2013年4月5日金曜日

時代はまわる

中島みゆきの歌に【時代】と言うヒット曲がある。
歌詞が良い。
最後の詞に
「まわるまわる時代はまわる
別れと出会いをくり返し
今日は倒れた旅人たちも
生まれ変わって歩き出すよ」
今日、公民館でこの歌に合う情景に出会い、思い出した。

この3月末、公民館主事を長年務められたY女史が定年退職したとの報に接し、気持ち寂しく思っていたら事務引き継ぎで公民館に来て居り、お世話になったお礼を述べる事が出来た。
Y女史が入職したのがパソ爺達が組合活動に熱を上げていた時分だった。
彼女は、秘書課に配属され実に爽やかな印象を与えていた。
気さくで、気配りが上手だから、誰にも好かれていた。
組合活動で勇み足をして、市長室に呼びつけられてお説教をされていた時も、お茶を出してくれたりしてこちらの気持ちを和ませてくれた。
その後、良縁に恵まれ職場結婚をした。
その彼女が4・5年前、公民館に異動されて以来、いろいろお世話になるようになった。
昔ながらの気配りは健在で、来館する人に好印象を与えていた。
その人が60歳で定年と聞き、時代の過ぎゆく速さを痛感し、出会いと別れが織りなす人生を感じざるを得なかった。

そうこうして帰る公民館の廊下で、再び偶然ともいえる出会いと過ぎ去った人生を思い出すことになった。
水道局時代の若手の職員だったK君である。
元気が良く、野球も捕手を受け持っていた。
その彼が、市の文書配達をしているので何故かと尋ねたら、定年退職後の職場だと言う。
今年60歳を迎え、再就職が教育委員会の文書配達との事。
パソ爺の感覚では、若い頃のフットワークの良い、キレのある受け答えをしていた若者の印象が強く、自分の歳の過ぎたことを忘れていた。
記憶では、どこかの課長で事務職になっていた。

この様に、今日は三郷文化財保存会の会議に出席したお蔭で、青春時代の一ページを開く事が出来た。

3 件のコメント:

  1. ふとしたことで、あっという間に過ぎ去った青春時代が蘇ることがあるのですね。この様な話を聞くと、懐かしい青春時代が走馬灯のように浮かんできます。

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    1. どうも最近は懐古趣味的なブログが多くなって来ました。

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  2. 年を重ねると月日の経つのが早く感じますね。其のために、色んな事が懐かしく思い出されるのかな? なんて、感じるこの頃です。

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