2014年3月3日月曜日

PPTXプレゼンに音声を貼り付ける

平成26年2月28日、第11回シニアパソコンフォーラムを開催した。
Mネットでエース的存在の大村幸弘氏が「Windows Xpのサポート終了について」と題した基調講演と伊勢崎市出身の落語家、春風亭勢朝師匠をお迎えしてのアトラクションである。
落語は、さすが芸歴35年と長いだけに楽屋噺から芸人仲間の珍談奇談、古典落語「大師の杵」「ねずみ」の二席を披露し、会場の爆笑を誘った。

基調講演は、パワーポイントで作成したプレゼンと画像印刷テキスト併用での解説で分かり易く、身近な例題を引き合いにしての話であった。
この折角の講演を記録にとり、今後の教材にしようと試みる事にした。
思い付くのは簡単であるが、誰も手を挙げるものはなく言いだしっぺで引き受けざるを得ない羽目になってしまった。

録音は文化会館にお任せをしたが、持参したCDにCD-DA形式(コンパクト・ディスク-デジタル・オーディオ・フォーマット)で拡張子がWAV方式(Windows標準の音声ファイルの形式)50分近い記録となった。
データ容量は515MBとなる膨大なものである。
これとプレゼンファイル2MBをCDに記録するのは可能であるが、容量が大きすぎて取り扱いが遅くなると判断し、515MBの音声を圧縮する事にする。

以前、各講座で紹介した事のある、カセットテープ音楽をCDに記録し直したソフト「デジ造」を使いMP3にする。
これで515MBが70MBに圧縮された。
後は画像ごとに分割するだけであるが、これが悪戦苦闘、試行錯誤、飛んで火にいる夏の虫ならぬ引き受けて後悔をしての操作となってしまった。
講演に先立ち、大村さんには画面ごとの切り替えには「次に」とか、「これは」とかの間を入れるようにお願いをしたが、壇上に立ってしまうとそんな事は忘れてしまったのか切れ目が分からない。
音声波長が延々と続くので、何度も聞き直しては切り取っての保存となってしまった。
この作業だけで8・9時間かかってしまった。

幸いにもプレゼンの画面は17コマに番号が振られていたので、分割音声は同じ番号として保存すれば貼り付けを間違わずに済んだ。
が、簡単には行かない事がある。
「え~」とか「あれ?」や私語的な言葉を削除し、必要な文言のみを画面に貼り付ける手間が結構かかる。
何度も聞き直して、切れ目を特定しなければならない。
そのうえ、「デジ造」の編集操作を忘れているのも長時間の原因であった。

切れ目が特定できたら、範囲指定をして【切り取り】【新規作成】【貼り付け】【名前を付けて保存】と、これが一連の手順であるが、この間にソフトが【編集後を保存しますか】と聞いてきたり、範囲指定もクリックの方法が右と左クリックで異なり、飛んでしまったり、間違って保存したり、「デジ造」が無言になったりと、教えた人間が忘れているのだから教えられた人は「デジ造」すら忘れているのではと、つくづく思い知らされてしまった作業となった。

次の問題は、曲がりなりにも出来上がったものを月曜日からの講師に送る方法である。
50MBとなっているので、メールには容量オーバーで添付できない。
CD9枚にコピーをして渡す方法も考えるが、しかし渡す場所が采女公民館、絣の郷、、新栄町会議所、生涯学習館とあちこちである。
そこで、Googleドライブを利用する事にした。
今はやりのクラウド方式というもので、Googleのなかの貸倉庫的なもので15GBある。
そこにアップロードして、役員のメールアドレスを登録して「共有」設定すれば済み、役員にはメールと共有したとの文言とアップロードした先のアドレスが通知されるので、それをクリックして自分のパソコンにダウンロードするだけである。

今日現在、ダウンロードしたとの連絡は3人だけで、後の人はどうしたのか。
普段使い慣れていないから、こうなった場合に戸惑うかもしれない。
各人の健闘を俟つしかない。





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