2013年9月30日月曜日

ゴーヤ棚 秋風たちて 影長し

この夏の猛暑を防いでくれたゴーヤーの棚も、ここ数日の肌寒さにはうっとおしく感じられ、また、毎朝の水遣りも負担になって来た。
昨年は強風と樹の重さに崩落して10月上旬には片づけてしまったが、今年は今もって勢いが衰えず繁茂している。
ゴーヤーも収穫出来、ジュースや佃煮を作っている。

ゴーヤーの苗をイズミから20本購入し、プランターに元肥入り培養土で2本ずつ定植したのは5月初旬だろうか。
それから「伸びよ、葉を出せ、実を付けよ」と、朝の水遣りがパソ爺の日課となり、
1メートルほどになってから軒先の網に絡め、横に広げるため芯摘めをし追肥や除草をして育て上げた。

しかし面白いもので、同じ店で大きさも同じ苗を購入し、定植後の手入れも同じようにしながら大きくなると其々の育ち方が違う。
日当たりが一番良く、風通しの良いと思われた倅達が住む南窓の勢いが悪く、実の付け方も悪い。
例年は収穫が忙しい位に実を付けたのだが、今年は不作である。

次は我が家の西のものが悪い。
此処は柿木が日陰となり、西隣家の影響もあるのか葉の密集度がまばらで、樹勢が悪い。プランターを5ケースも置いたが効果が薄い。
実は付けるが直ぐ黄色くなり、ものにならない。

一番勢いが有るのが居間となっている部屋の南方である。
今もって葉を茂らせ、実を付けている。
写真の様に青空とのコントラストも良い。

毎日老夫婦がバナナと牛乳でジュースを作り飲んでいる。
気のせいか便通が良くなり、胃の調子も快適である。
しかし、この肌寒さで撤収も早まるのではと思うが、最後まで水遣りをしてやるのが熱中症から防いでくれた返礼であろう。
老骨に鞭打って、あと少しの間、バケツでエッチラオッチラ運ばなくては。




2013年9月14日土曜日

画像と図形のグループ化

Windows XpとOffice2003及びInternet Explorer6のサポートが2014年4月9日で終了する事になり、Xpパソコンを使用している既存ユーザに与える影響が心配されている。
それほどまでに普及し使い慣れたパソコンのサポートを、ソフトメーカの都合でサポート終了が宣言され、ある日を境にウィールスの脅威に曝される理不尽さには驚きを超し、怒りさえ覚えて来る。

しかし今回は、それがテーマではなくWord2003と2007と2010で「画像と図形のグループ化及び回転」の操作を述べたい。
あくまでも浅学非才の見解である事をお断りしておきます。

左画像は、この夏、高齢者夫婦を熱中症から防いでくれた苦瓜の棚である。
デジカメ写真に図形で「苦瓜棚」と文字入力したものをグループ化して、回転させたものである。

Word2003とWord2007では大幅に操作方法が異なり、Word2007とWord2010でも微妙に操作が違い、Word2003では未熟さ故かグループ化しか出来なかった。
今更XpとWord2003の手順を復習しても、との感が無いでも無かったが、持ち込みパソコン教室ではXpを持参する人もいるから確認して置かなければならない。

Word2003のツールバーとメニュバーは、Word2007及び2010のタブとリボンで整理されたものと根本的に異なり、思い出すのに手間取った事は「慣れとは怖い」ものと感じた。
その違いが有っても、画像を挿入して図形で文字入力する手順は余り変わらないが、グループ化と回転に違いが出る事に気づかされた。

Word2003では「図形の整理」を表示させ、そのメニューの中にグループ化のツールがある。
しかし、回転は出来ない。
メニューはあるが、有効になっていないため操作が出来ない。

Word2007では、「新しい描画キャンバス」を挿入タブの図形のグループから開き、そのキャンバスの中でグループ化をするが、入力文字も含めた回転をさせるにはもうひと手間がかかる。
グループ化した画像を「切り取り」そのまま「貼り付け→形式を選択→図(メタファイル)」と操作をし無ければならない。

Word2010はWord2007の後継ソフトで有るから、この点は改良されている。
ただ、文字列の折り返しは「行内」を他の設定にする必要があり、それさえして置けば「Shift」キーを押してそれぞれを選択し、タブの「描画ツール(図ツールでも可)アイコン」をクリックし書式にして、「配置」グループの「グループ化アイコン」をクリックすれば一体になる。これは簡単に出来る。
画像と図形内の文字の回転はオブジェクトの選択状態にして、「回転アイコン」で90度・左右・上下回転が簡単に出来、上画像の様な形は画像を選択して緑の回転ハンドルが表示されるので適当な角度に回転させればいいだけである。これも簡単である。

以上、異なるWordのバージョンで操作をして見たが、古いバージョンは忘れるのが早い。
この他に、別な操作方法が有ればご教授いただきたい。










2013年9月8日日曜日

2020年の東京オリンピック開催決定に思う

先ずは関係者のご努力とご労苦に謝意を表したい。
しかし、有るコメンテータが発言していた。
オリンピック招致に反対するものではないが、東北を元気にするとか、被災地に勇気を与えるとかの理由は要らない、と言うものであった。
確かに今の被災地は、同情するなら一日も早く衣食住を保障して呉れ、放射能を除染して故郷を復元して呉れ、が偽らない心情ではなかろうか。

このオリンピック誘致で日本中が湧きかえり、土木、建築、スポーツなどの関連産業が利権に群がりオリンピックバブルを呈するものと思う。
この事は、借金で住宅を新築したサラリーマンが豪勢な新築祝いを開き、宴の後に泡沫の夢と散る様なものに似ている。
国民を元気にする、日本を蘇らせる、としたキャッチフレーズは、自民党の「日本を取り戻す」と共通する響きを感じるのは僻目か。

オリンピックに使える金はあるが、社会福祉、取分け障碍者、高齢者、低所得者の救済に回す金は切り詰め、負担増、消費税8%にしなければ維持出来ないとして値上げのラッシュである。
7年後のオリンピックの後に何が待っているか、財政破綻と超不景気にならなければ良いが。
我々高齢者は時代の証言者として命を長らえなければならない。
ただそれだけでも長生きする目標設定は出来る。
身体を丈夫に、惚けない様に、自分の信念を持っていられる人生を送りたいものである。