2013年12月13日金曜日

芸人政治家もどきに迷わされる選挙民

都知事がお金の問題で苦境に立たされている。
庶民感覚からすれば、5千万円からの大金を無利息、期限なしで収入印紙も貼られていない紙ぺっら1枚を、借用書と言って振りかざしても誰が信用するだろうか。
政治献金であったことは間違いない。
発覚した時点で事実として認め、記載漏れかなんかにすればこれ程にはならなかったのではと思う。策士策に溺れた感がある。
政治評論家などと称して、政治を斜めに切り込んでは論評する姿勢は仮の姿で、内実は野心の塊で、権力志向の強い人だったのかもしれない。
都民は仮の姿に惑わされて投票してしまったのだ。

M、此れもテレビの中の仮の姿に拍手喝さいをして居たに過ぎない。
不肖の倅が問題ではない。
その対応が余りに身勝手な発言で、視聴者は真の姿に気づかされたのだ。

又ゾロ出て来たのがH議員だ。
維新の会との方向が合わなくなった、長老支配に疑問がある、とか何とか言って辞職願を出した。
都知事が時間の問題と、読んでの行動であることは間違いない。
ハイエナのような男だ。

こうした一連の現象は、テレビに露出するかどうかで起きるような気がする。
タレント知事がテレビで発言し、セールスをすると県が目立ち、知事も何かと話題にされる。
任期途中で鞍替えされる県民こそ馬鹿を見る事になる。

千葉県のM知事なども、TBSラジオに出まくって県のPRと自己PRしている。
此れでは毎週の様にラジオを通して選挙活動をしている、と言わざるを得ない。

最たるものは、大阪である。
大阪都構想を叫んで府知事になると、府内の都市連合を作るとか言って、途中で市長に鞍替えし内部から作り変えさせようと目論んでいる。
これなどもスタートはテレビの出演者として目立ち、その虚像に投票したに過ぎない。
大阪は、昔、ノックなどと言う訳の分らないのを参議員にしたり知事にしたりして、挙句の果てに選挙運動中に宣伝カーの中で女性運動員に猥褻な事をしたとして辞任した。

テレビも、新聞も、週刊誌も人が作るもので、多分に主観が入り込み、人気取り番組になりがちである事は否めない。
人気がある番組だからと言って、そこに出演している人が、役者の真の姿を体現している訳では無く、演じているに過ぎない事に気づくべきであろうし、その様に観て居なければならないのだと思う。
嘘なのだと。

こう見て来ると、日本は洒落で選挙をする民なのか、と疑わざるを得ない。
片や一票の格差を問題にして、選挙を無効と叫んでいる。
愚民選挙に等しい選挙結果に時間と労力と税金を使って裁判に持ち込むより、選挙がどうあるべきなのかを論じたい。
テレビ出演をした人の立候補は、何年間禁止するとか、タレント政治家はテレビのバライテェに出演させない事、などなどを検討すべきと思うが、痴呆爺さんの妄言か。




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