2016年7月20日水曜日

10人十色のインターネット学習

19Sectionからなるインターネット検索カリキュラムが終了した。
5月の11日から毎週水曜午前に10回に掛けていろいろな検索方法を学習した。
中には、構文を入れて検索する特殊なものもあった。

しかし、中高年初心者が難しい検索など必要はないから、そこは簡単に飛ばし実用的なものに絞っての検索学習となった。
特に最近の検索方法は、URLの入力など必要とせず、利用者にとって使い易くなっている。
検索したい文言を入れるだけで必要項目が表示されてくる。

残念なのは、学習施設のインターネット環境がADSL回線1本に40人近くのパソコンが接続されているからレスポンスタイムの長い事、最悪不通となってしまうことがしばしばで生徒さんに不便を掛けてしまっている。
今日も、これまでの学習の総括としてここ1週間のインターネット利用体験を発表して貰うことになっていたが、初っ端から不通となってしまった。

体験談だから通じていなくても構わないので、端から順に発表して頂く。
最初の人は、地元のスーパーでの特価情報を調べたとのこと。
ダンスの講師をしている方は、社交ダンスルンバと入力して、Youtubeの動画を表示させ、学習の手助けにした。
プロゴルファーの年俸ランキングを調べたり、趣味のキルトで展示会場を調べて出掛けて来たという話も出て来た。
また、採れ過ぎる胡瓜のレシピーを検索した人、Windows10のアップグレードが原因でプリンターの無線接続が出来なくなり、インターネットで調べ捲くったという人もいた。

中には、インターネットに掛かり切りになり、夕食の準備でご亭主と揉めたという人もいた。
その他、書道に関する漢詩を調べたり、言葉検索として「支援金と義援金」の違い、遠くに暮らす子供の住所を入力して地図を表示したり、さらに進んだ人はストリートビューで周辺を見渡していた人もいた。
面白い例として、近接するフード店の公衆無線電波を受信してインターネットを利用しているとか、スマホ検索が主で、韓流ドラマの先読みを見て安心するとか、かなりししたたかに使っている事が分かり、検索講座の効果だ有ったかと安心する。

しかし、注意しなければばらない話も発表された。
有料サイトの見分け方である。
悪戯にアカウント設定や、商品購入でのクレジットカード番号の入力などは、慎重にサイトの良し悪し、信用度に依る事を話す。
こうして聞いてみると、インターネットの利用も多種多様で、これからの時代の先駆けになる学習に発展する予感を感じさせる講座になった様な気がする。

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