2013年3月19日火曜日

年年歳歳

「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」
今年も玄関の脇に植えてある躑躅が花を咲かせた。
毎年、花後の芽かきをして居るためか、満開の花を咲かせる。
しかし、人間の生き様は自然の様には行かない。

唐突に物事が発生する。
人生何の苦労もなく終えんを迎える事の難しさ。
自らに、家族に、知り合いにと、病気や生活苦、トラブルに事故等々、生きて行くうえで避けられない事である。

歳と共に肉体と精神が衰え、ストレスに弱くなって来ている。
老人性鬱が多くなって来ている、と言われているのもこのためかもしれない。
先日、知り合いの女性がFacebookの投稿で、1週間で北は北海道から南は熊本県にと、講演をして歩かれた様子が事細かに書かれていましたが、行く先々でご当地グルメを味わっておられた。
健康でなければ出来ない行動であり、食べて飲んで、仕事もこなして行くバイタリティは何処から来るのであろうか。
若さだけでなく、人生ボジティブに受け止められ、後顧に憂い無き環境が推進させるのでは、と思わざるを得ない印象を受けた。
この方のお知り合いも、資格取得に挑戦したり、短歌を投稿したりと前向きな方が多い。

先日も来年度の初心者講座受講者選考を行ったが、選考基準を巡り侃々諤々と論議が交わされたが、我々ロートル組は傍観するのみの聞き役に回っている。
煩わしい事に対処する気力が払底しているのか、エンジンが掛からないのである。
日々惰性、マンネリ、ご都合主義、皆様並み、人の言うなり、自主性欠如等々、どれも該当する。
此れじゃ駄目である。
生きている間は人間らしく、自己を確立出来る人生観を持たなければならないと、鞭打つ昨今であるがどうかな。

1 件のコメント:

  1. 人間の若さは、年齢でなく気持ちの持ち方だと思います。近藤先生は、常に若々しい気持ちで、何事にもチャレンジされていると思います。

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