掘ったものを頂くことはあるが、直ぐ食べられる状態にしてのものだからありがたい。
ただ、申し訳ない気持ちが先に立って、恐縮しながら頂戴した。
掘るだけでも大変な手間なのに、皮むきから灰汁出しをして、保存用に氷まで添えてある。
徒疎かに食べる事が出来ない。
その日はたまたま自転車で来ていたから、氷が解けはしないか気をモミながら帰途のコース上にある「がってん寿司」で昼食を摂り、急いで帰った。
スライスにして一杯と思ったが、炊き込みご飯にすると言うので飲むのは止めた。
その出来たものが下の写真である。

本来は、もっとごちゃごちゃした食卓となっている。
油揚げの味が滲みて、此れなら一杯やりながら食べられると思ったが、後の祭りで後日にする。
関口さんのお蔭で初物が食べられ、この上ない喜びです。
独活がようやく芽を出したので掘り出して食べようとしたが、今回はずんずん大きくなり本葉になってしまった。
柔らかい芽が地上に出る頃でないと、硬くなってしまい食べられない。今回はフレッセイのもので我慢する。
しかし、独活はこのまま放置しておくと矢鱈大きくなり、アメヒトに食い荒らされてしまう。
葉っぱが食べられないかインターネットで調べて見たが、「胡麻和え」や「天婦羅」にして食べられそうであるが、新芽の状態のものである。
既に本葉がとなっている。 |
パソ爺の労働の対価が酒1杯である。此れでは使用人並みの宛がい扶持だ。
数日前に石灰を入れ、今日、作を切りをし、たい肥を底に敷き、一本一本植え付ける手間のおおごとさよ。
腰の痛さと、屈む辛さに耐えての作業である。
「いつ食べられる?」と、家の中から眺めていたご主人様は簡単にのたまわく。
ここは晩酌の都合が有るから、愛想良くして置かなければならない。
手前が下植木葱、上がニラ。 |
この強風のなか砂埃を浴びながら、パソ爺は素直に受け答えする。今夜の楽しみのために。
食卓に着く。
何時もの配膳だ、期待を裏切られた。
「今日は疲れたから、温まるか。」
「お風呂を先にするの?。」
「この間頂いたもの、有るだろう。」
「筍ですか。」
「じゃなくて、噛まないでも温まるもの。」
「ヒーターを点けるの?。」
「省エネルギー時代だから、ヒーターは付けないの。もっと簡単に温まるもの。」
「風が止んだら、気温が下がると言っていたから厚着すれば。」
「お酒でしょ。」
「お酒ならお酒と、最初から言えばいいのに。」
そんな事、言わなくても糟糠の妻なら気付く筈と、言いたいが言ってしまったらお終いだからここはグット我慢。何事も我慢。これが波風を立てない秘訣。
我が家で20年、可憐に咲くボタン |
「自分で燗をしたら。熱いの、冷たいのと難しいんだから。」
「牛乳で、チンでいいんだ。」
「肴は自分で作ってね、これからテレビで良いのが有るんだから。」
漫才である。
こうしてパソ爺は、「ひとり酒 手酌酒 演歌を聞きながら♪~。」予定量を消化し、ほろ酔い加減で眠りに就くのであった。
安い人生ですね。