2013年6月23日日曜日

慌て者、粗忽者、いや注意力散漫人間でしょう

学習館での「初心者講座」が上手く行き、意気揚々とした気持ちがそうさせたのか、何れにしても恥ずかしい出来事を起こしてしまった。

信号で止まっていると、ガソリンスタンドの店員が遠くから何やら叫んでいる。
自動車の上を指さし、「サンダル、サンダル」と言っているようだ。
咄嗟にウインドウを下げ、手を伸ばして気づいた。
学習館で自動車に乗り込む際、上履きサンダルを運転席の上に乗せたままドアーを閉めてしまったのだ。
カーブや段差が数か所有ったのに振り落とされずに、よくぞしがみ付いていたものである。
丁度、赤信号で停った場所の親切な店員が教えてくれたお蔭で事無きを得たが、このまま運転を続けていれば何処かで落ちてしまったに違いない。良くお礼を言って発進したが、面目ない仕儀と相成った日で、それまでの昂揚気分がしぼんでしまった。

こうした事はコインランドリーでもあった。
一度は、二段になっている乾燥ドラムの下のドラムに洗濯物を放り込みドアーを閉め、目の前のコイン投入口に100円玉を5枚を入れた。
が動かない。あれ?どうしたと、ドラムを叩いたりドアーの開け閉めを繰り返すがウンともスンとも動かない。
管理人の電話番号を探すが、何処にも表示されていないので聞く事が出来ない。
こうして彼方此方見回している内に、はたと気付いた。
コインを入れた投入口は上のドラム用で、洗濯物は下のドラムに入れたのだ。
上のドラムのコイン投入口は下で、下のドラムのコイン投入口は上になっている。
近接して有ったのを気づかず、目に入った位置がそうであると早合点して投入してしまったのだ。

それに輪を掛けるチョンボをしてしまった。
人に見られないうちにと、慌てて下用の投入口にコインを再投入して動かした。
しかし、冷静になって考えれば分る事だが、空のドラムはドアーが占めていなかったから、動いていない。
そこに洗濯物を下から入れ替えれば、再びコインを入れる必要はなかったのだ。
何と言う愚かなことか、後悔先に立たずで誤投入してしまったコインは戻らない。
次の人が使うときに表示が入金になっているので、不審に思いながらもタダで使ってしまったであろうと、悔しい限りである。

別なコインランドリでも似たような無駄な使い方をしてしまった。
よくよく見て居れば分る事だが、何処の店の料金も洗濯物の重量でドラム側が分かれていたのだが、注意力散漫爺さんは確認もせずに入れ易いドラムに入れるのが当たり前の行動である。
後ろに座っていた女性が「あ!」と声を上げたので、「なんですか?」と振り向いて尋ねたが、「いいえ」と言ってかぶりを振っている。
そのまま作業続行して回転させてから、再び尋ねて見た。
「お宅さんの入れたドラムは毛布用です」と来たもんだ。
あの時、何故そういわないんだ、と思ったが既に遅し。
言われてドラムの表示を見れば、三種類のドラムが有り25kg用は100円で8分、13kgが10分、9kgは12分とある。
爺さん、姿勢を屈めないでドラムが操作し易い事だけを考え、25kg用のドラムに投入していた。
表示までは見ていなかった。
40分乾燥させてその差?円、こんな算術も出来ない。
主婦は使い分けているのだ。にわか主夫は到底その域には到達できない。

結論、注意力散漫人間のため、こうした失敗をするのであろう。
自動車運転は注意の上に注意するしかない。
いっそ歩きで学習館に行こうか。

3 件のコメント:

  1. 注意力散漫はだれにもあることです。先生のブログを読んで注意力を高めていこうと思いました。

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  2. 読ませて頂きながらうん、うん、と頷いて仕舞いました。オッチョコチョイのうえ、
    注意散漫で、何時も、失敗しています。車の運転だけは、念には念を入れて、
    注意しなければと日々自分に言い聞かせています。

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    1. 時として慢心する悪い癖が有るためです。
      死ぬまで直らない事と諦めの心境です。

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