2013年2月15日金曜日

PC2011でWord2010の応用講座

PC2011の講座で使用していたテキストがほぼ終了したので、応用操作を紹介する事にした。
テキストが無いので、手製のプリントを作成しなければならない。
最近はこれが難儀で、作る根気が出ないため気の熟するのを待って作る事にしている。
手製プリントは、作ってはテストをし、手直しをしてまた作る、この繰り返しだから時間が掛かる。
この作業は、Mネットの講師陣それぞれが工夫しているので、横の連携が少なく、講座の進め方の流儀が違うから会としては効率が悪い。
従って市販テキストに頼らざるを得なくなってくるが、詳細に説明しようとすると、どうしても手作りが必要となってしまう。
以下は、PC2011で使用したものである。


長尺用紙に印刷(Word2007&2010の場合
一般的にパソコンで使用できる用紙の最大はA3です。家庭用プリンターもその程度です。
しかし、Wordの用紙サイズには[サイズを指定]という項目があり、これを利用して長尺用紙に印刷が出来ます。
長尺用紙と言っても、A4を縦に貼り合わせて縦590mm、横210mmの用紙を作成して、書き初めや、和歌などを書き連ねるものです。ロール用紙などを使うのはプリンター自体が違いますし、レイアウト設定も異なってきます。
   [ ページレイアウト]⇒[サイズ]▼をクリック、[その他の用紙サイズ(A]をクリック、右図のページ設定のダイアログを表示させ、[用紙]タブをクリック。

   [高さ]に仮数字[900]を半角で入力。

   Wordの高さ上限値が表示されるので、最大値[558.7]と置き換えて、[用紙サイズ(R)]▼で[サイズを指定]を選択します。

   [文字数と行数]に切り替えて[文字方向]⇒[縦]にする。

   [余白]に切り替えて[印刷の向き]⇒[縦]を選択します。

   [表示]タブをクリック、[ズーム]と選び、[ズーム]ダイアログで[ページ全体を表示]を選択して[OK]します。

   縦書きテキストボックスで文字を入力します。

   [挿入]タブから[テキストボックス]⇒[縦書き]を選びます。

   十字ポインターにしたまま、用紙の左上隅から右下隅に長方形を書きます。

   [フォント]⇒[行書体]、[サイズ]⇒[200]と入力して[Enter]キーを押します。

説明を追加
「あけまして/おめでとう」の文字を2行に入力してみましょう。この時、テキストボックスの枠線を消すことを忘れないようにします。大きいサイズの文字を使うと行間が空くので、行間設定で[固定値]を選び、行間を文字サイズより小さく[150]に設定すると行間が狭まります。右図

フォントサイズを最大にした場合、
用紙も最大にしてレイアウトし、

ポスター印刷をする。


    
 



 

印刷は、プロパティの「用紙サイズ」及び[出力用紙サイズ]を[ユーザー定義]に設定し、最大値に指定して印刷します。プリンターの用紙入れの長さが足りないので押さえながら印刷をしないとジャムる事が有るので注意しましょう。 

2 件のコメント:

  1. 応用手法公開していただきありがとうございます。勉強になります。挑戦したいと思います。

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  2. お役に立てば幸いです。
    説明不足の箇所があると思いますが、ご勘弁を。

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