2013年8月14日水曜日

歳の差パソコン教室顛末記①


8月7日(水)新機軸「新栄町こどもパソコン教室」の初日である。
担当は、近藤、大村、高橋(敏)、板垣の4人。それに地元から「さわやかパソコン」の大島さん。
参加者の学年構成は、小学1年生1名・小学2年生3名・小学4年生2名・小学5年生3名・小学6年生1名で、適当にバラケているがどのような応募状況で有ったか不明。
机の並びはサポートしやすいように低学年は後ろの一人席と通路側に座らせ、高学年は余りサポートの必要が無いと考え前の方に着席させた。

「こんにちは~」
「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」「・・・」
ま黒い顔が緊張している。
「あれ?元気がないな〜、もう一度こんにちは〜」
「コンニチハ」
「今日から4日間、皆さんと一緒にパソコンの勉強をする、お爺ちゃんとお婆ちゃんです。
皆はパソコンが好きかい?」
「は~い」
「お家でパソコンを動かしている子はいるかな?」
手を挙げたのは高学年の2人。
「学校では出来れば手を挙げますが、ここでは分からなくなったら手を挙げるんですよ」
子供達は一瞬理解に苦しんでいるようだ。
最後に今回の注意事項、特に水分補給や体調不調を感じたら早めに手を挙げるよう念を押し、更にパソコン周りで遊び回らないよう約束をさせる。

最初はマウスに慣れて貰う為に、「もぐら叩き」ゲームをする。
低学年の慣れない子はマウスの持ち方がぎこちない。
だからなかなかヒットしないが、要領を覚えてしまうと速い。
この辺が中高年者と違うとこで、初級から中級までの出題にパーフェクトを連発しだし、歓声を上げはじめる。ようやく本来の姿が出てきた。
 

45分して休憩。
うるさい、うるさい、注意事項などすっかり忘れ、教室中を走り回っている。
コードに躓き怪我などしないか、机を倒してパソコンを落下させやしないかと、気が休まる暇がない。
「ほらほら、こっちに来てはいけないでしょう。もっと静かにしなさい」そんな声どこ吹く風で会議所の中を走り回る。



学校の先生も大変な労力を必要とするものだと、変な同情をする。

2時限目は、明日のWordの手解きとして図形の紹介と色づけをさせる。
結構興味があるらしく、一人でいろいろな事をしている。
この辺は勝手気ままにさせるのが良いと思い、分からなとこだけ指導するようにする。
結構独創的な図案を作る子もいる。
今日はMネットの懇親会のため2時限で終了。
育成会の皆さんに後片付けを指導し、第1日目を早々に引き上げる。

8月8日(木)、担当は菊池、中島、高橋(百)、星野。
5年生および6年生が臨海学校のため不参加で4年生以下の5人が出席。
学習は予定通りWordでアンパンマンを描き、それぞれUSBに保存するまでを行う。
パソコンのナンバーとUSBのナンバーは一致させ、名前を作品の中に入力させた。
   文字入力は「ジャストスマイル」のかな入力で教わっているから、IMEのローマ字入力に時間が掛かる。
 
子どもたちは黙々と作業してゆくのでメイン講師からは進捗状況が把握しづらいけれど、未だ習っていない文字入力を除けば「理解も早いし、手際も良い」というのが印象。
低学年が中心の参加者であるが、教え甲斐がある一日となった。
休憩時間の騒々しさは、並大抵の煩さではない。
会議所中を校庭のように遊び回る熱気がすごい。

3 件のコメント:

  1. 近藤先生を初めとしてMネットの先生方には、暑い中大変お疲れ様です。小さい子供さんに教えるのは、中高年とは違った難しさがあると思います。Mネットの先生方の熱意には頭が下がります。

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    1. ひろしさん
      熱意なんてものじゃないですが、暑さには閉口です。
      初めての事で暗中模索の感が有り、子供達には気の毒をさせてしまっています。
      今後継続するか否か、最終日にアンケートを取ったり、区長を始め育成会の意見を聞きたいと思います。

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  2. 暑い中、本当にお疲れ様です。たまに預かる2人の孫で、何時も悲鳴を上げていますので。
    子供達の、休憩時の、騒々しさ、伝わってきます。
    保護者の方々にとっては、良い経験をさせて頂いて、喜んでいるのではないでしょうか。

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