2010年10月6日水曜日

パソコンボランティアレベルアップ講習会

中高年者による中高年者のためのパソコンボランティア活動の事は既に紹介済みであるが、パソコンを取り巻く環境は日進月歩と言っても言い過ぎでなく、パソコン自体の機能の進化、それを動かす最新プログラムへの更新等々、毎年の様に次から次と発表されている。
新しいもの、機能の向上したものをと追い求めて行ったら際限が無く、年金者には不可能である。

そこでパソ爺の所属する団体では、年に1度最新技術の勉強会をプロの講師を招聘して実施している。
Vistaが発売されれば実地講習会を開催し、Office10が発表されればOffice7との違いを習う。
こうしてその時宜のトレンディなテーマを設定してレベルアップを図り、マンネリ化しない努力を続けている。

今回は、ハードを中心とした講習会を予定している。
Hp製のノートパソコンを分解して、各パーツを目で確認し、その機能と役割などを知ってもらい、具体的にはメモリーの増設とか、ハードディスクの交換、ハードディスクのデフラグやクリーンアップ、更には、リカバリーの方法等に付いて専門技術者から教授して貰う事にしている。

一口にパソコンボランティア活動と言っても、このような努力と日々の研鑽を疎かにしては、単に陳腐化した時代錯誤の知識を振り撒くものとなってしまう。

この他にも、250人の受講生を対象に年に一度の集合研修会を開催している。
一般参加者を合わせると400人近い人が市の文化会館小ホールを埋めてくれる。
2010年3月26日に第7回目の「シニアパソコンフォーラム」を開催した。
三遊亭圓丈師門下の三遊亭ぬう生様にご出演頂き、パソコンの話題を織り交ぜての落語と古典落語を1時間50分に亘り賑わしてくれた。

今回は、2011年3月中旬開催予定で準備を開始しているが、セキュリティ問題と悪徳詐欺商法防止対策をテーマにするべく講師の選定をしているが、悲しいかな、ボランティア団体は財政難のため薄謝程度しか準備できないのが弱みである。
過去には、世田谷のコンピュータおばあちゃん事、大川加代子様、つい最近ではNHKの中高年パソコン塾講師の佐々木博様にご出演して頂き好評を博しているが、遠い所お出で頂くのにボランティア謝金しかお支払い出来ず申し訳なく思っている。
また、このフォーラムの基本講演をして貰うのは根岸泰子様で、マイクロソフトのMOTの資格を持ち当団体の顧問をして頂いている。

このフォーラムが継続出来るのはこうした皆様のお陰と、群馬県長寿社会づくり財団及び伊勢崎市社会福祉協議会の支援に負うところが大きい。
そして何よりもこの活動が続けられているのは、伊勢崎市教育委員会が施設と設備を無料開放して呉れている事に他ならない。
全てに感謝感謝である。

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