複数のオーディオCDから好きな音楽をパソコンに取り込み、一枚にまとめる講座をしている。
まず、書き込み用として音楽用CD-R(700MB/80分)を用意し、Windows Media Pleyerで書き込みをすることにした。
その他にも、RealPlayとかRoxio Creatorなどが用意されているが、今回はWindowsのものを使用してテキストを作成し講義をしている。
取り敢えずパソコンにオーディオCDから好きな楽曲の取り込みをする。
その際、メニューのツール→オプション→音楽の取り込みで【形式】をMP3に設定をする事を話す。
圧縮をするためである。
こうする事によって一枚の音楽用CDに100曲程度纏められると話す。
これが講師の不勉強で、受講者に誤解を与えてしまった。
楽曲の時間は3分から4分弱であるから、どうMP3に圧縮しても3分が1分になって書き込まれる訳ではなく、3分は3分であるから10曲で30分、4分物が10曲で40分となる。
その計算でしか入らないから、80分の音楽用CDに100曲も入りますよ、なんて説明したら受講者は信じてしまい、とんだ誤解を与えてしまい苦労をさせてしまった。
例えば、石原裕次郎の「北の旅人」の再生時間は4分21秒である。
これをMP3で読み取ると3.97MBとなり、原音に近いwavで取り込むと43.8MBとなる。
圧縮の差が歴然としている。
しかしどちらも4分21秒が書き込み時間であり、再生時間であることに変りはない。
このことをどう解説し、理解してもらうかがCD講義の核心であったのだ。
それには設定方法の違いを知る事であった。
パソコンに取り込んだ楽曲を音楽用CD-Rに書き込む際、書き込みオプションで【オーディオCD(A)】を指定して書き込むとCDの上限時間80分に制限されるという事である。
これを【データCDまたはDVD(D)】にチェックを入れて書き込むと、圧縮されたデータ量で書き込まれるので100曲以上書き込む事が出来る、その違いであった。
しかし、大量に書き込めても問題はある。
ファイナライズをさせなければ再生しない。
これはROXIOで処理出来るから問題はないが、それとても初めてのソフトであるから難解である。
また、再生出来るのはパソコンか高機能のPM3対応オーデイオに限定されてしまうことである。
CD-Rでの書き込み及び再生には曲数を限定してどんなオーディでも聴けるようにするか、はたまた再生機器は限定されるが圧縮して曲数を目一杯書き込むかが音楽CD作成の使い方であり、分かれ道でもある。
こうした違いをかみ砕いて説明をしないと受講者は迷ってしまう。
偏に講師の不断の勉強と、いろいろなケースを知って置く知欲に掛かっている。
無駄にするCD-Rの多い事、安いのが救いである。
先生の解説、大変勉強になりました。
返信削除ひろしさん
削除さわやかPCでも不勉強な説明をしたと思いますと、恥ずかしく冷汗一斗?いや三斗の思いです。