2015年6月4日木曜日

FOM出版が誤配送するとは

6月からの木曜クラブはWordの応用を学ぶ事になり、事前にテキストを購入して下調べをする。
富士通系列のFOM出版から平成15年に発行された、「趣味発見!ワード2013チャレンジ編」が難しくなく、と言って入門編よりレベルが高いテキストである。
お定まりの題材は会社のホームページからダウンロードして使用する。
Wordに差し込む絵柄である。
文言は全て入力するから練習になる。

クラブの会長に直接見本を渡し、此れと同じ本を18冊注文購入をする様に依頼する。
その後の手続きは知る由もないが、話の様子で「市民病院」前の文真堂に注文して来たとの事であった。
それが5月中旬で、現物が渡されたのが下旬の事であった。
箱詰めされた状態で持参して来たのを開封し、生徒さんに手渡された。

その本で本日から勉強する事になった。
最初が肝心だから、見出しから丁寧に説明を始めた。
何を作るか。5点の作品と、4点の特集と7点の更なるチャレンジ作品。
テキストの記述の説明とソフトの製品説明並びに学習環境であるWindows8.1、Office2013を解説し、、Windows7とOffice2010との違いを話す。

しかし、反応が様々であるのに気づく。
3列と4列の生徒さんは頷きながら聞いているが、1列、2列目の生徒さんは本のページを捲ったり何かを探しているようで落ち着いて聞いていない。
そのうち元気のいい生徒が、先生の説明と本が違うと声を上げた。
そんな事は無いと、自分の本の表紙を高く掲げ見せたところ、表紙が違うとの事。

1列目の前に座っている生徒の本を確認すると、チャレンジ編でなく初心者編である。
Wordのイロハから始まる本である。
結果的に、1列2列の生徒には初心者編が手渡されていたのだった。
間違って納品されてしまったらしい。
勿論回収し、注文した会長が責任を持って文真堂に掛け合う事になった。

それにしても、同じような装丁でチャレンジ編と初心者編の題字だけで見分け無ければならない程似ているが、保管倉庫は別々に区分され仕分ける係員が何故間違ってしまったのか理解に苦しむ出来事背ある。
FOM出版の明らかな管理上の手違いであると、言わざるを得ない。
この為、その後の学習は3列4列の人達が1列2列の人に1冊貸して、全員が2人で1冊のテキストを使う事になった。
終戦後の学校ではよくあった光景である。

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