚か渡され裁量権の無い買い物では楽しみはない。
小僧の使い走りじゃないぞ!と言いたいがぐっと我慢。
また、金額も不足する事はあっても余る事がないから、余分なものは買えないようになっている。主婦の感はすごい。
そのうえ、品物の在りか、良し悪しの見分け方まで指示されて出かける。
二足歩行、言語認識、自力走行ロボットだ。


夕刻に電話が鳴り、到着時間の指示である。
その通り間に合わせないと何を言われるか知れたものではない。この炎天下であるから尚更である。
夕食は女房殿の手作りに「美味いね、味も丁度だ。」
やはり食事は女房に限る。


ああ、やんぬるかな。こうして秋の夜は更け、こうして二日間は無事過ぎたのである。
こんな生活は観音様の手の掌で立ち騒ぐ孫悟空の様なもので、大の男一匹こんな事で好いのか、などと自問自答するが直ぐ忘れてしまう。


慣れは恐ろしい。

2012年9月8日土曜日

Word2010からBloggerへ投稿


Word2010から「パソ爺」のブログに登録する事が出来たが、写真はどこかに行ってしまったようだ。
どうすれば丸く切り取った写真を載せられるか、今夜は眠れない、と思ったら気付いた。
手順
【挿入】→【図形】→【Shiftキー+円/楕円】で丸を書きます。
コンテキストツールバー【描画ツール書式】→【図形の塗りつぶし】→【図】→【ピクチャライブラリから図を選択】右はサンプルピクチャーからの図です。

この図を【コピー】で、ペイントを起動し【貼り付け】、【名前を付けて保存】しピクチャーに保存し、後はブログに【貼り付け】るだけですが、手間が掛かりますが画像加工がWordの図形で出来ることが簡単です。
また、操作して居て気付いた事ですが、書体とサイズが自由になる事です。

WordからBlogへの投稿手順
【ファイルタブ】→【保存と送信】→【ブログの投稿として発行】をクリック→【ブログの投稿として発行】アイコンをクリック
入力画面で「タイトル」入力→【ブログの投稿として発行▼】→【下書きとして発行】を選択→「ユーザー名」「パスワード」入力で終了
ブログの下書きに保存される。
OKなら公開する。

2012年9月5日水曜日

心頭滅却すれど

時は戦国時代、甲斐国(山梨県)のお寺の住職が、織田信長の軍勢に焼き討ちにされた時の辞世として「安禅必ずしも山水を用いず、心頭滅却すれば火も亦た涼し」と詠みながら焼死した、と伝えられている。
真偽の程はいざ知らず、この暑さは9月になっても衰える事が無く、この心境には到底至る事は出来そうもない。

女子レスリングの浜口パパとスギちゃん風に言わせて貰えれば「限界だ!限界だ!」だゼえ~。

Mネットのパソコンボランティアは8月の盆期間に休む以外は講座を開講して居るが、会員の中からは「電力事情も悪い中だし、暑さで受講者に事故が出ても困るから・・・・」と、8月は夏休みにしてはどうかの意見がちらほらと出ている。
「我々高齢者パソコンを8月一杯休講にするだけでも、原子力発電所の稼働を遅らせることができるのなら」の崇高な理念と、生産性の乏しい高齢者のパソコン学習でも有るので、来年は実現したいと考えている。
なにしろ、お借りしている生涯学習館は、パソコンから発する熱と受講者の体温と厚手のカーテンで締め切っているから、空調2台と扇風機がフル稼働しても30度を超える室温となり、年寄りの集団日干しが出来そうな状態である。
家でゴロゴロして居てもそれ以上の暑さだから、生涯学習館に来ている方が涼しいのであるが、それでも暑い中の勉強で有る。

毎年ゴーヤのカーテンを張りめぐらせているのだが、この高温少雨では水の補給が大変である。
隣の新宅1か所、自宅3か所にポリバケツに3.4杯、約40リットル以上の水くれを毎日の日課としなければならない。
因みに、市水道の口径が20mmの場合、水道料は1立法メートル当たり単純計算で229円となる。
この場合、地中に水を浸み込ませても下水道料金はカウントされる。
1立法メートルは1000リットルだから1000分の40として計算すれば、約9円・・・・1か月270円、合ってるかな?
小学生の計算に自信が無くなっていると言う事は、学校の勉強が出来無かったせいか。
はたまた、算数は四則演算が出来ればいいのであって、余り実生活に役立たない方程式や何かに時間を割き過ぎた為か。

しかしこうしても秋は静かに忍び寄っている。
夜半に聞こえる虫の声。
余り音色のよい虫は居ないが、ひときわ声高なのがコオロギである。
このコオロギが鳴き出せば確実に秋の気配である。

話題は飛躍するが、宮崎の高千穂鉄道が台風の為流失する前年に旅した事があった。
延岡から軽便鉄道で高千穂まで行くのだが、竹寿司駅弁と言うものが有り、孟宗竹の根元を輪切りにした中に筍などを中心にしたチラシ寿司風の弁当で有った様な記憶が有る。
それを食べながら車窓から川沿いの風景を眺めていたが、女性の車掌さんが車内案内をしていたので、その折何気なく胸元の名札を見たら「興梠(こうろぎ)」という苗字で有った。
珍しいので記憶していたが、驚いた事に高千穂町を散策したらあちこちに同姓の表札が有るのに二度びっくり。

興梠(こうろぎ、こおろぎ、こうろき )
漢字・読みともに希少かつ難しいが、宮崎県の高千穂や五ヶ瀬、熊本県の阿蘇では比較的多く見られる。
「梠」とは「軒」の意味であり、「興梠」とは「軒のあがった家(立派な家)」を指すとされる。
日本神話の「神呂木(カムロギ、カムロミ)」に由来すると云われる。インターネット検索

その上、正月でもないのに家々には注連飾りが吊り下げられている。
地元の人に聞いて見たら、一年中軒先に飾り付けているのだとか。
この地は天孫降臨の言い伝えが有るので、  神様が一年中在わすのであろうか。
天岩戸を神社から参拝したが、対岸の崖にあるらしいのだが木々が茂り窺う事が出来ない。
天照大神様、もう少し太陽の調節をお願いします。正に神頼み。

まあ何とかこの夏も過ごせるか。