2013年5月15日水曜日

犬の胃腸障害?

柴もどき「コロ」の具合が悪い。
日曜日の便が真っ黒だったのが気になって居たが、翌日の朝、小屋の周りに嘔吐した痕跡が数か所あるので、異常に気づいた。
こんな事は無かったのにと、気にしながらも連れ出すと嬉しそうに散歩に出掛ける。
しかし、途中でやたらと稲もどきの草葉を食いちぎり、飲み込んでは嘔吐を繰り返すので短時間で切り上げて戻る。
その内、真っ黄色な物から赤いものが混じった吐しゃ物が出る様になってしまった。

「コロ」は、躾が悪いから拾い食いをする。
その素早い事、あっという間に口に入れ飲み込んでしまう。
そんな犬だから悪い物でも食ってしまったのかと、暫く様子を見ていたが落ち着いた様なので一安心していたが、明けて今朝になって見ると、又、小屋の周りに吐しゃ物が数か所ある。

早速インターネットで調べてみると、いろいろな症状が有り、その中で一番適合して居るのが胃腸障害である。
ゆるいが便は出るので、腸捻転では無さそうだ。
胃の病気、それも胃潰瘍らしいと診断する。
暫く絶食にして様子を見る事にした。

しかし、犬の習性とは言え悲しいものだと気付かされた。
具合が悪くて小屋の中でぐったりしているのに、見知らぬ物音に気付くと猛烈に吠えたてるのだ。
人間ならそんな事はしないで、布団にもぐったままである。
常に周囲の物音を警戒している。
それも絶食状態に有るにも拘らず、小屋から飛び出して吠える。
「良いよ、良いよ、安静にして小屋の中に戻れ」と、号令すると不承不承の仕草で小屋に入る。

夕方になって、本来の飼い主である嫁が掛り付けの獣医に電話で相談したところ、犬の胃腸障害が流行っているとの事。さしずめ、人間なら「嘔吐下痢症」か「ノロウイルス」にでもなるのか。
その嫁と、孫が押さえつけ役として2人で獣医に連れて行き、注射を一本打って貰い、飲み薬を3日分調剤して貰って帰って来た。
今夜は卵入りお粥を作り、錠剤を混ぜて食べさせて見た。
明日の朝どういう状態となっているか心配事が絶えないが、口に出さないだけ不憫なもので、やれるだけのことはしてやりたいと思っている。

3 件のコメント:

  1. 自宅で一緒に生活している愛犬を、自分の家族と同じように、優しく接する近藤先生の人柄に、大変感動いたしました。コロちゃんが一日も早く回復することをお祈りしています。

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  2. 物言えない動物だけに心配ですね。早く良くなると好いですね。家族皆さんの沢山の愛情もきっと良い薬に成ると思います。今年の温度差の激しい異常気象は体調不良を訴える人が沢山居るみたいですね。

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    1. 犬でも猫でも具合が悪くなると始末が悪いです。症状が出なければ判断のしようが無いから、重症になってしまうらしいです。
      頭が痛いの、腹が痛いとか言えば分るのですが、最後の最後まで頑張ってしまうのが動物なのですね。
      もっとも野生の場合、倒れてしまえば他の動物の餌食になってしまうわけでしょうから。

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