2014年5月23日金曜日

Windows 8.1は?

Win7パソコンに8.1を入れて使ってみる。1台分が13,000円である。
直感的に使い辛い。とてもこんな物を高い金を出して買い替える気にはならない、と思わされた。
XpからVistaになっ時、こんな模様替えをして使う人が居るだろうかと思ったが、Win 8はそれ以上だ。
タブレット端末に似たトップ画面だが、そこから使うまでに3枚の画面を開かなければならない。
ようやくアプリがタイル状に配置された画面が表示される。

Xpなどは1枚目がスタート画面で、アプリのショートカットアイコンをクリックすればすぐ使えた。
ショートカットに出ていないアプリは、スタートをクリックすれば主に使うアプリが表示されていた。
それでも見当たらい時は、「すべて見る」から画面一杯に展開された。
Win 8は、起動電源を入れると初期画面がバンと表示され、それを【Enter】キー又は画面をクリックして切り替え、パスワードを入力して初期画面となる。
そこにあるアイコンは【ゴミ箱】と時刻、日付、無線ランアイコンのみ。
この辺はVistaもWin 7も同じで有ったが、タスクバーや通知領域にいろいろなアイコンが出ていた。

Win 8は其処からである。
左隅に窓アイコンがうっすらと表示されている。
それがスタートアイコンとなっているのでクリック。
そしてスタートと表示された画面になり、タイル状にアプリが表示されている。
個人の好き嫌いとして、これが印象的に良くない。
大中小のタイルが所狭しと並べてあり、アイコンとその名前が表示されている。
そこに並べきれないアイコンは、画面の下に矢印が有るのでそれをクリックする。
全てのアプリが整然と並んでいる。右にスライドさせて行く。この辺りはタッチ方式に適している。

しかし、なぜこうまで変え無ければならないのか、理解に苦しむ点である。
むしろ全てを音声で開く様に改良すれば、これからの時代にあったパソコンになると思う。
電源を入れたら、「パソコンを開始」と声をかければスタート画面になるとか、パスワードが必要なら読み上げさせるとかすれば簡単になる。
「セキュリテイ」と呼びかければ、現在のサポート状況や更新状況を表示され、次の操作のヒントを指示するとかすれば、セキュリテイが不完全なパソコンが少なくなると思う。

タイルの大きさは変えられるし、入れ替えやグループ化が出来るので、自由度は保証している。
「言語バー」が通知領域に固定され、これまで【一般】【人名/地名】とかの変換モードが消えた。
【あ】と【A】の切り替えで済んでしまう。
ここを右クリックすれば「IMEツール」の全てが収められている。
これまでも「言語バー」がうろちょろして邪魔な時があったが、今回はすっきりしている。
先程のアプリ一覧も、これまであちこちに収められていた機能を全て表に出した形である。
だから、ここを見れば必要な機能は全て揃えてある、と言いたいのであろう。
しかし、ビギナーには機能が有っても知らないし、名前も分からない。
使いようがない。だから使いたい機能を呼び掛ければそのメニューが出て、使い方を教えるように工夫をすればいい。
「画面を大きくしたい」とか、「字を大きくしたい」と言えば、そのメニューを出るようにする方が優しいパソコンである。

タッチ画面でないので印象は分からないが、ノートであれば画面が近いから指でなぞれるが、デスクトップパソコンではどうであろうか。
タッチ画面が適しているのは、スマホやタブレットではなかろうか。
これは指一本で動かせる方が操作し易い。
画面にキーボードを表示させても入力しづらい。
これは、タブレットで経験しているが、指がはみ出たりタッチセンサーが敏感で誤操作になる事が多いのではと、想像する。

パソコンは、高齢者やビギナーの意見を取り入れて改良しないと、パソコンに未来は無い気がする。
使いやすく、分かりやすく、さらに安く作ってこそ、これからの時代に合ったパソコンになる。
キーボードと睨めっこしたり、必要とする機能が何処に有るのか彼方此方クリックして滅茶苦茶にしてしまう事が無いよう、「表を作る」との呼び掛けでメニューが表示され、「ここに番号入力」と言えば枠に番号が入力され、「この列に1から入力」と言ったら通し番号を振るようにすれば一層使われ出すのではと、これからの開発者の英知とアイディアに期待したい。

この後いろいろ弄り回してみる。
音声入力がある。
コントロールパネルの「音声認識」で設定をする。
知らなかっただけである。
スタートの電源は手動で入れ、パスワードもキーボードから入力する。
次の画面で「スタート」と発声する。
タイルが並んだスタート画面に切り替わる。
「ワード」と発声。
Wordの初期画面になった。
「挿入」と発声するとタブが動き、「画像」と発声すればピクチャーホルダーが開き画像を選択して「挿入」と言えば画像が貼り付いた。
気付きませんでした。
解説書にも記述されていないため、コマンドが適切でないとこも有るので上手く行かなかったが、「シャットダウン」と言えばOSが終了した。
やれたんです。失礼しました。


1 件のコメント:

  1. 新しい事にどんどん挑戦する先生尊敬の眼差しで読ませて頂きました。
    私のPC,win7にもコントロールパネルから「音声認識」見つけました。
    でも、其の後の設定の自身がなくそのまま閉じて仕舞いました。
    此れだから何時に成っても進歩無しなんですね。

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