2016年7月19日火曜日

Windows10は等しくアップグレードせず

自主運営クラブ「WPCひろせ」の内山代表の要請があり、中島さんと支援講座を開催する。
18日の祝日にも拘らず、会員全員が絣の郷へ集合。
しかし、内部の連絡不徹底のためかパソコンを持参をした人は数人で、後はスクリーン画面を見て説明を聞くだけとなってしまった。
要請内容は、今月29日に無料アップグレード期間が満了する前にWindows10のアップグレードをどうするかの意思決定をしたいという。
そこで話したのは、アップグレードをするしないは自己決定、自己責任であり、Ⅿネットとしては助言をするだけであること。
また、したいが出来ないパソコンがある事、必ずしもしなければならないものではなく、Windows7の場合は2020年1月までサポートの延長があり、8.1は2023年1月までとなっている。
その後使用する場合はセキュリテーの保証が無くなるので、インターネットやメールを使う場合は公共施設回線への接続はご遠慮いただく事になるので注意すること。


ではどのようにしてアップグレードするか、その前に自分のパソコンの事情を知らなければならない。まず、メーカによって異なるが、製造年月が2013年以降で、型式などがWindows10のアップグレード適応機種とアナウンスされているパソコンはアップグレード出来るので無償期間を経過してしまうと無償の権利をなくしてしまう不利益が発生する。


反対に、Vista以前は当然ながら対応外であるが、Windows7でもメーカーが対応外機種としているパソコンはアップグレードが出来ないが、出来る場合もあるのが悩ましい現象である。
ただこの場合、以後トラブル発生してもメーカー保証とならない。
メーカーのホームページで自分のパソコンの状況を調べて判断するのが先決である事を説明。
こうした話をした後、Windows10の実際の使用例を紹介し、何処が変わって優れたOSになったかを画面説明する。
こうした場合、誤解を与える表現は避け、あくまで客観的に話すようにしなければならないと心掛けた積りだが、どこまで理解して頂いたか。

個人的な見解としては、スタートアップ画面の改良、音声認識検索コルタナ、新しくインターネットブラウザーEdge、生体認証機能、アクションセンターに機能が纏められた事などが初心者として関心がある点であろう。
バックアップはどうするか、との質問が出たが、大事な写真、文書記録などはUSBに移すなどして置き、システムのバックアップをとるか否かは一概に言えない事を話す。
慣れない人が、それもHDDのクリーンアップやデフラグも満足に出来ない人がバックアップなどに取り組み、失敗するのが落ちと思うは失礼か。
CDに5・6枚になるであろうボリューウムを復元するのも大変な作業となる。
これまでの例を見たり聞いたりすると、Windows10のアップグレードが出来なかった場合は元に戻る事になっている。
若干のトラブルも出たが、そこだけ修復すればWindows7として使っているケースがあるので、むしろバックアップのトラブルを考えれば心配する声も取り越し苦労と思う。

パソコンを持参しない人に、Windows10のアップグレードの話をするのは難儀である。

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