2015年9月6日日曜日

Windows10を操作してみて

Fujitsu製パソコンとHewlett-Packard (hp)にWindows 10をインストールした結果は既に述べた。
製造年月日が2010年であったFujitsu PCは結局Win 8.1で使用するしかなく、アップグレードに成功したhpを中心に検索や印刷をしている。
幸いメーカ非対応とのコメントにも拘らず、Canon PIXUS MP 610は順調に動いてくれている。
さぞやWin 10からの想定外の指示に戸惑っているのかもしれない。

10日余りWin 10を操作したり、いろいろ設定を変えたりした感想を述べる。
実際、10日余りの操作で何が分かるか、と言われそうだが、未熟は未熟なりの感じ方があるものと、ご理解いただきたい。
先ず起動しての印象であるが、Win 7以前に戻したといわれるスタートメニューは総体的にWin 8.1の流れが残っており、電源を入れメニューを表示させるまではほぼ同じ経過をたどっていた。
又、メニューは上下にスライドさせて表示出来るが、タイル状のアプリはそのまま残し、「すべてのアプリ」はアルファベット順の表示である。これはWin 8.1のタイル表示と同じ列挙方式である。

Win 7に戻したと思われる点は、よく使う主なアプリが表示され、電源ボタンや設定ボタンがその下に表示されている。
Win 8.1当時はチャームなどという操作をさせていたのが、それを無くしてストレートに操作出来るのは良い。
タスクバーに検索ボックスが追加されたのもいい改良である。
画面右下の通知領域も変わった点がある。
「新しい通知」アイコンが加わり、メールの着信を知らせる他に、これをクリックすると「アクションセンター」なるものが開き主な設定が出来る入り口となっている。
「アクションセンター」というと、Win7では三角旗アイコンが付いたセキュリティの設定場所であったが、Win 10では性格が違っている。これはWin 8.1の「チャーム」に代わる機能との事だが便利なものである。

Microsoft Edgeと言うInternet Explorerとは別にインターネットブラウザーが追加された。
屋上屋の感がしないでもないが、それなりの機能を備えているしCortanaが有効になればかなり使えるのではなかろうか。
そうした観点から臥竜点睛を欠く感のある、Cortana日本語版の公表が遅れているのが残念である。
英語版の紹介では、会話や雑談まで可能との事で早い公表が待たれる。

仮想デスクトップと言う機能が装備された。
Xp当時にも有った機能と言うが、覚えていない。
組織的にパソコンを利用する企業などで導入され始めたシステムらしいが、その機能が個人が利用するパソコンでも利用出来るとの事で使ってみる。
デスクトップ画面を切り変えて別の仕事をする訳だが、そのためのアイコンが画面下の「タスクビュー」として位置づけられており、WordやExcelで操作をしている時などに、全く違ったアプリケーションを起動させたい場合に新たなデスクトップ画面を表示させることが出来る、というものである。
これまでは最小化ボタンで出し入れをしていたので利用効率が今一である。


以降次回

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